冬用レディーステニスウェアのおすすめ8選｜人気なのは？どんなコーデがいい？

テニスをしている女性にとっては、ウェア選びも楽しみの1つですよね。自分好みのおしゃれなウェアを着こなせば、気分も上がります。しかし、冬に着るテニスウェアは寒さが防げればよくて、おしゃれは二の次と考えていませんか？

実は、防寒機能とおしゃれさを兼ね備えているウェアはたくさん出ています。軽くて薄手ながら保温性のある素材や、裏起毛・サーモ機能など身体を温めるさまざまな工夫がされ、さらにデザインも豊富です。

この記事ではレディースの冬用テニスウェアを選ぶポイントについてお伝えします。人気ブランドやおすすめ商品についても紹介しますので、参考にしてください。さらに冬のテニスに必要な防寒対策や紫外線対策についてもお教えします。

重ね着をすると空気の層ができて、これが身体の熱を逃がさず保ってくれます。ます吸汗速乾性のあるインナーを着用し、その上に保温性のあるユニフォームやセーターなどミッド（ミドル）レイヤーを重ねて空気の層を増やし、アウターレイヤーとしてウインドブレーカーなど防風性や防水性のあるものを着るのがおすすめです。

ミッドレイヤーは身体にフィットしたサイズより少し余裕のあるサイズの方が、空気を含んで保温性が高まります。

まずチェックするポイントは機能性です。テニスは激しく動き回り汗をたくさんかくので、吸汗速乾性のある素材が重要です。加えて寒い冬には、身体の熱を逃がさない保温性の高いウェアを選びましょう。また、身体の動きを妨げない立体設計で作られているウェアもあります。

サイズ選びも大切です。ゆとりのあるサイズを選ぶと動きやすいでしょう。S・M・Lなどのサイズが同じでも、ブランドによって実際の寸法が違う場合もありますので、普段着ているウェアの実寸を把握しておくのがおすすめです。

もちろんデザインも大切です。見た目がばっちり決まればやる気も上がります。シンプルなものから花柄、幾何学模様などさまざまなものがあるので、お店やカタログで見比べてお好みのデザインを選びましょう。普段着では選ばないような色やデザインに挑戦してみるのも楽しいかもしれません。

ウインドブレーカーは防風力の高さが特徴で、風による体温の低下を防ぐように作られています。素材にはナイロンやポリエステルを使い、薄手で軽いのでかさばりません。身体を動かして温まったら、さっと脱いでたためます。

スポーツの防寒着として思い浮かべやすいのがパーカーやトレーナーです。重ね着しやすいので、上に他のアウターを着れば保温性が高まります。裏起毛の加工がされ、一枚でも防寒に十分なアイテムも多いです。スポーツ以外でも着られるおしゃれなデザインもよくみられます。

サッカーの試合などでよく見かけるベンチコートは、寒さが厳しい屋外でも長時間過ごせるように作られています。ハイネックやロング丈のものは特に防寒機能が抜群です。ただし、こうしたアイテムは着たまま動くのには向きません。コートの外で待機するときに着るものと考えた方がいいでしょう。

トップスはTシャツまたはポロシャツが一般的です。Tシャツはカジュアルな印象、襟のあるポロシャツはきっちりした印象があります。なりたい姿のイメージに合わせて選びましょう。

ボトムスにはまずパンツがあります。丈によってハーフパンツ・ロングパンツ・ショートパンツに分けられます。また、レディースならスコートやワンピースもおすすめです。足の露出が気になる場合はタイツを重ねるといいでしょう。

スポーツ用のインナーは吸汗速乾性が高く、汗で冷えるのを防いでくれます。さらに動きをサポートするコンプレッション機能があるインナーは、パフォーマンスの向上とけが防止にも役立ちます。綿素材のインナーは肌触りがいいですが、汗をかいてもそのまま吸収するため蒸れやすいので、インナーはポリエステルがおすすめです。

寒い冬はヒートテック素材は温かく重宝しますが、激しい運動で汗をかくと暑すぎると感じる方もいます。汗をかくと身体が冷えてしまい逆に寒くなる場合もあるため、汗をかきやすい方はミッドレイヤーかアウターレイヤーでヒートテック素材を着るのがおすすめです。

スパッツ・タイツは、半袖シャツやハーフパンツの下に重ね着できるので、防寒だけでなく紫外線対策としてもおすすめです。

公式大会に出るときは、以下のようなJTA（日本テニス協会）の服装規定に従う必要があります。

• 試合はテニスウェアを着用しなければならない
• 女性はワンピース・シャツとショーツ・スコート
• 男性はシャツとショーツ
• Tシャツ・ランニングシャツ・ランニングパンツ・ジーンズなどは着用できない
• テニスウェアかどうかの最終的な判断はレフェリーがする
• ロゴは製造者のロゴでトップスの場合、前身頃・後身頃・襟は13平方cm以下のもの2つ、または26平方cm以下のもの1つ
• ボトムスは製造者のロゴで、13平方cm以下のもの2つ、または26平方cm以下のもの1つ
• 帽子・アンダーウェアー・ソックスは製造者ロゴで13平方cm以下の1つ

大会用ウェアを購入する際は、公式試合に着用できるか事前に確認するのをおすすめします。困った場合はテニスウェアブランドの製品を選んでおきましょう。

プリンスはアメリカのメーカーで、ラケットを中心としたテニス用品を出しています。プリンスのレディースウェアはおしゃれなデザインにこだわっており、毎年アパレルメーカー並みのコレクションを発表しているほどです。シトラス柄・幾何学模様・イラストなど、他のブランドではあまり見られないデザインを選べます。

バボラはフランスのスポーツ用品メーカーで、テニスラケットは多くの選手に使用されています。レディースウェアはシンプルなものから花柄など、ラインナップが豊富です。ウェアの形もポロシャツやTシャツをはじめ、スコートやパンツ、ワンピースタイプなどさまざまな種類を出しています。

フィラはイタリアのスポーツブランドで、白一色だったテニスウェアに初めて色を加えたことで話題となり、さらに1976年のウィンブルドンで優勝したビヨン・ボルグ選手が着ていたことで知名度が上がりました。その歴史からもわかるように、ファッション性の高いスポーツウェアに力を入れ、デザインにこだわったウェアを多く出しています。

ヨネックスは東京都文京区にあるスポーツ用品メーカーで、バドミントンやテニスのラケットを中心に製造しています。テニスウェアはシンプルなデザインが多く、誰にでも着こなしやすいのが特徴です。加えて体感温度が3℃上がるヒートカプセルなど、プレーヤーのことを考えたさまざまな技術が盛り込まれています。

オリジナリティのあるデザイン性に優れたブランドと言えば、ルコックスポルティフです。カラフルな配色が爽やかなスコート・シルエットがきれいなパンツ・フェミニンな雰囲気が出せるシャツなどテニスをしながらおしゃれが楽しめます。

さらに機能性も高く、テニスが快適にできるような素材が使われています。冬は首元を冷えから守ってくれるハイネックなど、着用してもごわつきが感じない仕上がりです。

ウェアに覆われない手や頭などは小物で守りましょう。テニス用の手袋には手のひら部分に穴が開き、グリップを握るのを邪魔しないタイプがあります。帽子・ネックゲイター・ネックウォーマーは頭や首元の防寒に有効です。

冬は日差しが弱いからと油断していませんか。冬の紫外線は物質を透過しやすく、雲や窓ガラスに影響されにくい性質があります。日焼けなどの急激な影響はないものの、ダメージが蓄積して肌の老化につながるため、冬でも日焼け止めは忘れないようにしましょう。さらに、乾燥すると紫外線の影響を受けやすくなるため、保湿も大切です。

冬用のレディーステニスウェアは、防寒機能を備えておしゃれなものが多く出ています。かわいいウェアがいろいろあるので、防寒対策と紫外線対策は忘れずに、お気に入りのテニスウェアを選んで、冬も寒さに負けずテニスを楽しみましょう。