子供用・ジュニアロードバイクおすすめ9選｜小学生のキッズにも

子供には無限の可能性があり、子供がやりたいと思ったものは、できるかぎりさせてあげたいと考えますよね。子供がやりたいと始めたものからは、多くの学びがあります。

子供の頃にする経験は、成長にとても大切です。小学生の男の子が見れば、一度は憧れるロードバイク。ロードバイクは、強い体・心を育ててくれます。少し危なく感じますが、子供の向上心を大切にしてあげましょう。

そこで今回は、子供用の安いジュニアロードバイクの選び方や、小学生のキッズでも乗れるおすすめ9選をご紹介します。20インチや24インチなどの子供の体に合わせたロードバイクのサイズ展開についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

ロードバイクとクロスバイクの違いは、見た目もありますが、用途に違いがあります。ロードバイクは、自転車レースや長距離のツーリングに最適です。一方クロスバイクは、通勤・通学や買い物など街中での日常使いや、ちょっとしたサイクリングに適しています。

子供用のジュニアロードバイクと大人用のロードバイクの違いは、サイズの違いだけではありません。ジュニアロードバイクは、子供の体型に合わせた設計です。さらに、子供が漕ぎやすいようにギア比やスロケットも違います。カラー展開も、子供が好むカラーが多いです。

ジュニアロードバイクは、身長120〜150cmに合わせた設計です。身長が150cmだと、大人の小さいサイズやレディースサイズも乗れます。しかし、大人サイズのハンドル幅やクランクの長さなどは体形には合わない場合多いです。

体形が子供用と大人用のどちらか迷う年頃の場合は、両方を乗り比べてましょう。どちらが無理なく乗れるか、子供と一緒に確認します。

ロードバイクのスプロケットとは、車輪部分についている歯車の形をしている部品です。前輪と後輪のスプロケットのギア比（前輪の歯数に対する後輪の歯数の比率）によって、漕ぐ軽さが変わります。ギア比が大きいとスピードは出るが漕ぐのに力が必要で、小さいとスピードは出ないが少しの力でも漕げる仕組みです。

大人用のロードバイクに対して、ジュニア用は力の弱い子供でも漕ぎやすいギア比に調整できるスプロケットが付いています。ギア比の設定によっては、一般の自転車よりもスピードが出やすくなるので、注意してください。

子供にとって、ロードバイクの見た目はモチベーションアップのためにもとても大切です。ロードバイクのアニメが大ヒットして、アニメキャラクターが乗っていたロードバイクに憧れを持つ子供もとても多いです。販売店では子供と一緒に好みのデザインを探しましょう。子供用は、子供が好むビビットなカラー展開が多いので、お気に入りの1台が見つかります。

一般的なロードバイクのサイズは、700cです。ジュニアロードバイクは、身長に合わせたサイズ展開になっています。ご紹介するサイズは、20インチ・24インチ・650cの3サイズです。

20インチは、身長125cm～140cmくらいの身長があれば乗れます。ハンドルバーの幅は、小柄な体形に合うように狭いです。小さい手でも握れるように、ブレーキバーもハンドルバーに近い位置にあります。フレームのサドルからハンドルまでの距離も近い設計です。

24インチは、身長130cmくらいで乗れるため、おもに小学生向けです。子供用に考えられた設計は20インチと大きく変わらず、ハンドル・フレームともに体形に合わせたつくりで、クランクは子供の足の長さを考えた短めになっています。

650cは一般ロードバイクの700cより小さいので、身長145cmくらいでも乗れます。このサイズだと、「もう一般サイズにしておいてもいいかな」と思いがちですが、一般サイズは子供向けではなく大人の体型に合わせて作られています。

体形に合わないサイズ選びはケガや事故の元なので、ジュニアロードバイクは、買い替え前提で体形に合わせた適切なサイズを選びましょう。ただし、商品によっては700cでも身長145cm程度の方も対象にして設計されたモデルもあるので、そちらは検討対象にしてもいいですね。

子供はまだ成長途中ですので、ロードバイク選びは難しいです。服などと同じように、成長にあわせて安全に乗れるサイズを考えましょう。サイズは、ロードバイク全体のサイズ感だけでなくハンドルについても考える必要があります。

24インチのベストな身長は130cmですが、身長125cm〜150cmまで乗れます。しかし、安全に乗れるかどうかが大事です。試乗の際に、危険なところがないか確認しましょう。ジュニアロードバイクのサイズ展開は、20インチ・24インチ・650cです。サイズが合わない場合は、体形に合った無理のないサイズ選びをおすすめします。

一般のロードバイクのブレーキは、大人が握る前提で作られています。一般サイズのハンドルは、小さな子供の手でブレーキをかけるのは難しいです。一般サイズのハンドルを子供が握ると、無理な体勢になります。

ジュニアロードバイクか一般サイズか迷う身長の場合は、ブレーキの握り方を確認しましょう。体を起こした状態でブレーキができるかがポイントです。ロードバイクによっては、補助レバーや小さいレバーになっているものもあります。

子供の成長はとても早く、1年で10cm以上伸びる子もいます。服などと違い、ロードバイクは高い買い物です。保護者としては大きめサイズを購入したくなりますが、サイズが合わないロードバイクは危険な場合があります。そんな時は、部品交換で多少のサイズ調整が可能です。

一般の自転車と同じようにサドルの調整や、場合によってはハンドルバーの交換で対応します。ハンドルを支えている部品「ステム」を交換することもできますが、ステムはハンドル角度と距離を変える部品であり、ハンドリングに影響があるので交換をする際は注意しましょう。

子供用ロードバイクを検討する際に、どこで買えるかも確認しましょう。高い買い物なので、購入後のメンテナンスやサービスのチェックも忘れずに行ってください。

ロードバイクは多くの部品を使用し、非常に繊細にできている乗り物です。乗り心地やブレーキング、体形に合わせたチューニングなど微調整が必要な場合が多く、自分に合ったサイズの選び方など細かい対応を望む方には近くの実店舗がおすすめです。

また、新品購入時は1ヶ月程度で初回メンテナンスが必要です。1～2年に1回はオーバーホールも必要なので、購入後の利便性を考えると、近くに販売店がある場合はそちらでの購入をおすすめします。

ロードバイクはネット通販でも扱われているため、メリットとデメリットを理解して使うのも1つの方法です。ネット通販のメリットは、価格が安い・家から購入できる・実店舗で扱いのないメーカーの商品が買える・海外メーカー品が買えるなどがあります。

一方で、自分の体形に合わせたチューニングができない、実物を確認できないなどのデメリットもあります。購入後にトラブルがあった場合、最寄りの店舗に相談する場合が多いですが、他店購入品やネット購入品の修理やメンテナンスは受け付けないお店も多いです。そういった点も理解した上でネット通販を検討しましょう。

ロードバイク選びに迷う場合は、メーカーから探してみるのもおすすめです。ジュニアロードバイクの、おすすめメーカーをご紹介します。メーカーは、ジャイアント・フジ・アンカーです。

「GIANT（ジャイアント）」はアジア代表の自転車メーカーです。GIANTは他メーカーより価格が安いため、多くの人に支持されています。成長過程で乗り換えが必要な子供にとって、おすすめのメーカーです。

販売店舗がとても多いため、全国どこでも購入できます。そのため、故障などのトラブルにも対応しやすいため、初心者におすすめのメーカーです。大人顔負けのスペックが子供心をくすぐります。GIANTは、コスパ・スペックともに抜群のメーカーです。

「FUJI（フジ）」は、日本が発祥のアメリカブランドです。プロレースにも強くレーシングとライフスタイルのシリーズがあります。ロードバイクそれぞれのコンセプトが明確なため、選びやすいところもおすすめです。価格の手頃なモデルが多く、コスパが高くて人気があります。

子供用でも、レーシングシリーズのようなグラフィックが特徴です。設計は、しっかり子供の体形を考えられており、安心して選べます。

「ANCHOR（アンカー）」は、日本の世界的有名なタイヤメーカー、ブリヂストングループが展開しているロードバイクメーカーです。日本人の体形に合わせたフレーム設計で、日本人ならではの悩みも解消されます。

ジュニアロードバイクは、子供が安全に乗れるように設計されているのはもちろんです。さらに、子供に嬉しいオーダーシステムがあります。フレーム単体の販売もされており、シングルカラーの選択が可能です。

子供に「ロードバイクをやりたい」と言われると、子供のやる気に応えてあげたいですが、ロードバイクは一般の自転車と違い、高価なものが多いです。「買っても続けてくれるかな」と心配もします。

そんな時は、安く購入できる中古がおすすめです。子供が真剣に続けるとなってから、新品を購入する方法もあります。ロードバイクを経験してから選ぶと、重視したい部分が明確で選びやすいです。お気に入りの一台が見つけられます。

ロードバイクにヘルメットは必要不可欠です。自転車事故では、頭部損傷が命に関わる大事故につながる場合があります。レースや街乗りなど関係なく、ヘルメットは必須です。頭の形に合わないヘルメットは、万が一の時にしっかり頭を守ってくれません。

ヘルメット選びの際は、頭へのフィット感をしっかり確認します。特に子供は、ヘルメットが重いと体への負担が大きいため、重量の確認も必要です。初心者には価格の安いエントリーモデルをおすすめします。

今回は、ジュニアロードバイクの選び方やおすすめをご紹介しました。ジュニアロードバイクは、安全面をしっかり考えられた設計です。子供の体形に合わせたロードバイクを選びましょう。お気に入りのロードバイクで、子供と一緒にレースを目指してみませんか。