車のタイヤ用エアーコンプレッサーおすすめ5選｜選び方や使い方の解説も

車は高速で移動するので、こまめなメンテナンスが大切です。特に、タイヤの空気圧を適切に保っておかないと、バーストや燃費の悪化につながります。自宅で車のタイヤに空気を入れるなら、エアーコンプレッサーを使いましょう。

エアーコンプレッサーは自動で手軽に空気を入れられます。シガーソケットから給電できる製品もあり、車載しておけば外出先でも空気圧の調整ができます。また、DIYやアウトドアでも活躍するので1台あると便利です。

ただし、エアーコンプレッサーは作業に合ったモデルを選ぶのが大切です。本記事では、車のタイヤ用エアーコンプレッサーの選び方やおすすめ商品をご紹介します。使い方についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

エアーコンプレッサーは使用時に大きな音が鳴ります。特に、住宅街や集合住宅の駐車場で作業をする場合、音が大きいと近所迷惑になるので静かな製品がおすすめです。

動作音が65dB程度なら静音性が高いといえます。ただし、小さくても掃除機と同等程度の動作音が鳴るので、使用時間には気をつけましょう。

エアーコンプレッサーのサイズは、コンパクトなモデルを選ぶのがおすすめです。自家用車のタイヤに空気を入れる場合は、家庭向けの小型モデルで十分対応できます。大型モデルは重くて持ち運びが不便なうえに作業しにくく、一般家庭ではオーバースペックです。

シガーソケット・バッテリーで動作するエアーコンプレッサーなら、電源の確保が難しい駐車場でも作業できます。特に、バッテリーで動作する製品はコードレスで扱いやすいです。また、車載しておけば、外出先でもタイヤの空気をチェックできるので安心です。

エアーコンプレッサーは、製品によって充填できる空気圧が違います。充填できる空気圧と推奨空気圧を把握しましょう。推奨空気圧を自分で算出する場合は、計算ツールを使うのがおすすめです。

【推奨空気圧の調べ方】

• 純正タイヤ：運転席のドアの開口部に貼られているシールをチェック
• 純正タイヤ以外：純正タイヤの推奨空気圧・サイズと現在のタイヤのサイズから算出する

【ライト機能が必要な人】

• 夜間に作業をする予定の方
• 車載する予定の方
• アウトドア・DIYで使用する方

ライト機能があれば暗い場所でも作業できます。夜間に作業をする予定がない方でも、緊急時は明るい時間帯とは限りません。車載する予定の方は、ライト機能搭載の製品を選びましょう。

【オートストップ機能が必要な人】

• エアーコンプレッサーを使い慣れていない方
• 手間を減らしたい方
• ながら作業をしたい方

オートストップ機能は、指定の空気圧になると自動で空気の注入を止める機能です。空気を入れすぎる心配がないため、初心者でも安心してエアーコンプレッサーを使えます。

【付属バルブの代表例】

• 自転車用バルブ
• ボール用バルブ
• 浮き輪・エアマット用バルブ

エアーコンプレッサーをアウトドアでも使いたい方は、付属しているバルブもチェックしましょう。ボールや自転車などに対応しているバルブがあれば、さまざまなシーンでエアーコンプレッサーを使用できます。

【車のタイヤに空気を入れる手順】

1. タイヤのバルブキャップを外す
2. エアーコンプレッサーをタイヤ・電源に接続する
3. 空気を注入する
4. エアーコンプレッサーを取り外す
5. バルブキャップを取り付ける

車のタイヤの空気圧調整は、走行前のタイヤが冷えている状態で行いましょう。走行直後はタイヤが熱されて内部の空気が膨張し、空気圧が高めになる可能性があります。

タイヤの空気圧が原因で重大な事故につながる可能性もあるので、こまめに空気圧を調整するのが大切です。エアーコンプレッサーがあれば、自宅で定期的に空気圧を調整できます。本記事を参考にして、車のタイヤ用エアーコンプレッサーを1台常備しましょう。