バイク用サイドバッグのおすすめ15選｜つけっぱなし・ステーなしでも大丈夫？

バイク用サイドバッグは、積載量を増やして余裕をもった準備を備えられる便利なアイテムです。もしものときのために、レインウェアや工具などの荷物を入れておけて、見た目もカッコよく演出できます。

タンクバックだけでは物足りないと感じているシングルシート仕様の方や、アメリカンタイプやネイキッドタイプなどの愛車をカッコよくアレンジしたいと考えている方におすすめです。しかし、多くの種類があるのでどれを選ぶべきか迷う方も多くいます。

そこでこの記事では、バイク用サイドバッグの選び方のポイント・スーパーカブに合うおしゃれなバッグ・バイクスタイルに合ったおすすめの厳選商品15選をピックアップしてご紹介します。また、つけっぱなし・ステーなしでも大丈夫なのかも解説します。

10Lのサイドバッグは、ちょっとした日帰りツーリングやレインスーツやメンテナンスグッズを常備して置きたい方におすすめです。

それほど荷物が積載できませんが、大きさがコンパクトで運転時のハンドリングに影響を与えないので、初めてバイク用のサイドバッグを購入する方にはおすすめです。値段も安くコストパフォーマンスに優れています。

特に入れるものを考えていないものの、リュックでバイクには乗りたくないと考えている方には、少し大きめの20Lがおすすめです。

それほど大きくはないので、外見のバランスを崩さずに積載量を確保できます。どのメーカーも容量以外にも機能や見た目にこだわっているので、自分にピッタリのサイドバッグを選んでください。

泊りがけのツーリングの計画があるなら、迷わず40L以上のものにしましょう。キャンプ用品や着替えといった必要なものが多いアウトドアでも、大容量のサイドバッグがあれば安心です。

ただし、見た目がゴツくなってしまったり、マフラーに干渉する場合があります。そのため、事前に自分のバイクに合っているかを確認して購入してください。

実際にバイクに取り付ける場合を想定して、バッグのサイズと形状を確認しましょう。左右どちらか片側に付けるタイプのバッグはバイクの左右バランスに影響が出るため、取り付け時の重量バランス・バイクの形・使いやすさを考慮して、どっちに付けるか決めてください。

また、荷物が多くなる場合は片側に大きなバッグを付けるのではなく、両側に付けるタイプを選びましょう。バイクの左右バランスがとりやすく、走行時に不安定になりにくいです。ただし、バッグの分バイクの車幅が広がるので、車の間をすり抜けるようなシーンでもぶつからないよう注意が必要です。

革製品のサイドバッグは、アメリカンやクラシック系のバイクとの相性が抜群です。ツヤ感や上品さがあるので、バイクのメタリックな雰囲気とよく合います。革製品には本革とPUレザーがあります。

フェイクレザーの一種であるPUレザーは、水に強く小雨程度の天気の崩れにもしっかり対応できる点が特徴です。一方、本革はPUレザーよりも劣化しにくく耐久性があります。使うごとに馴染んでくるので愛着がわく素材です。

ポリカーボネートは、プラスチックの一種で直射日光や熱に強い特徴があります。夏場の暑く日差しの強い状況下や野外での使用も考えられているため、バイク用のサイドバッグとして適しています。

ネイキッドやスーパーカブなどにつけても違和感がないので、なるべく耐久性の高いものがいい方にはおすすめの素材です。

ナイロンなどの合成繊維や布を使っているファブリック素材のサイドバッグは、柔軟性がありおしゃれなデザインが多いのが特徴です。水に強くないので雨風にさらされるシーンは不向きですが、商品によっては丸洗いできます。ファブリック素材によって強度や耐水性も異なるので、目的に合わせて選びましょう。

エンジンがむき出しで普遍的なデザインのネイキッドバイクは、最もスタンダードなバイクのタイプとして人気があります。どんなデザインやタイプのサイドバッグでも似合うのが特徴です。あえて個性を出したい場合は、ミリタリー風のバッグを付けるとポイントになっておすすめです。

アメリカンタイプのサイドバッグには、革製品のものが多く見られます。積載量も多く、デザインもワイルドで高級感があります。アメリカンバイクとの相性がいいタイプです。

種類も豊富にあるので、自分好みの質感や容量の製品選びやすいです。さらに、防水機能などプラスアルファの機能を搭載した製品も多いため、購入前は自分のほしい機能があるかをチェックしてください。

シェルケースタイプは、ツーリングに行く方におすすめです。他のタイプよりもたくさんの荷物を入れられるうえに、耐衝撃性が高いので安心できます。インナーポーチを使えば小物をひとまとめにでき、キャンプ道具もかさばらずに収納可能です。

ただし、サイズが大きいため取り付け後は車幅が広くなってしまいがちです。運転するときには接触や重心などに注意してください。

通常、2人乗りを想定している場合サイドバッグの使用は困難です。しかし、タンデムタイプのものがあれば問題ありません。タンデムタイプは2人乗りを想定して作られているので、取り付け後の座り心地やハンドリングを極力損なわない工夫がされています。

ただし、念のためタンデムタイプを選ぶ場合は、リアシートとバッグのベルトが干渉しないかを確認しておきましょう。

バイクにつけっぱなしにしたくない場合や持ち歩くときもカッコいいものがほしいのであれば、2wayタイプのサイドバッグがおすすめです。

取り外した後に付属されているベルトを使用すると、ショルダーバッグやバックパックとして気軽に持ち歩けます。容量は多くありませんが、スマートに見せられるサイドバッグです。

サイドバッグにはあらかじめ防水加工がされているものや、上からレインカバーをするものなどがあります。バイクに乗っているときは急な雨に降られるシーンもあるため、あらかじめ防水加工がされているものがおすすめです。

サイドバッグの取付位置は路面に近く泥や水撥ねで濡れやすいので、気になる方はレインカバーをかけておくのをおすすめします。

サイドバッグを常にバイクに取り付けていると、盗難が心配になります。ダブルファスナーのものは付属の南京錠などで鍵ができるので、ちょっとコンビニなどに立ち寄った際も安心です。

ダブルファスナー以外にも、各メーカーで防犯性を向上しているサイドバッグも販売されているので、気になる方は検討してください。

バイク用サイドバックのおすすめ商品をご紹介しましたが、どこで購入できるかも気になりますよね。まずは、オートバイ用品店です。素材・サイズなどさまざまな種類を取り揃えており、幅広い選択肢の中から選びたい方におすすめです。

また、高品質の革素材のものがほしい方は、革専門店をおすすめします。価格は高めですが、厚手の本革を使用した長く愛用できる製品を取り揃えています。さらに、アメリカンタイプのバイクに乗る方の中にはサイドバックにこだわる方も多く、そんな方には革専門店でオーダーメイドするのがおすすめです。

カブと聞くと新聞配達のイメージがありますが、アニメやマンガの影響でカブやスーパーカブでツーリングをする方が増えています。 そのような方向けのサイドバッグも、おしゃれなものが多く販売されています。

取り付けが簡単・高い収納力など使い勝手がよく、防水カバーが付属している点も魅力です。スタイリッシュなデザイン・豊富なカラー展開をしている商品もあり、収納はもちろんおしゃれのアクセントにもなります。ツーリングをする方や収納に不便を感じている方は、ぜひスーパーカブに合うサイドバックをチェックしてください。

購入して最初に取り付けるときは、手順がわからず困りますよね。ここではバイク用サイドバッグの取り付け方を解説しますので、参考にしてください。

【サイドバッグ取り付け手順】

1. サイドバッグをバイクに載せる
2. リアシート・ナンバープレートフェンダー・タンデムステップステーのそれぞれの方向にまんべんなくテンションが貼るようにする
3. 左右のバランスを見て、左右でまんべんなく積載できているか確認する
4. マフラーの熱源から十分な距離をとっているかも確認する（10cmほどあればOK）

マフラーに近すぎるとバッグが熱で溶けてしまう場合があるので、距離はしっかり確認しましょう。マフラーが上を向いているタイプは、マフラーに干渉しにくいバッグを選ぶようにしてください。

サイドバッグのためのステーは、タイヤとバッグが接触して、バッグがタイヤに巻き込まれたり擦れたりしないようにするための部品です。スポーツタイプのバイクではステーなしで取り付けられるバッグも多いですが、安全を考慮するとステーを付けた方が走行中安心できます。

スポーツタイプのバイクに限らず、バイクのデザインやバッグの種類によってステーが必要な場合とステー不要な場合があります。ステーなしで取り付けられるタイプでも、安全面を考えると、ステーを付けておきましょう。

サイドバッグを支えるサイドバッグサポートは各メーカーから販売されていますが、1万円前後するので「高い…」と感じてしまう方もいますよね。少しでも安く設置したい場合は、費用500円くらいでステーなどを自作するのも可能です。

器用な方はぜひチャレンジしてみてください。ただし、自作のものは耐久性や安全性に欠ける場合があるので、自信がない場合は無理せず市販品を購入するのをおすすめします。

マンションや一軒家の安全な屋内駐車場に停められる場合は、つけっぱなしでも大丈夫です。ただし、念のため鍵をかけるなど最低限の防犯は必要になります。また、財布やスマホなどの貴重品はサイドバッグには入れず、ウエストポーチなどに入れて身につけておくと安心です。

人目の少ない屋外の駐車場に停めている場合は、やはり盗難の可能性があるので取り外しておいた方が安全です。防犯面やスペースの関係で頻繁に取り外す方は、取り外しが楽なサイドバッグを選びましょう。

ダブルファスナーのサイドバッグでは南京錠の使用が可能ですが、あらかじめロック機能が搭載されたバッグもあります。ただし、鍵付きの製品はサイドバッグではなくトップケースが多くなっています。

デザイン的には劣りますが南京錠よりもしっかりロックが可能なので、防犯を意識する方はロック付きのトップケースも検討してください。

サイドバッグをつけてツーリングに出かけると、荷物を多めに持って行けるので安心です。 ツーリング先でも積載を意識せず、たくさんのお土産を買えたりします。今回ご紹介した内容を参考にして、素敵なバイク用サイドバッグを見つけてください。