【2023】デローザロードバイクの魅力とは｜初心者向けやおすすめの安いロードバイク10選も

パッと目を惹く鮮やかなカラーと派手なロゴデザインのデローザは、ロードバイクに馴染みがない方でも「乗ってみたい」と思わせてくれます。そんな魅力に溢れるデローザだからこそ、ファンの評判もよく、その進化のスピードにも魅了されてしまいます。

次々と新デザイン・新カラーが登場するデローザですが、いざ購入となるとどれを選べばいいのか迷う方も多いです。ネオプリマートやアイドルなどのシリーズや、カーボン・クロモリなど素材の違いなどもあります。

この記事では、デローザの特徴や選び方をご紹介します。また、初心者におすすめの安いエントリーモデルのロードバイク 10選も紹介します。イタリア三大ロードバイクのひとつ、デローザのロードバイクを深く理解して、あなたのハートを射止める一台を一緒に見つけましょう。

DE ROSA（デローザ）はイタリア・ミラノで生まれた自転車ブランドです。正式名称は創業者のウーゴ・デローザの名前にちなみUgo De Rosa &  Figli（ウーゴ・デ・ローザ・エフィーリ）と言い、現在は息子のクリスティアーノ・デローザ氏が2代目社長に就任しています。

特にフレーム作りにはこだわりがあり、時代に合った最先端の素材を使用しています。バイクパーツのほとんどを手作りし、スピードだけでなく美しさにもこだわったバイクを作り続けているのが特徴です。

2022年に新登場した「838」はセミフル内装です。セミフル内装に対応していないステムやハンドルも装着が可能な点が大きなメリットと言えます。昔ながらのデローザらしいカラーリングで懐かしい雰囲気も醸し出しています。

フレーム素材はカーボン、コンポーネントはシマノ・105を搭載しています。フレームセットと完成車での販売です。オールラウンダーな走りが楽しめる2022年イチオシのモデルです。

2022年モデルには3タイプのグラベルバイクが登場しています。

• 【コラムグラベル】オーバーサイズのスチールチューブで、デローザには珍しい太めのタイヤを採用しています。
• 【グラベルカーボンディスク】フルカーボンのグラベルバイクです。フレームセットと完成車で販売されています。
• 【ヘラ】素材はチタンです。広いタイヤクリアランスを持っています。ねじ止めされたラベルが印象的です。

未舗装道路に対応しているので、通勤・通学はもちろん、キャンプや自転車旅行なども楽しめます。

注目度抜群なのが「バイパーヘインズデザインモデル」です。ミラノの郊外に住む芸術家が作った新モデルで個性が爆発したような独特なデザインが特徴です。都市化によって失われた色を再現したカラーリングはとにかく派手です。　

お値段は「SK バイパーヘインズフレームセット」で定価990,000円です。こだわったモデルだけにかなり高価な商品ですが、このモデルで街中を走れば間違いなく目立ちます。

今や主流となっているカーボンフレームです。炭素繊維で補強したプラスチックが使われており、軽量かつ高剛性で、柔軟性のあるフレーム素材として非常に人気があります。一般的に高価で上級者クラスのバイクにのみ使われていましたが、最近ではエントリーモデルにも採用されています。

デローザでもミドルモデル・ハイエンドモデルはカーボンフレームが使われています。振動吸収性が高く、乗り心地のよさを求めるならカーボンフレームがおすすめです。

アルミは低価格・軽量・高剛性の3拍子揃ったフレーム素材です。しかし、固い素材のため振動吸収性が低く、路面の凹凸をストレートに拾ってしまいます。長時間のライドには向かない素材かもしれません。とはいえ、傷みにくく長期間使用できるので人気があります。

デローザではエントリーモデルにアルミフレームを使用しています。ロードバイクが初めての人・操作しやすいバイクが欲しい人におすすめです。

クロモリは耐衝撃性が高いフレームです。主にオーダー設計の素材に使われ、オリジナルのバイクが欲しい人におすすめです。錆びやすく重量があるのがデメリットですが、希少性が高くビンテージ感があります。

イタリア生まれのデローザのデザインを活かせるのはクロモリならではです。オールマイティな走りができ、特にロングライドを好む方におすすめです。

デローザは、これまでチタンフレームのバイクを多数作り出し、ジロ・デ・イタリアを制した経歴を持ちます。金属とは思えないほどの軽量性を持ち、快適な乗り心地を実現してくれます。デローザのバイクの中では歴史の古いフレームですが、今も進化は止まりません。

チタンフレームはロングライドにもヒルクライムにも適しており、ライダーの思い通りの走りを叶えてくれます。バイク愛好者に今も支持されるチタンの走りをお試しください。

ネオプリマートは、ファンから長く愛されてきたクラシカルなモデルです。クロモリフレームを採用しており、しなやかな走行性能に人気があります。細く、美しいシルエットは見ているだけで気持ちが上がります。

高速度で坂道を下ってもフレームにブレは感じさせず、それほど重さを感じません。ネオプリマートで休日のロングライドを楽しんでみてください。

弓形を描く特徴的なトップチューブを持ったIDOLは、初心者からベテランまで幅広く愛用できるバイクです。デローザのバイクの中でもミドルレンジを担う存在で、ヒルクライムからロングライドまでオールラウンドな走りが楽しめます。

高性能カーボンフレームとディスクブレーキを搭載した、見た目にも性能性にも満足間違いなしです。

デローザの全技術を集結して作られたプロトスは、走行性・機能性・美しさのいずれの観点からも最高峰といえるバイクです。フレームには4種類のカーボンを組み合わせた「CM63」が採用され、剛性アップと軽量化を実現しました。

プロトスはフレームだけで90万円を超える高級バイクで、コンポーネントやホイールを加えると100万円以上の値段が付きます。

デローザのカーボンバイクは3モデルあります。

• SK Pininfarina
• MERAK（メラク）
• IDOL（アイドル）

いずれも最新テクノロジーを詰め込んだハイパフォーマンスのバイクで、ワクワク感たっぷりです。初心者からベテランのライダーまで楽しめますので、まずは試乗してお気に入りを見つけてください。

創業者ウーゴが培った技術を継承したメタルバイクから8モデルが販売されています。復刻版スチールロードから最先端のチタンロードまで、デローザファンにはたまらないモデルが勢揃いしています。デローザを知るにはメタルフレームに触れるのが一番です。

どんなに新しく素晴らしいフレーム素材が登場しても、デローザの自転車作りの規範はメタルフレームであるのは揺るがない事実です。

スポーツユーティリティは2019年から新しく登場したカテゴリーです。「スポーツ」をコンセプトにしており、街乗りからグラベルライドまで幅広く楽しめます。美しく近未来を思わせるフォルムにグラベル用の太いタイヤを装着しているのが特徴です。

洗練された都市でも、自然たっぷりのオフロードでもマッチするデローザの新しいバイクを、ぜひお試しください。

フェデは小柄な人や女性におすすめのバイクで、身長150cm代でも楽々走行できるサイズです。38.5SL・41SL・44SL・47SLの4つのサイズ展開ですので、これまでサイズに悩んでいた人におすすめです。

完成車価格は215,000円と、デローザの高価なイメージを打ち破るお値段になっています。お求めやすさも魅力のフェデを試乗してみませんか？

デローザのロードバイクはカラーバリエーションも豊富です。ホワイト・グレーマット・レッドルビーなどの定番色はもちろん、目を惹くこと間違いなしのオレンジのようなレッドのようなビビットカラーや、カメレオンカラーがあります。お好みのカラーを見つけてください。

サイズ感や乗り心地を確認するため、購入には試乗をおすすめします。取扱店は全国にありますので、お近くのサイクルショップでデローザの魅力を確認してみてはいかがでしょうか。疑問点を直接ディーラーに質問すると、購入の不安もなくなります。

また、デローザ公式サイトでは試乗会のお知らせも確認できます。試乗会はたくさんのモデルが試せるチャンスです。一度、参加してみませんか？

「デローザに乗ってみたいけど高すぎる」そんな方は、中古や型落ち品を検討してみてはいかがでしょうか。新品より10万円ほど安く買える場合が多いので、気になる方はぜひチェックしてください。

デローザのロードバイクは最先端のカーボンモデルから伝統を重んじるメタルモデルまでが揃うブランドです。あなたのライディングスタイルに寄り添ったバイクがきっと見つかります。理想の走りをデローザのロードバイクで叶えましょう。