通勤におすすめのロードバイク15選｜通学にも！最強の通勤自転車は？

ダイエットのために自転車通勤をする方が増えています。しかし、途中でギブアップしてしまう方が多いのも現実です。通勤と言っても人によって距離が異なり自転車の種類も違います。これが自転車通勤を辞めてしまう理由になっているのです。

つまり、通勤距離とバイクの種類がアンマッチだからです。たとえば、長い通勤距離でシティサイクルは不向きですし、短い距離でロードバイクは必要ありません。人気の最強ロードバイクなら10km以上の通勤や通学にベストです。

そこで本記事では、おすすめの通勤用ロードバイクについて解説します。ロードバイクを選ぶ際に押さえておきたいポイントや、ロードバイクの人気メーカー・おすすめロードバイク・通勤自転車をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

ロードバイクと通常のシティサイクルは何が違うのかわかりにくいですよね。また、バイクと名の付くものにクロスバイクもありますが、この違いにも答えられない方も多いです。そこで、これらの2つの違いを解説します。

シティサイクルとはいわゆる一般的な自転車で、ママチャリとも呼ばれています。価格が安く通勤に使用している方も多いです。しかし、シティサイクルは長い距離を走行する目的で作られていません。スピードも出せないので近距離用です。具体的には重量・材質・ギアの数などが異なります。

では、間違いやすいロードバイクとクロスバイクの違いも見ていきます。クロスバイクはママチャリよりも性能が高く、普段使いはもちろん軽い運動に適したバイクです。クロスバイクはさらにその上のランクになり、本格的なサイクリングに最適なバイクです。

違いは、たとえばハンドルです。クロスバイクは上体を起こして乗れるフラットバーハンドル、クロスバイクは前傾性がとれるドロップハンドルです。その他、重量やタイヤの幅の太さなどが異なります。つまり、構造や性能がそれぞれの目的や用途に合わせて作られているのです。

なぜ、長い距離になるほどロードバイクがおすすめなのか、その理由を見ていきます。まずは、タイヤの太さです。長い距離となると道路の溝や凹みなどさまざまな道路環境があります。ロードバイクはタイヤが太いため、路面の状況を気にせず走行可能です。

スピードが出るため少し距離が長くてもスイスイ走れます。そして、ドロップハンドルのため、姿勢を変えられるので長い距離でも楽です。

ロードバイクを通勤手段にする3つのメリットを見ていきます。また、デメリットもチェックしていきます。

仕事をしながら身体を鍛えるのは大変です。朝起きてウォーキングしたり、会社帰りにジムに行ったりするのはなかなか続きません。しかし、毎日の通勤となると、自然と身体を鍛えられるので楽です。無理なく毎日継続できるため、体力作りにロードバイク通勤は最適です。気付けばダイエットできていたとなれば嬉しいメリットになります。

通勤の一番の悩みは満員電車です。仕事の前にストレスがかかるのはできるだけ避けたいもの。ロードバイク通勤なら、人混みを避けられます。人混みはストレスだけではなく、風邪などの飛沫感染のリスクの軽減にも効果があります。電車では座席に座れず立ったままだった方も、ロードバイクなら座って通勤できます。

会社で交通費を申請している方は、交通費の節約にもなります。電車でも自転車でも同額の交通費を支給してくれる会社なら、かなりの節約に繋がります。ロードバイクはメンテナンスが必要ですが、交通費をそのメンテナンス費用に当てればOKです。

また、保管場所を借りる時も、交通費から捻出するか会社に申請するかを考えて費用面を計算するのがおすすめです。

交通量の多い地域では、交通事故のリスクがあります。車の左折時の巻き込み事故や人との接触など気をつけなければなりません。そのため、走行しやすいルートを選んで通勤するのがおすすめです。ヘルメットは必ず着用し、無理な運転はしないように心がけます。少し余裕を持った通勤が大切です。

ロードバイクでの通勤は季節や天候に左右されてしまいます。夏は暑いですし、冬は寒いです。特に、雨の日のロードバイクはレインコートが必須です。雨が降らないように祈るのが自転車通勤あるあるです。それらの悩みの解消策としては、電車通勤とロードバイク通勤を使い分けすることです。天候の悪い日や季節が厳しい時には、電車通勤するのもひとつの方法です。

ロードバイクを買う際に、チェックしておきたいポイントを解説します。ポイントは5つです。それぞれ詳しく見ていきます。

ロードバイクのフレームは、主に3タイプです。まずはアルミです。アルミは軽量でリーズナブルです。アルミのデメリットは衝撃を吸収しにくく、乗り心地としてはイマイチな点です。

次にクロムモリブテン鋼ですが、いわゆるスチールです。耐久性が高く衝撃を吸収してくれるので乗り心地もいいです。ただし、車体が重くなる点がデメリットです。

そして、カーボンです。カーボンは軽くて衝撃を吸収してくれるので、アルミとクロモリのデメリットを解消します。しかし、価格が高い点がデメリットです。

ロードバイクは10万前後のものから100万以上するものまであります。趣味でロードレースに出場する目標があるなら、ある程度の高級なロードバイクが必要です。

しかし、通勤用として購入するなら10～15万円がおすすめです。初めて買うなら10万前後からスタートして、その後趣味にするならグレードアップしていきます。

コンポーネントとは変速機やブレーキ、ギアなど自転車の主要パーツです。コンポーネントにはグレードがあり、グレードが高くなればなるほどギアの切り替えがスムーズだったり、軽量化されていたりします。そして、走行速度に合わせた変則ギアを選ぶことで、長い距離でも快適に走行できます。そのため、通勤距離や坂道の有無によってコンポーネントをチェックするのがおすすめです。

タイヤの太さは、25mm・28mm・32mmあたりが多く使用されています。25mmは一般的な自転車によく使用される太さですが、細いぶん設置面積が少なく、軽やかに走行できるので街乗り向きです。ただし空気のボリュームが少ないため、乗り心地やパンクするのを避けるには細かい空気調整が必要です。

28mmはやや太くなっているぶん、乗り心地に安定感があります。さらに32mmとなるとグリップ力があり、凹凸のある路面でも乗りこなせます。通勤時の雨の日や、砂利などの悪路でも滑りにくく快適に走行できます。

チューブが入っていないタイヤは、パンクのしにくさが特徴です。もしも、異物が刺さってもそのまましばらく走行可能です。チューブがないためタイヤとの摩擦がなく、走行した時の抵抗がありません。手持ちのロードバイクをチューブレスタイヤに交換できます。

ブレーキにはリムブレーキとディスクブレーキがあります。リムブレーキはホイールのリム部分を挟んで停車します。ディスクブレーキは、ホイールの中央にある円形のディスクで挟んで停車する仕組みです。ディスクブレーキのメリットは安定したブレーキの効き具合です。雨の日でも制動力が高く、悪路でも性能は変わりません。ただ、価格が少し高くなります。

イタリアの自転車メーカーです。鮮やかな水色のフレームがおしゃれで、幅広い車種から選べるのが特徴です。エントリーモデルから本格レース向けのものまでラインナップしており、自分に合ったレベルのロードバイクが見つかります。

ビアンキと同じく、イタリアのロードバイクローカーです。今では当たり前のカーボンフレームをいち早く発表したメーカーがコルナゴです。価格は高めですが、品質とデザイン性と機能性から見れば決して高いとは言えません。

初心者からプロまで幅広い支持を集めるメーカーです。中でも女性向けモデルが販売されており、初めてロードバイクに挑戦する女性に人気です。経験豊富なライダーも愛用するメーカーでもあり、シリーズ毎にターゲットが異なるため、目的のものが見つかりやすい点がメリットです。

1948年に創立されたイタリアの老舗メーカーです。ジオスカラーと呼ばれるカラーサンプルがあるほど知名度が高いメーカーです。高い技術力で作られたロードバイクは、プロのライダーからも支持されています。スタンダードなシリーズは、コスパ最強で乗り心地も抜群です。

ロードバイクで通勤するのに心配なのが盗難被害です。オフィスに持ち込めるのがベストですが、不可能な場合は路上に駐車せず保管スペースを確保します。鍵はワイヤーロックやUロックでアラーム付きがおすすめです。GPSやBluetoothなどの追跡デバイスを装備しておけば、万が一盗難にあった時に便利です。

自宅ではなるべく部屋の中に入れて保管します。雨風から守るだけでもロードバイクの持ちがよくなります。

初めてロードバイクで無理なく通勤するなら、10kmまでにしておきましょう。通常10km～15k mで1時間は要します。それ以上になると疲れる原因になってしまいます。さらに、服装はスーツではなく、着替えがあればベストです。夏や冬は体温調節できる服装がおすすめです。

スピードを出し過ぎるのも疲れる原因なので、無理なく心地いいと思える速度にしておくのがベターです。水分補給や雨具も忘れずに常備しましょう。

ロードバイクで通勤すると、季節を感じられて自然の爽快感が得られます。ルートを変えると気分もリフレッシュできてマンネリの通勤時間も違った楽しみになりますよ。さらに、ロードバイクで通勤すれば身体も鍛えられて一石二鳥です。この機会にロードバイクを趣味にして休日の楽しみを増やしましょう。