超辛口の日本酒おすすめ10選｜人気のばくれん・春鹿も【おいしい飲み方は？】

法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されており、酒類の販売には年齢確認が義務付けられています。

超辛口の日本酒は、すっきりとしたキレのある味わいが日本酒通に人気です。超辛口の日本酒は、甘みが少ない日本酒ですが、舌が痛くなるような辛さではありません。

また、辛口には辛口・大辛口・超辛口などや、さまざまな価格帯があり、どれを選んでいいか迷ってしまいますよね。日本酒を辛口と判断するには、日本酒度・酸度・アミノ酸度などを参考にしますが、冷や・熱燗などの飲み方や日本酒の特性によって味わい方が違うので注意が必要です。

そこで、本記事では、辛口の日本酒についてや、超辛口の日本酒の選び方・おすすめ10選を紹介します。ランキングでよく取り上げられる有名産地の日本酒も紹介します。安い価格のものから、高級なものまで厳選しているので、ぜひ試してみてください。

日本酒が辛口かどうか見極めるには、日本酒度を参考にする方法があります。日本酒度とは、日本酒の糖分濃度を表した指標で、日本酒度がプラスであるほど辛口、マイナスであるほど甘口な味わいになります。

日本酒度は、一般的な日本酒は0～+1.4、+1.5～3.4がやや辛口、＋3.5～＋5.9が辛口、＋6.0以上が大辛口、＋10以上を超辛口の目安です。ただし、日本酒は酸度・飲み方などによって味わいが変化します。そのため、日本酒度だけでは正確な味わいを判断できないため、参考程度に押さえておきましょう。

辛口かどうか見極めるもう1つの方法は、酸度・アミノ酸度の指標です。酸度は、日本酒に含まれる乳酸・コハク酸・リンゴ酸などの量を数値化したものです。酸度は高いほどキレに影響し、辛口になります。

また、アミノ酸度は日本酒にコクを与える成分です。アミノ酸度は低いほど濃醇な飲みごたえで辛口になるのが特徴です。ぜひ日本酒度と合わせて酸度・アミノ酸度もチェックしてみてください。

日本酒は、冷酒・熱燗・常温などの飲み方の違いによって、辛口の感じ方・味わいが大きく変わります。さらに、日本酒の銘柄によって冷や・常温・熱燗向きなどの種類があるので、飲み方や好みに合った辛口を選ぶのが大切です。

また、辛口の日本酒でも冷やで飲むと、すっきりと爽やかな口当たりになったり、熱燗だと甘さや辛さが際立ったりします。飲み方によってさまざまな味わいが楽しめるので、ぜひ飲み方にもこだわりましょう。

超辛口の日本酒を選ぶなら、日本酒度が+10以上のものを選ぶのがおすすめです。スパッとした強い切れ味で、お米の旨味やコクの深さが楽しめます。

ただし、日本酒度が+10以上であっても、人によって味わいの感じ方が違うため、参考程度にみておきましょう。以下で、普通・やや辛口・辛口・大辛口・超辛口の日本酒の目安の数値を紹介します。

• 普通…0～+1.4
• やや辛口…1.5～3.4
• 辛口…+3.5～+5.9
• 大辛口…+6.0以上
• 超辛口…+10以上

日本酒度だけでなく、酸度が高い・アミノ酸が低い日本酒を選ぶのがおすすめです。酸度は日本酒にキレを与える成分で、乳酸・クエン酸・リンゴ酸などの酸度が高いほど辛口になります。

一方でアミノ酸は、日本酒のコクに影響を与える成分で、アミノ酸度が低いほど辛口になるのが特徴です。より辛口の日本酒にこだわるなら、酸度・アミノ酸度にも注目しましょう。

超辛口の日本酒の味にこだわるなら、日本酒が有名な産地にこだわるのがおすすめです。日本酒の有名産地といえば、新潟県・岐阜県・京都府などがランキングでよく取り上げられていますが、全国各地にさまざまな酒蔵があります。

また、産地の水・米・麹など、使う原料や作り方によって日本酒の個性が楽しめます。素材の旨味を感じられるので、ぜひ産地にもこだわって選んでみてください。

超辛口の日本酒は、安いのものから高級なものまで幅広い価格帯で購入されています。自宅用で飲むなら1本1,000～2,000円程度の安い日本酒がおすすめです。超辛口に初めて挑戦される方は、特に720mlの小さい容器の安いものから始めてみましょう。

また、贈り物には「八海山 大吟醸」「久保田 萬寿 純米大吟醸」など高級な日本酒がおすすめです。父の日・母の日・誕生日などのお祝いのギフト、さまざまなシーンに喜ばれます。

全国に約50店ほどしかない特約店のみでしか販売されない、プレミアムな超辛口の日本酒です。あずき色ラベルから「赤ばくれん」とも呼ばれ、日本酒愛飲家の間で絶大な人気を誇っています。日本酒度+10以上が超辛口にあたりますが、この赤ばくれんは日本酒度が＋18～＋20もある超辛口中でも特に超辛口の日本酒です。

辛くて刺激的なだけの超辛口ではなく、日本酒らしい米のふくよかさ・まろやかさの中にキリっとしたシャープなキレがあり、上品で飲み飽きない味わいが魅力です。

春鹿の超辛口は、世界10数か国に輸出され、世界の日本酒愛飲家たちにも愛されている超辛口の日本酒です。雑味の少ない純米製法で醸されており、淡麗辛口のクリアな飲み口で喉元をするすると流れてゆき、しっかりした旨味の余韻が口中に広がります。

米を磨きに磨き、仕込み用に濾過した特別な水を使い、こだわり抜いて造られた超辛口純米酒は一度は飲むべき逸品です。

プレゼントにするなら飲み比べセットはおすすめです。一度に多くの日本酒を楽しめるので自分の好みの味を見つけやすくなります。また、相手の好みがわからなくても幅広く好みをカバーできるのではずれがないです。一本ずつ買うより安く済むのもポイントの一つといえます。

日本酒は飲み方・温度によって味わいが変化します。冷や・熱燗・常温などで味わいが違うため、以下で特徴を紹介します。

• 冷や…香りが落ち着き、すっきり飲める
• 常温…日本酒本来の味が楽しめる
• 熱燗…ふくよかな味わいでツンとした辛口感が楽しめる

さらに、日本酒の飲む器やグラスにこだわるのもおすすめです。平な器は酸味を感じやすく、深めの器は豊かな香りとコクを感じられます。また、冷やなどは涼しげのあるグラスがおすすめです。

超辛口の日本酒に合うおつまみと一緒に楽しむと、より贅沢で美味しく楽しめます。特に、お刺身など生魚と相性が抜群で、日本酒が魚の生臭さを消してくれます。

さらに、天ぷら・唐揚げなどの揚げ物系・焼き鳥や塩辛など塩辛い料理などもおすすめです。脂っこい・濃い味でも、日本酒ですっきりと洗い流し、口の中をクールダウンしてくれる効果もあります。

ぜひ、一緒に食べるおつまみにもこだわってより美味しく超辛口の日本酒を楽しみましょう。

超辛口の日本酒は、日本酒度・酸度・アミノ酸度などの数値や、飲み方によっても味わいの感じ方が違います。日本各地にたくさん日本酒が販売されているので、ぜひ本記事の選び方やおすすめ商品を参考に超辛口の日本酒を楽しみましょう。また、こちらの日本酒の記事もあわせて参考にしてみてください。