クロスバイクタイヤおすすめ14選｜タイヤ交換の値段や700×28Cサイズも

700×280のクロスバイクのタイヤを交換する人は多くいますが、なぜ交換するのか知っていますか？実はクロスバイクのタイヤを交換すると、走りの快適さが変わるからです。

クロスバイクを乗る目的は、通勤・通学や趣味のツーリングなどさまざまです。目的や場所によってぴったりのタイヤは異なります。

そこでこの記事では、クロスバイク自体の特徴やクロスバイクタイヤの選び方、寿命の目安やタイヤ交換の値段について紹介します。クロスバイクタイヤのおすすめ10選もあわせて紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

クロスバイクは、ツーリング・通勤・通学用としても人気のスポーツ自転車です。お買い物・街乗りなど日常使いから軽い運動としてまで、クロスバイクは幅広く使えます。サイクリング向けのロードバイクと混同しがちですが、より普段使い用に近いのがクロスバイクです。

クロスバイクはママチャリよりタイヤは細く、ハンドルは状態を起こして走れるフラットバーハンドルが特徴として挙げられます。また重量は10〜13kgほどで、5〜10万円程度が相場です。

クロスバイクのタイヤを交換すると、走りや乗り心地がアップします。具体的には、以下の通りです。

• 加速が楽になる
• スピードが伸びやすくなる
• パンクしづらくなり、長持ちする
• 乗り心地がアップし疲れにくくなる
• 安全性アップ

タイヤは常に地面と接した状態で高速回転するため、自転車の走行状態や性能に大きく影響します。そのため街乗り・運動など目的や場所に合ったタイヤに交換して、クロスバイクの走りをよりよくしましょう！

クロスバイクと同じサイズのタイヤでなければ取り付けられないため、まずはタイヤの直径に合わせて選びましょう。

タイヤにはたとえば「700×28C」のように記載があります。この場合「700」がタイヤの直径で、「28C」がタイヤの太さです。直径の主流は700Cですが、たまに650C・29erといったサイズが違うタイヤも少なくありません。初めてタイヤを購入する人は、特にしっかりチェックして間違わずに買いましょう。

30C～35Cの太めのタイヤは、段差などの衝撃に強く、パンクしにくい特徴があります。また、太いタイヤは地面からの振動を少なくし、快適な乗り心地を提供します。そのため、通勤通学や普段使いに適しています。特にママチャリのタイヤは35Cくらいの太さが一般的です。

タイヤが太いほど安定感があり、初心者や通勤・通学用におすすめです。また細いタイヤは軽くスピードが出やすいため、サイクリングにおすすめできます。ただし、太いリムに細いタイヤや狭いリムに太すぎるタイヤははめられないため、注意が必要です。

タイヤの繊維密度は乗り心地に大きな影響を及ぼすため、選ぶ際は必ずチェックしましょう。繊維密度は「TPI」数値で確認し、数値が高ければ高いほど乗り心地のよさを表します。

• 30TPI：1本2,000円前後の安い価格帯に多い
• 60TPI：1本4,000円前後と平均相場に近い
• 120TPI：1本5,000円以上する高性能なタイヤ

繊維密度が高いと、それだけタイヤ全体がまとまり衝撃を吸収しやすくなるのが特徴です。安全性が高く、バランスのいい走行に繊維密度の高さは欠かせません。

タイヤの形状が粗いほど、悪路でのグリップ力が高くなり、溝がないほど舗装路で抵抗が少なくなる為、走りが軽快になります。行く場所でタイヤを変えて一番適したタイヤで走るのがおすすめです。ここでは用途に合わせたタイプ別におすすめの形状を紹介します。

• クリンチャータイヤ：乾いた舗装路を走るのんに最適。ロードバイクなど街乗り用のモデルにおすすめ。
• チューブラータイヤ：MTBや通常のクロスバイク・ツーリング用におすすめ。
• ブロックタイプ：クロスカントリーや土や砂利が敷かれやた路面、急な坂を上るときなどにおすすめ。

ぜひそれぞれの特徴を参考に、目的にぴったりのタイヤ選びをしてみてください。

「トレッド」と呼ばれる、タイヤの溝で選ぶのもおすすめです。溝のないスリックタイヤ・溝のあるオールコンディションタイヤがあり、乗り味は異なります。溝がないとパンクしづらく、溝があると砂利道で安定感があるのが特徴です。多少の性能差はありますが初心者や日常使いであればあまり変わらないため、好きな溝で選んでも問題ありません。

またタイヤ自体にカラーが入ったものもあります。自分のセンスに合うカラーも、ぜひ探してみてください。

クロスタイヤの人メーカーで特に人気なのが「パナレーサー」と「ミシュラン」です。ここではそれぞれの特徴を紹介します。

• Panaracer（パナレーサー）：国産自動車タイヤブランド。高品質・高性能はもちろん、ロードバイクやクロスバイク、MTBからオフロードまでラインナップが豊富なのも人気の理由の1つです。また、金額もさまざまなので、自身の予算にあったタイヤ選びが可能です。耐久性の高さからプロにも使用されており、走りのよさも期待できます。　

• MICHELIN（ミシュラン）：元々農機具やゴム製品を製造する会社だったミシュラン。クロスロード用からまでMTBまで種類も豊富で、その中でもそれぞれに特化したもを取り扱っているのも人気の理由です。また、点検作業にも力を入れており、トラブル未然防止などの安全性の向上にも努めています。

自身の走りをよりいいものにする為にも、ぜひ購入の際に参考にしてみてください。

クロスバイクタイヤの寿命は、チェーンと同程度で3,000〜4,000kmほどです。寿命の期間は乗る頻度や乗り方によって異なります。街乗りで一般的な使用であれば、2年ほどが平均的です。

タイヤは劣化するとトレッドなどが徐々にすり減り、紫外線などにより表面がひび割れます。ゴムの硬化が進めばタイヤの交換の目安でタイヤの寿命と判断可能です。

クロスバイクのタイヤ交換にかかる値段は、選ぶタイヤのグレードや店によって異なります。あくまでも参考値として目安にしてください。

タイヤ片方の値段は安いもので2800円、高いもので8000円ほどで、大手サイクルチェーンでの工賃は1本1,000～1,200円です。また、作業時間は15分程度で終わります。

本記事ではクロスバイクのタイヤ交換のよさ・交換タイヤの選び方を紹介しました。クロスバイクはタイヤを交換するだけで、乗り心地や走りまで大きく変わります。クロスバイクを持っている人は、本記事を参考にタイヤ交換をしてみてください。クロスバイク自体にも興味がある人は、以下の記事もあわせてチェックするのがおすすめです。