日本酒「亀泉」のおすすめ7選！評価は？CEL24から純米大吟醸まで

亀泉は高知県の日本酒でフルーティーで香り高く飲みやすいのが特徴です。特に注目されているのがCEL24で、亀泉の中でも最も華やかな香り高い銘柄です。その飲みやすさから日本酒好きだけでなく日本酒初心者の方にもおすすめです。

しかし、本当に日本酒苦手でも飲めるの？逆に日本酒好きには物足りない？など疑問もわいてきます。また、亀泉は種類が多くて何を飲めばいいか分からないなどの声も聞かれます。

そこで、今回は実際に亀泉を飲んだ方たちの口コミを紹介しながら、亀泉の特徴や魅力・おすすめの銘柄を紹介していきます。亀泉の購入方法も紹介しますよ。購入やプレゼントを考えている方は是非参考にしてみてください。

亀泉は創業120年の亀泉酒蔵で造られている日本酒です。亀泉酒蔵は明治30年に現在の土佐市出間で、日本酒好きの11人が有志で集まってできた酒蔵です。街道沿いに枯れることのない泉「万年の泉」がありこれを名前の由来として亀泉が造られました。

有志でできたこの酒蔵は、新設当初は酒が腐ってしまう腐造などの失敗や資金調達不足など多くの困難を乗り越えながら、こだわりのお酒を造り続けてきた歴史もあります。それから「美味しい」「楽しい」「面白い」にこだわり製造を続けています。

美しい水から醸されるお酒は淡麗辛口のものが多いですが、香りはフルーティーなのが特徴です。この香りは酵母によるもので、高知県工業技術センターで開発された最新の酵母での酒造りにも取り組んでいます。CEL-24は甘酸っぱい香りが強く、平成25年になって開発されたAC-95も香り高いお酒に仕上がります。

酒米は兵庫県産山田錦や土佐錦・吟の夢などの高知県産酒米を積極的に使用しています。近年ではリキュールや微発泡の日本酒も造られており、酒蔵のオリジナリティーを感じさせる商品も登場しています。

亀泉の中でも最も香り高く、人気も高いCEL24は初心者にもおすすめの1本です。アルコール度数が14度と低めなので、誰でも飲みやすくセルの愛称で親しまれています。県内外にファンが多く、亀泉を代表する商品です。

開けた瞬間にパイナップルやメロンのようなフレッシュな香りが広がり、酸味と甘みのバランスがいいのが特徴です。白ワインのようで、甘口ですがスッキリと飲めるので日本酒が苦手な方でも飲みやすい銘柄です。

亀泉純米吟醸吟麓は、酒米に高知県産酒米の吟の夢を使用し、地元の方からも絶大な人気を得ている日本酒です。こちらもCEL24と同じくやさしい口当たりなので日本酒初心者にぴったりです。

リンゴや洋梨を思わせるような華やかな香りと、フレッシュな酸味とほどよい苦みが楽しめます。華やかな香りがあるにもかかわらず肩肘張らず飲めるお酒で、どのような料理にも合わせられるので食中酒としておすすめです。

貴賓は、2019SAKE Competition Goldにて純米大吟醸部門10位を獲得したお酒です。山田錦を40％まで精米して造っており、喉ごしがなめらかでキレのある味わいで人気です。

火入れ酒と生酒があり、りんごのような華やかな香りと米の旨みをしっかり感じられます。魚介類を中心とした和食との相性が良く、あっさりとした食事とも合います。ハイランクのお酒を楽しみたい方や、お祝いの席・贈答用にぴったりです。

スパークリング純米吟醸KAMEIZUMI Perle（ペルル）は年間約600本しか作られない希少なお酒です。希少価値の高いプレミアムなお酒が欲しい方におすすめです。

製法はシャンパーニュと同じで、瓶内二次発酵製法による発泡です。きめ細やかな泡が特徴で、芳醇な香りと柔らかな甘みが感じられます。ペルルは真珠を意味し、このなめらかな泡はシャンパングラスで味わうのがおすすめです。

酒家長春萬壽亀泉は、亀泉酒蔵のハイエンドのお酒で、蔵本の最高峰と言われています。山田錦を贅沢に35％まで精米し、香りの高さ・酸味・甘みどれも落ち着いている大人の贅沢な日本酒です。日本酒が分かってきたから少し上のランクのものを飲んでみたい方、日本酒好きの方に最高の贈り物をしたい方などにおすすめです。

グラスに注ぐと普段飲むお酒とは別格の華やかな香りと、少々の酸味の後から旨みが追ってきます。しつこさもなく上品な仕上がりです。

実際に亀泉を飲んだ方はどのような評価をしているのでしょうか。口コミを紹介していきます。

フルーティーで飲みやすいとの意見が非常に多かったです。特に日本酒が苦手な方が飲みやすいと評価していました。甘口なので、好みによって料理に合わせにくいと感じる方や、日本酒を飲み慣れている方は辛口も飲みたくなるとの評価がありました。

亀泉は直販店・特約店などもなく、販売店も公式サイト上で公表していません。亀泉は直接販売を行っていますが、予約制なのでいきなり行っても購入できません。予約をする場合は前日までに済ませましょう。すぐに欲しい方は、公式サイトから問い合わせをすると近くの取扱店を教えてくれます。

亀泉は大手通販サイトでも購入できます。しかし、正規の価格ではない場合があるので注意が必要です。さらに、日本酒を専門に扱っていない通販サイトでは品質管理が行き届いていない場合があります。

亀泉には生酒など温度によって品質が劣化してしまう銘柄もあるので、できるだけ日本酒の専門ショップを選ぶのがおすすめです。

亀泉には生酒と火入れの2種がある場合が多いです。生酒はできるだけ冷酒で飲むのがおすすめですが、亀泉の場合火入れした銘柄でも非常に華やかで香り高いお酒が多いので、できるだけ冷酒で飲むのがおすすめです。

和食との相性が良く、いかや白身魚などの料理と合わせて楽しみたいです。

亀泉では期間限定品は多くありませんので、希少価値が高くなる傾向にあります。見つけたら早めに購入するのがおすすめです。毎年歳末にできる新酒「しぼったばっかし」は蔵の日本酒絞りたての味が楽しめます。

期間限定ではありませんが、「純米大吟醸亀の尾」や「純米吟醸原酒高育63号」は酒米や酵母が希少なので広くは出回らないお酒です。希少なお酒が欲しい方はチェックしてみましょう。

老舗メーカーである土佐鶴酒蔵を代表する銘柄で、全国新酒品評会で何度も金賞を獲得しています。原酒を桶から直接瓶に詰めており、吟醸酒の華やかな香りと芳醇な味わいが特徴です。

刺身・天ぷら・煮物などシンプルな料理と相性が良く、料理と合うお酒を探している方や実力派の銘柄が欲しい方におすすめです。

高知県出身の吉田茂元首相も飲んでいたと言われる純米酒です。米本来の旨みやコクが感じられ、爽やかさを感じられるのでさらりと飲める日本酒です。

常温だけでなく冷酒でもぬる燗でも美味しくいただけます。飲み飽きせず、どんな飲み方でも楽しめる銘柄を探している方におすすめです。

南は南酒造場の希少酒で、日本酒愛好家の中では幻の日本酒と言われています。特別純米では山形県産の出羽燦々を使用し、精米歩合50％で雑味を残しながら丁寧にお酒を造っており、淡麗辛口ながら芳醇で甘みを感じるお酒に仕上げています。

高知県ならではの水質の良い清流の水を使用しているので、高知県で見つけたら手に取ってみたい1本です。

亀泉はフルーティーで飲みやすく、特に日本酒初心者の方におすすめのお酒です。国内外の評価も高いので、今後さらに人気が高まるお酒でもあります。甘口ではありますが食事とも合わせやすく、和食だけでなく洋食とも合うのでさまざまの料理に合わせて楽しんでみましょう。