おすすめの防水バッグ20選｜どこに売ってる？アウトドア向けの完全防水バッグも

防水バッグは普通のバッグと異なり、水に強いのが特徴です。そのため、防水バッグを持っていれば急な雨に降られても、パソコンやスマホのような電子機器が濡れるのを防いでくれます。サイズも豊富に展開されています。

また、「防水バッグは、突然の雨でも安心だけど他にメリットはあるの？」と思っている方も多いでしょう。防水バッグはタウン用からアウトドア用まで幅広く、さまざまな使い方ができる汎用性の高いバッグです。

特に、アウトドアでは防水バッグは大活躍。そこで、防水バッグのメリットや防水バッグの選び方、おすすめの防水バッグを紹介してきます。防水バッグを生活の中でぜひ活用してください。

防水バッグは水に強い素材や工夫がされたバッグのことを差します。中でも水に濡れるシーン、具体的にはカヤックやカヌー、ラフティングなどスポーツシーンで使用されています。水に敏感な電子機器などを保護する役目がメインですが、高い気密性を活かして、水に濡れたものを防水バッグに入れて他のものを濡らさないという使い方もできます。

防水バッグの魅力は、高い耐水性と防水性です。さらに、気密性が高く空気を通さない為、圧縮袋のような使い方も可能。たとえば、キャンプや登山では荷物の負担を少しでも減らしたいです。防水バッグを持っていれば荷物を入れて空気を抜けば圧縮されコンパクトになります。

さらに、緊急時には簡易的な浮き輪替わりにも使えます。これは、空気を通しにくいという性質を活かして、バッグに空気を入れて口を閉めることで浮き輪にするという使い方です。また、濡れた衣服や釣りで使用したウェーダーを入れれば、車の中が濡れずに済みます。さらに、ゴミを入れて持ち帰る際にも匂いが漏れにくく安心です。

防水バッグとはバッグの表面やバッグのメインルームが、水を通さない素材で作られています。または、水を通さないように素材に加工が施されています。つまり、日常生活においてノーマルのバッグよりも荷物が濡れるのを防ぐと考えていいでしょう。

一方、完全防水バッグとは、防水性の高い素材を使用し、止水ファスナーや縫い目にシームテープなど隅々まで防水処理が施されています。そのため、海や川でずぶ濡れになってもバッグの中を保護します。多くは、デザイン性より防水性を優先されています。

たくさんの防水バッグからいくつか選ぶポイントをまとめてみました。ひとつひとつチェックしていきましょう。

まずは、バッグの形状です。形状によって使い勝手も変わってきますので、いつもどのようなバッグを愛用しているかを確かめましょう。

ドライバッグは、主に登山やトレッキング用品を収納するためのバッグです。防水加工されており、天候の変わりやすい場所でも安心です。完全防水のドライバッグなら川を渡るというシーンでも荷物が濡れることはありません。口は開閉しやすく、荷物が出し入れしやすいデザインです。

登山やハイキングにおすすめのリュックタイプです。メリットは両手が使える点。アクティブシーンで使用するなら両手がフリーであれば何かあった時でも素早く対応でき、怪我のリスクを軽減できます。また、リュックタイプは荷物が少々重くても、持ちやすいのがメリットです。自転車通勤の方であればリュックタイプが使いやすいです。

リュックタイプと同じで、両手がフリーになるのがショルダータイプです。肩から斜め掛けにすることで、カジュアルなファッションとも相性がいいです。男性なら肩に掛けて持つことでビジネスシーンにも使えます。

シンプルで物の出し入れがしやすいのがトートバッグです。お買い物や習い事など、たくさんの荷物がすっぽり入ります。丈夫な生地で作られた防水バッグなら、子供のスイミングスクールや趣味のフィットネスジムに活用できるでしょう。

ウエストポーチを斜め掛けすることでボディバッグになるバッグです。コンパクトなので必要最低限の持ち物を入れるのにおすすめです。動きやすく、サイズが小さいことから荷物の負担が少なくなります。おしゃれなファッションアイテムにも使えます。

登山におすすめなのがスタッフバッグです。スタッフバッグのメリットは、荷物の整理がしやすい点。メインはアウトドアで使用するため、軽量で耐水性に優れ、耐久性もバッチリです。天候が変わりやすいアウトドアでも安心して持つことができるでしょう。

サイクリングを楽しみたい方におすすめなのがサイドバッグです。自転車を乗る際の荷物を入れておくバッグで、もちろんバイクにも使えます。長い距離を走る時には、食料品や衣類など濡れては困るものを入れて置けます。

次にどのくらいの容量が必要なのかをチェックしましょう。普段使用する防水バッグと、アクティブシーンに使う防水バッグと使い分けするのもおすすめです。

10L以下のバッグは、海水浴や川遊びの際におすすめです。スマホや財布など貴重品を入れて置くのもいいですし、川や海で遊んだ後、水着を入れる際にも使えます。また、旅行に行く時に荷物を小分けしたり、バッグインバッグとして使用したりするのもアリです。スマホを濡らしたくないシーンにピッタリです。

通勤や通学におすすめなのが20～30Lです。日帰りキャプなら20Lで、1泊するならワンサイズ大きい30Lが使いやすいです。仕事用であれば、ファイルやノートパソコン、帰りに通うジムの衣類まで入ります。小さい子供の着替えなどが入るので、パパ・ママにも使いやすいサイズです。

1泊以上には40L以上の防水バッグがおすすめです。2～3日分の荷物が入る容量です。ファミリーキャンプで汚れたテントや3～4泊のスポーツ合宿であれば容量が大きい50Lがいいでしょう。50Lであれば3～4泊の旅行に使えます。

防水バッグには、さまざまな素材のものが売られています。素材によって特徴が異なりますので、素材から選ぶという方法も見ていきましょう。

高い耐水性を誇るのがターポリン素材です。そのため、防水シートやキャンプで使用するタープに使われています。耐久性が高いので、アウトドアシーンに最適です。ターポリン素材で作られた防水バッグも多く、雨や汚れに強くタフであることから人気です。

PVCとはポリ塩化ビニルのことです。クリアな素材でおしゃれなブランドでも、PVC素材のバッグが販売されています。おしゃれと防水を兼ね備えた防水バッグは、夏の海水浴やプールで活躍するでしょう。汚れが付きにくく、直接地面に置くことができます。

ポリエステルは吸湿性が低く、高い速乾性がメリットです。水を弾きやすい性質ですので、日常生活には問題ありません。ただ、防水バッグとして使用するなら、撥水加工や防水加工がされたものを選びましょう。サブバッグとして持っておくと何かと重宝します。

軽さを重視するならナイロン製の防水バッグです。強度があり、破れにくい所がメリットです。また、薄手で荷物がない時は小さくコンパクトにできます。そのため、予備のバッグとしてメインのバッグに入れて置くのがおすすめです。こちらも、ポリエステルと同じで撥水加工や防水加工がされているかチェックしましょう。

防水バッグはどこで、どのように使用するかで選びましょう。用途別の防水バッグは、目的に合わせて作られているため使い勝手が抜群です。特に、アウトドアメーカーの防水バッグは、目的に合わせて使いましょう。

釣りに使用するバッグは、川や海で使用するためほとんどが防水仕様です。さらに、釣りがしやすいように工夫がされているのが特徴です。ルアーやラインが取り出しやすい、片手でバッグが開けられる、ポケットが多いなどメーカーがさまざまなアイデアを詰め込んでいます。

釣りではロッドを持ちながらの作業が多いので、片手で小物が取り出しやすいと釣りもしやすくなるでしょう。

キャンプはファミリーで出かけるとテントやランタン、宿泊するならシュラフなど荷物が多くなってしまいます。そのため、キャンプでは大きめの防水バッグがおすすめ。なぜなら、防水バッグに衣類やタオルを入れて、圧縮して荷物を小さくできるからです。また、キャンプの片付けの際に、濡れたタープや衣類を入れて持ち帰れます。

防水バッグをタウンユースに使いたい方は、普段持ち歩く荷物に合わせてサイズを選びましょう。特に、通勤や通学では小さすぎたり、大きすぎたりするバッグは使い勝手が悪くなってしまいます。ノートパソコンやお弁当など毎日必要な物が入るサイズがどうか確認しておきましょう。

夏の海水浴やプールに出かけるなら、小さめの防水バッグがおすすめです。水に濡れると困るスマホや車のキー、財布など貴重品をまとめておくことができます。また、大きいバッグの中に小さいサイズの防水バッグを入れてポーチ代わりにするのもいいでしょう。

2wayタイプの防水バッグとは、シーンによってショルダーベルトが外せたり、ショルダーバッグをリュックに変更できるものです。二つの使い分けができると、シーンによって使い方を変えればOKです。これなら2つ防水バッグを買う必要はありません。

バッグの開け口によっても、使い勝手は違ってきます。どのタイプが使いやすいか、目的を考えて選ぶとわかりやすいでしょう。

スタンダードな防水バッグの開け口は、ジッパータイプです。左右に動かすだけで開閉ができます。しっかり締めて置けば、外から衝撃が加わっても中身が飛び出しにくいです。開け口の広さもジッパーを動かすだけで調節が簡単。防水面が気になる方は、止水ファスナーや撥水ファスナーがおすすめです。

蓋をすることで開け口を閉じるタイプの防水バッグです。ファスナーがついていて、さらにフラップになった防水バッグであれば、防水効果は高まります。フラップタイプはマチ部分が少なく、スリムなデザインが多いです。その分、荷物を持っていて体の横でゴロゴロすることがありません。

ロールトップとは、開口部をくるくると巻いて閉じるタイプです。口を内側にまるめることで防水性が高まります。そのため、アウトドア用の防水バッグに使われていることが多いです。ロールトップでリュックタイプの防水バッグであれば、アクティブに動いてもしっかりと口が閉じられていて安心です。

エアバブル付きの防水バッグは、中の空気が抜くことができるシステムです。荷物を入れて空気を抜けば、容量が減ってコンパクトに。さらに、ウォータージャグ付きなら、水が入った時や水洗いした後、簡単に水抜きできます。

「防水バッグはどこに売ってる？」といった疑問がありますが、防水バッグはイオンやマックスバリューなどの大手スーパー、ビックカメラなどの家電量販店などで売られています。コールマン・モンベルなどのアウトドアメーカーでも取り扱いがあります。さらに、ディスカウントショップのドンキホーテでも購入可能です。

しかし、店舗によって取り扱いの有無があるため、確実に手に入れるなら、Amazon・楽天などのネット通販をおすすめします。商品数が多く、価格幅も広いため目的のものが見つけやすい点がメリットです。

防水バッグは100均ショップのダイソーで買えます。容量は3Lと15Lで、小さい方が220円、大きい方が550円です。100円ではないものの、このお値段で買えるのはリーズナブル。口部分は2～3回折り返しバックルで留めます。15Lの防水バッグにはストラップが付属しています。耐久性もあり、濡れた水着を入れたり、濡れたペットボトルを入れたりとさまざまな用途に使えるでしょう。

防水バッグを長く快適に使い続けるコツは、こまめなメンテナンスです。汚れた状態で保管すると劣化が早まります。使い終わったら拭いたり、汚れを取ったりしておきます。汚れがひどい場合は、中性洗剤で部分洗いしておきます。洗った後は、しっかりと乾燥させるのもポイントです。直射日光をさけ、風通しのいい場所で保管しましょう。

防水バッグは、急な雨に対応できるだけではなく、濡れたものを入れたりできるバッグです。耐久性が高く、サイズや形もいろいろあるのでさまざまな用途に大活躍。日常に防水バッグを取り入れれば、生活がより快適になるでしょう。