ビアンキ（Bianchi）ロードバイクおすすめ19選｜安い型落ちやエントリーモデルも

Bianchi（ビアンキ）はイタリアの有名自転車メーカーです。そんなビアンキのロードバイクの人気の理由は、見た目がカッコいいため、通勤や通学の足としてはもちろん休日の趣味としても非常に人気があります。

しかし、種類が豊富すぎるので初めてビアンキのロードバイクを選ぶときは、どれを選べばいいのか迷いますよね。ビアンキに関わらずロードバイクはエントリーモデルからプロ向けまでさまざまなので、ライダーのレベルによってモデルや素材を吟味する必要があります。

そこで本記事では、2023年おすすめのビアンキロードバイク19選と選ぶ際に気を付けたいポイントを紹介します。また、初心者・安いロードバイクを手に入れたい方向けに、型落ちモデルなどもあわせて解説しますので、ビアンキロードバイクの購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

ビアンキは1885年にイタリアで創業され、現存する中では世界最古の自転車ブランドです。長年培った高度な技術と洗練されたデザインが魅力で、プロのロードレーサーも愛用していることで知られています。

そんなビアンキのロードバイクの大きな特徴は、「チェレステカラー」と呼ばれるビアンキ定番の色です。「チェレステ」はイタリア語で「天空」・「碧空」を意味します。緑に近い青の人目を惹く鮮やかなカラーで、この色がフレームに使われているロードバイクが特に人気です。

さらに、初心者の方・手軽に街乗りをしたい方向けのモデルから、上級者向けの本格的モデルまで幅広くシリーズが展開されています。高機能・高いデザイン性・選択肢の豊富さなどの多くの魅力を兼ね備えていますので、ロードバイクがほしい方はぜひビアンキの製品をチェックしてみてください。

上述しましたが、ビアンキのロードバイクはエントリーモデルからプロ向けのものまで幅広くシリーズ展開されています。以下でシリーズそれぞれの特徴を解説しますので、ご自身の目的に合うシリーズから製品を選んでください。

• エンデュランス

乗り心地がよくお手頃価格が魅力のエントリーモデルです。初心者・街乗りをしたい方におすすめします。

• エアロレーシング

空気抵抗を低減し、衝撃吸収にも優れた競技用シリーズです。軽量で扱いやすいモデルが多く、幅広い場面で活躍する汎用性の高さも魅力です。

• レーシング

パワーの伝達性能が高い上級者モデルです。振動除去性能も高く、長時間乗りたい方・ロードレース用として使いたい方におすすめします。

• グラベル

あらゆる起伏にも対応できる操作性の高さが魅力で、オフロード用としておすすめのシリーズです。タイヤの幅が広く、走行性・耐久性にも優れています。

アルミニウムはカーボンより重いですが、その分安く剛性が高い特徴があります。一昔前は、アルミ製のロードバイクがレース界を席巻していました。今もエントリーモデルとしては最適なので、はじめてロードバイクに乗る方はアルミフレームのロードバイクを探しましょう。

カーボンは80年代以降、航空機や釣り竿の材料として普及した炭素繊維強化プラスチックです。現在のロードバイクの主流の素材になっています。比較的高価で扱いには注意が必要ですが、素材の中でも最も軽量で、振動を吸収してくれるフレーム設計が魅力です。

「ロードバイクの素材といえばクロモリ」の時代が100年以上続いてきた、歴史のある素材です。細身のシャープなシルエットが特徴的です。重量としては最も重く、粘りによる振動吸収性に優れています。細身の独特なルックスは根強い人気を誇りますが、現在は数が減少しています。

スチールはロードバイクの素材としてはほとんど使用されていませんが、しなりにより長時間の走行でも身体に疲れを溜めにくい特性があります。

先ほど紹介したクロモリは、スチールにクロムとモリブデンを添加したものです。スチールには「粘り」の特性があるので、ライディングを見直したいライダーの練習にはいいフレーム素材といえます。

SPRINTはセミエアロ形状と太いダウンチューブが特徴的なモデルです。1970年代に活躍したスチールフレームモデルを踏襲しつつ、現代の技術でよみがえらせました。

そのダウンチューブの形状は、他モデルとは異なる専用設計を採用しています。剛性を向上させたりケーブル内装仕様にしたりして、空気抵抗を軽減するよう設計されています。

VIA NIRONEは現行のビアンキロードバイクの中でも一番安いモデルです。丁寧に作られている頑丈なアルミフレームは、毎日ロードバイクに乗りたい方におすすめです。

通勤や通学の足にしてもいいですし、休日は長距離のサイクリングにも出かけられます。初めてビアンキのロードバイクを購入する場合や女性には、VIA NIRONE（ヴィアニローネ7）を選ぶと間違いありません。

EROICAは、ビアンキの伝統的なスタイルを貴重にしているビンテージモデルです。日本の市場にはなかなか出回わらないものの、ビアンキが開催するクラシカルバイク限定イベントの推奨モデルにもなっています。

フレームにはクロモリフレームを使用しており、変速機も手元変速ではなくダブルレバーとこだわりが詰まっています。

OLTREは、スピード・高い剛性・高いコントロール性を求めているレースに参戦する上級者向けのロードバイクです。振動除去素材の「カウンターヴェイル」をフレームに搭載しており、路面からの振動を従来品よりも最大80％除去します。

プロライダーの実走テストを繰り返し、さまざまな問題をクリアした高性能なロードバイクなので、本格的なライダーにおすすめです。

ビアンキのクロスバイクといえばチェレステカラーですが、チェレステ以外のカラーを選びたいなら、カラー展開が豊富なROMA3を選びましょう。価格が7～14万円と比較的安価なので、初心者の方にも求めやすい価格です。

また、ROMA3は700×28cの細いタイヤを使用した高速走行に重視したモデルなので、高速走行できるクロスバイクをお探しの方や、他の人と違った色を選びたい方におすすめです。

【VIA NIRONE 7】サイズ表参考

150cm台の方に適正なフレームサイズは500mm・510mmで、ビアンキのサイズは41cm・44cmです。残念ながら、選べるフレームの種類はやや少なめです。

あまり大きなフレームだと、走行の際に手が伸びきってしまい背中も苦しくなってしまう可能性があります。サドルを下げるとある程度調整可能ですが、あまりにもフレームが合っていないとフレーム本来の性能を発揮できません。

160〜170cm台の体形の方は、1番数が豊富で選びやすいです。適正なフレームサイズは、520～550mm・ビアンキのサイズ表でいえば47～55cmになっています。このサイズであればどのモデルにも商品があるので、自分の適正なサイズのフレームを探せます。

180cm以上の身長がある方も150cm台の方同様、選べるフレームの種類は少なめです。適正なフレームサイズは560mm、ビアンキのサイズ表でいえば57cmです。

フレームが小さすぎると走行時に手元が窮屈になり安全面も心配になるので、自分の体形に合ったフレームを探してください。

これからロードバイクを始めようと考えている方は、まず20万円くらいまでに収まるモデルを選びましょう。特別な性能はないものの、ロードバイクの魅力を感じるには十分な商品が揃っています。

さらに、はじめてロードバイクを選ぶ場合には、変速機などロードバイク用の部品も一緒に購入する場合が多くなります。その際はおよそ105点以上積んでいるモデルがおすすめです。

ロードバイクに慣れてきた方や中級者には、20万～30万円のモデルがおすすめです。この価格帯になると、フレームにカーボン素材を搭載したモデルも選択可能です。

カーボンの特性として、車体全体が軽量化されるメリットがあります。中には、1kgを切るほど軽量なモデルも多くあります。変速機やタイヤなどもそれぞれ性能が異なるので、こちらもチェックしましょう。

ワンランク上のロードバイクがほしい中級者の方は、もう少し高い30〜50万円のモデルを探しましょう。高級なバイクほど、剛性とたわみの吸収バランスが計算されて作られています。そのため、ストレスなく走行できます。

ロードバイクについてより詳しく知りたい場合には、口コミや評判をチェックするのも1つの方法です。実際に乗ったフィーリングを、専門店の店員より詳しくレポートしている場合もあります。Amazonや楽天などの商品ページに記載されているので、気になる方は参考にしてください。

ビアンキの2023年新作も要チェックです。新型OLTREシリーズがデビューモデルとして販売されます。また、2022年11月から国内での販売が始まった次世代モデルの電動アシスト自転車E-Omniaなど、新たなバイクが登場しています。

さらに、ビアンキのレーシング部門であるレパルトコルサが開発した新型Specialissimaからエアロ・オールラウンダーの2つの軸で構成されるハイエンドロードレースラインナップも発表され、ハイレベルなライダーの方は注目です。

ビアンキロードバイクは、全国展開しているあさひなどの自転車販売店で購入が可能です。実店舗であれば実際に商品に触れたり説明を聞けたりするので、より納得した買い物ができます。ただし、店舗によっては商品数が少ない場合もあります。

たくさんの種類の中から選びたい方は、オンラインで調べる方法もおすすめです。ネットであれば、多くの商品を比較しながら最安値の店舗で購入も可能です。

ロードバイクにつけるライトは、暗い道を見やすくだけでなく夜間や悪天候の際にライダーの存在を知らせてくれる大切な存在です。最初からついてくるものではないので、自分の好みのものを探してつけてください。

ポイントは、明るさ・装着のしやすさ・オートモードの有無です。使用する環境によって必要な機能も変わってきます。

ロードバイクのスタンドは、メンテナンスや保管に必要です。リアホールを包む形で固定する安価なものでいいので購入してください。メンテナンスは特別な道具も必要なく、決して難しくありません。定期的なメンテナンスを行うと、グッと長持ちさせられます。

ロードバイクを保管するうえで必要になってくるのが、ダイヤルロックやチェーンなどの鍵です。保管する場所にもよりますが、自宅であっても野外から見えるところに置く場合はきちんとロックしておきましょう。もちろん、アパート・学校・駐輪場でも施錠するのを忘れないでください。

ロードバイクに乗る時は、ヘルメットやプロテクターをつけましょう。ロードバイクの走行は予想以上に速度が出ますし、自転車は車道通行が原則になっているためリスクがあるからです。暑苦しいイメージがあるかもしれませんが、実際は驚くほど軽く風通しがいいので快適に使用できます。

ロードバイクでは予想以上に汗をかくので、脱水症状・熱中症になりやすいです。体調不良を防ぐためにも、フレームに付けられる専用ボトルやホルダーは大切です。ペットボトルでは走行中の水分補給は難しいため、ホルダーとセットで専用のボトルも購入しておくと安全にサイクリングを楽しめます。

ビアンキのロードバイクは高価なので、少しでも安く手に入れたい方も多いですよね。型落ちや中古であれば10万円以内で買えるため、お得にビアンキのロードバイクを購入可能です。しかし、中古や型落ちを購入する際の注意点がいくつかあります。

• フレームサイズを確認する
• ロードバイクの状態を確認する
• 消耗品の交換が必要な場合がある
• 防犯登録をする
• 近くにメンテナンスしてくれるお店があるか確認する

フレームのサイズやロードバイクの状態は、必ず確認してください。購入後にサイズが合わなかったり故障を見つけたりしても、トラブルの原因になります。また、購入後すぐに消耗品を交換しないといけない場合も多いです。

さらに、自分自身で防犯登録をする必要があります。メンテナンスが必要になるケースも多いので、近くに専門店があるか確認しておくのをおすすめします。

ビアンキのロードバイクはカラーリングが格好よく性能もいいので、非常に人気があります。街乗りで多くの方から憧れの目で見られるのは、とても気分がいいものです。ぜひ本記事を参考に自分に合ったビアンキのロードバイクを見つけて、楽しいサイクリングをしてください。