浦霞の日本酒おすすめ10選｜評判は？タモリさんも絶賛！口コミも

日本酒はいまや日本のみならず世界的にも有名になりました。SAKEと呼ばれ、さまざまな楽しみ方がされてきている今日において、浦霞の名前を耳にした人も多いようです。

浦霞は日本酒ファンの間でも人気の高い種類です。あのタモリさんも絶賛した日本酒として知られているため、ここぞという場面で選ばれる日本酒とも言えます。

浦霞は日本酒が有名な県である宮城県で生まれた日本酒です。浦霞ならではのこだわりのポイントや美味しく飲むための方法、合うあてや口コミなども紹介していきます。浦霞をすでに知っていた人はこれまで以上に楽しんで、これまで知らなかった人は、新たな楽しみを見つけてみてください。

浦霞の名前は産地である塩竈の景色をイメージした和歌から来ています。金槐和歌集におさめられている源実朝の和歌「塩竈の浦の松風霞むなり　八十島かけて春や立つらむ」から名付けられました。

浦霞の製造元である佐浦酒造は、1724年創業の歴史ある老舗酒蔵です。創業時から、1000年以上もの歴史がある鹽竈神社のお神酒酒屋として知られています。長い歴史と塩釜の風景の融合とも言える日本酒・浦霞には宮城の美味しさや輝きがあります。

酒処である宮城で生まれた日本酒なので、米も水も豊かで高品質な物から生み出されています。さらに、製造元である佐藤酒造は海外への進出も果たし、パリやロンドンなどへ日本酒のセミナーなども展開しているため、広く知られています。

日本酒の美味しさを世界に伝えるべく精力的に活動している佐藤酒造は、いまや日本のみならず、世界中から日本酒のトップとも言える存在として注目されているといっても過言ではありません。

浦霞は「品格のある酒」をモットーに造られた日本酒です。浦霞が生まれた地域、宮城県塩竈市は豊かな海と食に囲まれた地域ですので、地域の食生活にあった日本酒造りに力を入れています。周囲の豊かな海に囲まれて美味しい魚や魚介料理が有名です。

地域の色、食材に合うのはもちろんですが、昔からの伝統や品格を崩さずに、食事やあてによく合うような、愛され続ける品格ある食中酒を目指して造られてきました。

浦霞は地域性を大事にしながら、地元である宮城県産のお米を使用しています。古くから宮城は米どころとして稲作が盛んでした。日本酒は米・水・麹、シンプルな材料だからこそ一つひとつの品質の良さやおいしさが味を決めます。

こだわりぬいた宮城の米を使用しているため、より美味しい日本酒に仕上がっています。また、大吟醸酒には酒米の王様とも言われる最高品質の酒造好適米である山田錦を使用しているため、美味しさに妥協はありません。

日本酒作りにおいて大切なものは、材料の他にもあります。日本酒は発酵して造られているため、いかに良い発酵を行うかで味わいが変わってきます。浦霞を造るにあたっては、じっくりと丁寧な発酵を行っています。

酵母もすでにあるものではなく一から造りました。自家酵母である「浦霞酵母」を使用しながら、低温でじっくりと発酵させているため、その丁寧な仕事ぶりが浦霞の味わいによく表れています。

浦霞のこだわりを知った上で、実際に口にした人の忖度ない口コミを見ていくと本当の味わいがよく分かります。浦霞を口にした正直な感想を知ると、具体的な味わいが見えてきます。

浦霞の口コミから、その味わいの深さや香りの良さが手に取るように分かります。日本酒は全国各地さまざまあるものの、その満足度はかなり高く、口にした人を満足させるにふさわしい日本酒であると分かります。

米の旨味と酸味が調和しているため、どのようなあてにもしっかり合います。はずれのない、すっきりとした味わいの純米酒です。浦霞が初めてな人や、宮城の日本酒はどのようなものか、手始めに味わいたい人にも自信をもっておすすめできる1本です。

2022年ワイングラスでおいしい日本酒アワードメイン部門では金賞を受賞しました。その他にも、2021年第21回全米日本酒歓評会純米酒部門でも金賞を受賞した数多くの受賞歴がある日本酒です。

ほど良く米本来の香りが立ち、フレッシュでふくよかな香りがある甘口の純米吟醸酒です。食中酒に最適な1本としておすすめの1本です。1973年発売の浦霞を代表するロングセラー商品で、宮城の酒屋の多くで取り扱っています。

2021年第21回全米日本酒歓評会吟醸酒部門では金賞を受賞しました。そのほかにも、IWC(インターナショナルワインチャレンジ) 2020 SAKE部門純米吟醸酒の部では銅メダルを受賞した日本酒です。

熟した果実のような華やかな香りが鼻に抜ける時に、幸せな気持ちになる日本酒です。米の旨味と酸味がほどよく調和しているため、日本酒を味わいたいといえばこの1本です。

IWC(インターナショナルワインチャレンジ) 2022 SAKE部門純米大吟醸酒の部では銅メダルを受賞しました。その他にも2021年秋季全国酒類コンクール純米吟醸・純米大吟醸部門では第1位特賞を受賞したことがある、数多くの受賞歴がある日本酒です。

期間限定の浦霞も販売されます。冬の時期（1月末頃）のゆず酒や、春の訪れ（4月頃）販売の別誂（べつあつら）えなど、その季節に合った味わいも楽しめますので、通常の浦霞を味わったことがある人や、その季節のあてと合わせてみたい人にもおすすめです。

数ある浦霞の期間限定商品の中でも、おすすめしたいのはゆず酒です。ゆずのさわやかな香りと浦霞の米と水で生み出された豊かな香りと旨味が合うため、日本酒好きはもちろんのこと、日本酒に馴染みがない人も新しい分野を開拓する機会になるかもしれません。

浦霞が売られている場所は、酒屋の日本酒コーナーや通販サイト、宮城のお土産売り場です。浦霞は宮城県を代表する日本酒のうちの1つですので、宮城の日本酒を紹介するコーナーにわかりやすく置いてある場合が多いです。

また、卸している酒屋によっては、浦霞の期間限定の種類を用意している場合もあります。酒屋と親しくなると、新商品や期間限定の浦霞が入荷するタイミングなどを知るきっかけになるかもしれません。

せっかく酒処である宮城の浦霞を飲むのであれば、最高の状態で楽しみたいですよね。浦霞を最大限に楽しむ方法を紹介します。浦霞の楽しみ方を知り、美味しい状態で飲んでみてください。

宮城を代表する特産品の1つである笹かまは、浦霞とよく合います。笹かまは笹の形をしたかまぼこであり、宮城県にはさまざまな笹かまメーカーがあります。

それぞれのメーカーごとにこだわりや味の違いがあり、宮城県民はお気に入りの笹かまメーカーがあるほどです。浦霞と合う、お気に入りの笹かまを探してみてはいかがですか？

宮城県は海の幸も豊かな地域ですので、浦霞とよく合うものも数多くあります。中でもおすすめしたいあては、ほやと刺身です。刺身は塩竈でとれた新鮮な魚を用いたものが最高にマッチするため、思わず手が止まらなくなること間違いなしです。

ほやは「海のパイナップル」とも呼ばれる宮城の特産であり、海の香りがダイレクトに味わえます。海の香りと浦霞の風味が非常によく合うため、ぜひとも試して欲しい組み合わせです。新鮮で食感、風味ともに最高の刺身を知ると他のものは食べられなくなるほどです。

浦霞は塩辛いものともよく合います。中でもおすすめは塩辛と塩釜の塩です。塩辛はいかの身を、内蔵と一緒に塩漬けにして発酵させた古くから伝わる保存食で、通におすすめしたいのは塩釜の塩です。浦霞の生まれの地である塩竈は日本古来から塩を生産してきた地域で、その美味しさはお墨付き。

塩を少しずつなめながら浦霞を味わうと塩本来の味わいと、浦霞の米が生み出すまろやかな味わいが口の中で中和され、ついつい飲みすぎてしまうこともあります。飲みすぎには気をつけながら浦霞を楽しんで下さい。

宮城県塩竈市には浦霞ギャラリーがあります。浦霞の歴史や酒造過程を学べる場所であり、浦霞を造っている過程を実物を通して知ると、その味わいの理由や舞台裏を学べます。

浦霞の試飲コーナーや試験販売の浦霞が販売されていることもありますので、浦霞ファンはぜひとも現地に足を運んでみてください。現在は感染症予防のために休止しているコーナーもありますが、観光にもってこいの施設です。

浦霞は酒処の塩竈で生まれた米本来の旨さが活かされた日本酒であり、塩釜や宮城のあてとよく合う味わいが楽しめます。期間限定の種類も販売されているので、その時々や気分によっても楽しみ方を変えながら味わえます。塩竈の風を感じながら浦霞を味わってみて下さい。