ウイスキーバランタインおすすめ12選！ファイネストから12年・17年・30年まで

バランタインはウイスキーファンを長年魅了し続けています。スコットランドの地酒であったモルトウイスキーが、ブレンディング技術を持って世界へと広がりました。

広大な大地で育まれた麦と、スコットランドの4つの地域特有の水で作られたウイスキーは、癖がなく飲みやすいものです。変化に強く、多様にアレンジが効く柔軟なウイスキーなので、おきにいりの飲み方が見つかります。

この記事では今では名酒と呼ばれるバランタインのウイスキーの歴史や、数多く販売されているバランタインの種類を紹介しています。最後まで読んで、バランタインのウイスキーの魅力を知ってください。

バランタインのウイスキーの歴史は、1822年にジョージバランタインが、ウイスキー類を扱う商人の所へ年期奉公の修行へ行くことからはじまります。後に、ジョージバランタインは食料品店を開き、貴族や上流階級相手に商売を成功させます。

1853年に熟成期間の違うものを混ぜ合わせたウイスキーの製造を友人から聞き、自身もレシピを磨いていきます。1869年に後のバランタイン17年の礎ができ、1895年にはヴィクトリア女王から王室御用達の称号を授与され、世界的な発展を遂げました。

バランタインのウイスキーは、麦を乾燥させる工程でピートと呼ばれるものを使います。ピートは若い石炭で、地域にによって微妙に異なり、ウイスキー原酒にそれぞれのフレーバーを与えるのです。

ピートを燃やして出た熱風で麦を乾燥させる作業があります。その時の燻香が、バランタインの香ばしいスモーキーフレーバーを造り出すのです。細やかな作業の中で香り付けられた作り手の作業を感じながら、バランタインを味わってみてください。

バランタインはエレガントで洗練された味が特徴です。人気の理由は世界中のあらゆる土地・人々のライフスタイルに合い、いろいろな飲み方ができる点です。

バランタインはストレート・オンザロック・カクテルなど幅広くアレンジができます。アレンジを加えても変化に対応し、風味が落ちないのが魅力です。

バランタインの紋章は、ウイスキー造りに欠かせない4大要素が表されています。4分割された中央の盾の上には、収穫したばかりの大麦、ウイスキーのもろみを作るための清流が描かれています。材料としてかかせないものです。

下の部分には、モルトウイスキーを造り出すポットスチル、モルトウイスキーを寝かせ熟成させていく樽が描かれ、ウイスキー造りに必要な道具が描かれています。壮大な大地で育まれたウイスキーなのが紋章を見て伝わります。

バランタインファイネスとは、バランタインの中でもスタンダードな商品です。ブレンドが自慢のスタンダードスコッチで、バランタインの中でも購入しやすい価格も魅力ではないでしょうか。

スモーキー香や木香を強めて風味や香りを出すのではなく、40種類のモルト原酒をブレンドして風味を出しています。バニラやはちみつのような甘くて華やかな香りが特徴です。甘さのある風味が飲みやすいウイスキーとして支持されています。

• アルコール度数　40度
• 容量　200ml・700ml・1000ml・1750ml

バランタイン7年は7年以上熟成させた商品です。バランタイン7年は、モルト原酒を更に半年バーボン樽で後熟させています。

他のバランタインと比べると7年と若いものですが、バーボン樽での後熟によって芳醇で甘い余韻もあり、熟したリンゴや洋梨をイメージできる味わいになっています。バーボン樽で熟成させていると樽香も楽しめます。バランタインの中でも手に取りやすい価格も魅力です。

• アルコール度数　40度
• 容量　700ml

バランタイン12年は12年以上熟成させたものです。鮮やかな黄金色とパッケージのブルーが引き立ちます。複雑で奥深い味わいですが、クリーミーなので飲みごたえがあります。しっかりバランタインの風味を味わいたい人におすすめです。

40種類の原酒を最低でも12年熟成しているので、上品ですがキレのある味わいになっています。潮を感じ、爽やかなアフターテイストです。

• スコール度数　40度
• 容量　350ml・700ml

バランタイン17年は創業当時からほとんどレシピを変えていない商品です。スコットランドの各地から厳選されたモルト原酒が使われています。バニラや樽香の香りで、優雅でなめらかな風味でです。バランタインの中でも長年愛されている名品と言えるでしょう。

どのバランタインを購入するか悩んでいる方は、まずバランタインの歴史のはじまりを知るバランタイン17年の風味を、味わってみてはいかがでしょうか。

• アルコール度数　40度
• 容量　700ml

バランタイン21は21年以上熟成されたウイスキーです。21年以上熟成すると、まろやかで深いコクが出ます。香りはリンゴや花に加え、他のバランタイン同様はちみつのような甘い香りです。最後はドライチェリーのような甘い余韻にひたれます。

21年寝かせたウイスキーは、飲むのがもったいないと言っている方もいるほどの貴重なものです。香りはもちろん舌触りもよく、バランタインの中でもロックがおすすめの商品です。

• アルコール度数　40度
• 容量　700ml

バランタイン30年は30年間熟成された最高峰のウイスキーです。1つの商品に30年の時間をかけれるのはさすが長年ウイスキー造りをしているバランタインと言えます。普段からウイスキーを好んで飲まれている方は、1度飲んでみたいと思うのではないでしょうか。

30年の歴史を感じれるバランタイン30年は、他のバランタインと比べると価格も上がりますが、特別な1本としておすすめです。長い間熟成されたバランタインの味わいは、ぜひ大切にロックで味わってみてください。

• アルコール度数　40度
• 容量　700ml

ウイスキーをソーダで割るものをハイボールと言います。バランタインを飲んでみたいと思っても、ウイスキーをロックで飲むとなると、抵抗のある方もいるのではないでしょうか。そんな方におすすめなのがハイボールです。ウイスキーをソーダで割ると本来の香りや味が引き立つので、ウイスキーらしさを残しつつ、美味しく味わえます。

ウイスキーのお湯割りは、日本の若い方にはなかなか馴染がないものです。しかし、バランタインの生まれた土地であるスコットランドでは、気候の寒さからお湯割りは定番の飲み方とされています。また、バランタインははちみつのような甘さがあるので、お湯割りにするとほっと一息できるドリンクになるのでおすすめです。

フレグランススタイルとは、ワイングラスのように大ぶりのグラスで、バランタインを楽しむスタイルです。バランタイン社が甘く華やかな香りを楽しむ方法として提案しています。 こだわり抜いた商品だからこそ、味だけではなく香りも味わえます。

フレグランススタイルは、飲み方の提案で簡単ですので、飲むときに香る香りも楽しんでみましょう。

バランタインはカクテルとしても楽しめます。変化に対応できるバランタインならではのカクテルを味わってみましょう。自分でカクテルのレシピを作っても楽しめます。

ウイスキーに抵抗のある女性でも、カクテルなら飲みやすいのではないでしょうか。バランタインを使ったカクテルを数点紹介していますので、いつもと違う飲み方を試してみてください。

バランタインを使ったカクテル

• ウイスキーフロート
• ゴッドファーザー
• ウイスキークラッシック
• ペニシリン
• ハンター
• チョコレートハイボール
• マミーテイラー
• ラスティーネール
• セントアンドリュース
• ロブロイ

長年愛されているスコッチウイスキーのバランタインは、ロックだけではなく楽しみ方もいろいろあります。風味を落とさず変化に対応できるバランタインは、年齢や性別関係なく、好みの飲み方が見つかります。バランタインの歴史を感じながら魅力を味わってみてください。