テニスシューズのインソールおすすめ15選｜人気のスーパーフィート・寿命は？

テニスをする際に履くテニスシューズには元からインソールが装備されてるので、そのままの状態で履き続ける方も多いのではないでしょうか。実は、インソールを変えるだけで足の安定感やパフォーマンス力アップが期待できます。

テニスシューズ用のインソールは既存のインソールよりも反発力や衝撃吸収力など機能性が高く足のサポート力が高い構造のため、インソールを入れ替えるだけで足への疲労感も変わり、よりいいプレイにつなげられるのです。しかし、いざ購入しようとしても、販売しているメーカーや製品の種類が多く悩んでしまいますよね。

そこで今回は、テニスシューズ用のインソールを使う理由や選び方、スーパーフィートやヨネックス・ミズノなどおすすめのメーカー・おすすめ製品を紹介します。記事の最後では、インソールを選ぶ際の注意点についても解説しているので、ぜひご覧ください。

テニスをする際、「シューズはしっかり選んでもインソールにはそこまで時間をかけない」または「そもそも専用のインソールは使用しない」という方もいるでしょう。もちろん、テニスシューズはもちろん購入した状態そのままでも履けますが、インソールを入れて履くのがおすすめです。

インソールを入れて自分の足に合った形状にすると、足へのフィット感をより高められます。これにより、足・膝・腰の不調やケガの予防につなげられるのです。それが、インソールを入れる最大の理由です。

インソールは柔らかめのものが適していると思われがちです。しかしテニスシューズに入れるインソールは柔らかすぎると足のアーチ部分の反発力が下がり、パフォーマンス力が落ちるばかりではなく、足のバネがきかなくなって疲労が蓄積しやすくなってしまいます。

また、柔らかいインソールはだんだんとアーチ部分が下がってしまいます。そこで、適度な硬さを持つインソールを選べばアーチ部分を支えて、ボールを打つ際の踏み込みもしっかりと支えてくれます。

テニスシューズ用のインソール選びでは、かかとの安定感も重要です。かかとが安定していないとぐらつきやすくなり、かかとが内側に倒れすぎる「オーバープロネーション」と呼ばれる状態になってしまいます。

このような状態では、捻挫などのケガや腰痛などのトラブルを引き起こしかねません。そこでインソールでかかとを適度にホールドして安定させれば、かかとのぐらつきを防いでオーバープロネーションによるトラブルも予防しやすくなります。

テニスでは、前後左右に激しく動く必要があります。安定感に欠けるインソールを使用してしまうと下半身が不安定になり踏み込みしづらく、思うようなプレイができなくなる可能性もあります。そのため、テニスシューズ用のインソールには激しい動きにも耐えられる高いグリップ力が必要不可欠です。

グリップ力の高いインソールなら、下半身が安定しやすく踏み込みもしやすくなるので、グリップ力にも注目してインソールを選んでください。

テニスシューズを履いているとどうしてもシューズの中に汗が溜まり、細菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。頻繁に洗うことが難しいテニスシューズをより清潔に保ちたいなら、抗菌機能付きのインソールがおすすめです。

抗菌機能付きインソールなら、シューズの中の雑菌の繁殖を予防して清潔に保ちやすくなります。インソールを定期的に天日干しするとより効果的です。

テニスシューズを履き続けていると、シューズの臭いも気になってくるものです。防臭機能を搭載したインソールを使えば、高い通気性でシューズの中がムレにくくなります。

さらに、臭いの原因菌を抑える効果が期待できるのでイヤな臭いを予防できます。テニスシューズの臭いが気になる方は、防臭機能付きインソールがおすすめです。

汗を多くかく方は、テニスシューズの中のムレが気になります。その場合は、吸湿性・吸汗性・通気性の高いインソールがおすすめです。

インソールが汗やシューズ内の湿気も吸収してくれるので、ムレが軽減できます。通気性が高いインソールなら、シューズの中のムレを防いでくれる効果も期待できます。

市販のインソールでも足に合うことは多いですが、できるだけ自分の足の形に合ったインソールが欲しい場合は、オーダーメイドでインソールを作ってもらう方法もあります。

自分の足の形にピッタリのインソールが作れるので、よりいいフィット感やグリップ感が得られます。自分だけのインソールとなるため価格は高くなりますが、快適なインソールを入手できます。

日本のスポーツ用品メーカー「ミズノ」のインソールは、スポーツごとにさまざまなタイプが販売されています。テニスシューズ向けのラケットスポーツ用インソールは、優れた衝撃吸収力や足へのフィット感を持つ、機能性の高いアイテムです。足をしっかりとサポートしてくれるため安定感が高く、足への負担を軽減できるメリットもあります。

アメリカ生まれのインソールメーカー「スーパーフィート」は、足病医学に基づいた形状のインソールを販売するメーカーです。三次元の立体構造で足をしっかりと包み込んでかかとを支える形状が、テニスプレイ時にも本来の機能発揮をサポートしてくれます。

テニス用をはじめとして、登山やランニング、一般向けなど競技や用途に合わせたインソールをラインナップしています。

日本の大手スポーツ用品メーカーでテニスシューズも多く手掛ける「アシックス」では、アーチを正しくサポートしてくれる3D構造を採用した、テニスシューズ用のインソールを取り扱っています。

海外製のインソールがどうしても足に合わないという方は、日本人の足に合わせて作られたアシックスのインソールがおすすめです。

テニス用品メーカーとしても知られる日本のメーカー「ヨネックス」のインソールは、高い衝撃吸収製を持つ独自の特殊素材「パワークッション」を採用しているのが特徴です。

滑りにくいウェーブ形状を採用していたり、通気性の高い快適な素材を使用したりするなど、機能性と快適性が両立したテニスシューズ用インソールを取り扱っています。

フランスで生まれた世界的なインソールメーカー「SIDAS」は、日常使いから各種スポーツまで幅広く使えるインソールを取り扱っています。

インソールを入れていることを忘れるほどのフィット感と快適性を兼ね備えたインソールはプロテニスプレーヤーも愛用しており、日本のトップテニスプレイヤーである錦織圭選手も愛用していることで知られます。

シダスのインソールの中でもコンフォマーブルは、土踏まずをしっかりサポートしてくれるのが特徴です。HDバキュームマシンを使用して、自分の足の形にピッタリ合ったインソールを作れます。

「アディダス」は、知る人ぞ知るヨーロッパのスポーツ用品メーカーです。テニスシューズのインソールは、消臭機能が高く、臭いが気になる方におすすめです。クッション性や衝撃吸収性よりも消臭機能にこだわって選びたい方は、ぜひチェックしてください。

「ニューバランス」は、アメリカのスポーツシューズメーカーです。ニューバランスの製品はどれも足や足首に優しい点が特徴です。衝撃吸収性に優れているため、ハードにテニスをプレイする方に適しています。反発力も高く、プレーに繋がるようなインソールを求めている方にもおすすめです。

毎日のように部活やクラブで使っている方は3～6ヶ月で寿命がきます。基本的にシューズの寿命と同じなので、シューズを新調する際に一緒に買い替えます。インソールはシューズの形にあったものを入れる必要があるので、自分でインソールを切って失敗しないように専門店に持って行った方が安心です。

インソールはクッション性の高い方が足にいいと思いがちですが、テニスシューズ用のインソールには柔らかくクッション性が高いインソールはおすすめできません。クッション性が高すぎるとしっかりと地面を踏ん張れなくなり、走りにくくなるからです。

また、前述のように柔らかすぎるインソールは足のアーチ部分が下がりやすくなってしまうことから反発力が落ち、足が疲れやすくなる点もデメリットです。テニスシューズ用のインソール選びでは、クッション性よりも適度な硬さやサポート力を重視しましょう。

テニスシューズは、購入時に中敷が付けられています。中敷を取り外せる場合は、取り出してからインソールを入れます。インソールが大きければ、中敷に合わせてハサミでカットしてください。また中敷を外すことができない場合は、上からインソールを入れるか靴屋で取り外して貰うのがおすすめです。

テニスシューズにインソールを加えるだけで、足のサポート力や安定力アップが期待でき、ケガの予防にもつなげられます。より高いパフォーマンスを求めるのであれば、最適なインソールを使ってみてはいかがでしょうか。