【2024】家庭用おすすめ包丁25選｜恐ろしく切れる包丁・人気のニトリも

毎日の自炊に必ず登場すると言っても過言ではないのが包丁です。しばらく使い続けていると錆びてしまったり切れ味が悪くなってしまったり、料理の効率が悪くなり困ります。

包丁には主に三徳包丁・牛刀包丁・ペティナイフなどの種類があり、何を使ったらいいのか分からない方も多いですよね。種類や素材によって、サビにくい素材や扱いやすい素材などがあります。そのため、食材や用途によって使い分けるのがおすすめです。

そこで、本記事では包丁の選び方と、恐ろしく切れる包丁や包丁マニア絶賛のおすすめ商品25選を紹介します。包丁の基本的な知識を身につけて参考にしてみてください。後半ではお手入れ方法も紹介しているので長く愛用したい方必見となっています。ぜひチェックしてみてください。

三徳包丁とは、菜切り包丁と牛刀包丁を組み合わせたもので、肉・魚・野菜など幅広い食材を切るのに適しています。初心者は、まず最初に三徳包丁から揃えるのがおすすめで、家庭用の包丁で一番オーソドックスな包丁です。

長さは16～18cm程度で、牛刀包丁より少し小さめサイズです。刃の面積が広いため、キャベツ・レタス・白菜など、大きな食材も簡単に切れます。

牛刀包丁は、三徳包丁よりも刃渡りが長いのが特徴です。サイズはおよそ20cm程度のものが多く、刃の先のカーブが鋭くなっています。そのため、三徳包丁よりも切れ味がよく、肉・魚などの切りにくい食材を切るのに適しています。

牛刀包丁は、プロや上級者向けでお刺身を切ったり、魚をさばいたりするのが多い方におすすめです。初心者の方は、三徳包丁で肉・魚を切れますので、慣れてきてから牛刀包丁を検討してみるのがおすすめです。

出刃包丁と柳刃包丁は、日本発祥の和包丁に分類される包丁です。柳刃包丁はお刺身を切るために使われるので刺身包丁とも呼ばれます。出刃包丁と柳刃包丁は三徳包丁や牛刀包丁と違って刃の片面だけが研がれている片刃付けなのが特徴で、魚をおろすときに、骨や身ががたがたにならないための工夫です。

出刃包丁は刃に厚みがあり重たいので、魚の頭や骨を切る作業に向いています。一方で刃渡りが出刃包丁よりも長く柳の葉のように先が細くとがっている柳刃包丁は、三枚におろした魚の皮をはぐのに適した包丁です。また、刺身をきれいに切れるので、魚やお刺身をよく扱う方は持っていると便利ですよ。

菜切り包丁は、名前の通り、野菜を切るための包丁です。根本から刃先まで幅が広く四角い形状をしており、両刃になっています。菜切り包丁も和包丁の一種で、持っていても疲れにくい軽くて薄い作りになっているのが特徴です。

キャベツやレタスなどの葉物野菜をざくざく切ったり、大根の桂むきがとてもやりやすい包丁です。野菜をつぶさないための軽い作りなので、女性でも扱いやすく、千切りなどでも重宝します。

ペティナイフや果物ナイフは、サブ包丁として揃えておくと便利です。刃渡りが短く9～15cm程度ののコンパクトなタイプで、小回りがきくため、細やかな動きができます。一人暮らしなどで、あまりキッチンのスペースがない場合にもおすすめです。

ただし、キャベツ・白菜など大きな食材や人参など硬い食材を切るには不向きです。ぜひ2本目の包丁やコンパクトな包丁として検討してみてください。

パン切り包丁は、パンを切るための専門の包丁です。バゲットやカットせずに売られているパンを買ってきて食べるときに切る方や、自宅でパンを焼く方は、持っていると大変便利です。パン切り包丁は、刃がぎざぎざした波刃の商品が多いですが、刃が平らな平刃のパン切り包丁もあります。

ぎざぎざの波刃タイプはどんなパンでもカットできる優れもので、平刃タイプはやわらかいパンやスポンジケーキなどをカットするのに最適です。波刃は自分で研ぎにくいのが難点としてありますが、パンを切るだけならそこまで切れなくなったりしないので、心配はいりません。

ステンレス製は、初心者でも使いやすく多くの市販の包丁で採用されています。サビにくく切れ味を保ってくれるため、お手入れが簡単です。また、商品が多いため、たくさんのメーカーから選べます。

さらに、サビに強いモリブデンバナジウム鋼、切れ味のいいコバルト合金鋼、など混ぜた強度の高い製品や、水や塩水でもサビにくいチタンコーティングなど、より強度の高いものも販売されています。

鋼製の包丁は、プロ級の鋭い切れ味が魅力です。切りにくい肉・魚なども簡単に切れるため、本格的な料理をする上級者向けです。また、切れ味が落ちてしまっても研ぎ石研げば、鋭い切れ味が復活します。

ただし、鋼は水に弱くサビやすいのがデメリットです。しかし、こまめに水分を拭き取る・メンテナンスを行うなど、使用方法に注意すれば、愛着が沸くと人気の素材でもあります。

セラミック製は、軽量で扱いやすく子供や一人暮らしなどの方におすすめです。水に強くサビにくく、お手入れも簡単なところが魅力です。価格もほかの包丁と比べても、安い製品が多くなっています。

また、金属ではないため、まな板や食材に金属の臭いが移らないのもメリットです。ただし、硬いものを切ったり、落としたりすると刃が欠ける場合もあるため、扱いには注意しましょう。

ダマスカス鋼は、波打つような模様で見た目がかっこいいのが特徴です。異なる種類の鋼材を、何層にも折り合わせて作られていて、包丁マニアの間では究極の素材といわれています。

16層鋼・32層鋼・64層鋼などの製品があり、サビに強く、切れ味がいい高級包丁です。プロや上級者に愛用される包丁で、ギフトなどにも喜ばれます。

木製の持ち手は、手にやさしく馴染み握りやすいのが特徴です。木製は水に弱いため、包丁の刃と持ち手の間にあるツバ付きがおすすめです。ツバは、持ち手部分の間から水が入り込んで傷むのを防いでくれます。

ツバがついていてもいなくても、カビや雑菌が発生するのを防ぐために、使用後は水気をふき取り、通気性のいいところで乾かしましょう。

刃部分から持ち手まですべてステンレスのオールステンレス製は、丸洗いできて衛生的です。また、洗剤でサッと洗えるので、お手入れが簡単なのも特徴です。また、サビや雑菌にも強く、耐久性に強く長く使えます。

一方で、ステンレス製のつるっとして持ち手だと、滑りやすく握りにくいといった声もあります。凸凹した形状や模様などで、にぎりやすいよう工夫されているものを選ぶと、フィット感が増しておすすめです。

樹脂製は、軽量で抗菌加工が施されているものがあります。また、耐熱性が高く、食洗機対応の製品が多く販売されています。木製の持ち手と同じく、持ち手と刃の間にツバが付いているものが、雑菌の繁殖を防いでくれるためおすすめです。

また、持ち手のカラーのラインナップが豊富で、デザインが楽しめるところも魅力です。

包丁の種類によって、長さ・サイズ・重さが違います。一般的な三徳包丁などは、130g～180gのものが使いやすくておすすめです。メイン包丁は刃渡りは15～18cm程度の長さが主流ですが、一人暮らしやキッチンが狭い方は、短めのサイズが使いやすいです。

また、重量は軽すぎるよりもある程度重さあった方が使いやすいといわれています。ぜひ、選ぶときの参考にしてみてください。

包丁を始めて買いそろえる方や、何本か買い替えたい場合は、セット買いがおすすめです。使用頻度の高い三徳包丁とペティナイフの2本セットから、菜切り包丁やパン切り包丁などの専用包丁が入ったセットなど、さまざまな商品があります。

セット買いのメリットは、単品で買いそろえるよりも価格が安い場合が多いところと、デザインが統一されて見た目が良くなるところです。柄の部分のデザインが統一されていると、キッチンに出しておいても映えますよ。

ギフトには、ブランドものや有名な職人などが手掛けた高級包丁がおすすめです。また、統一感のあるセットタイプもプレゼントに喜ばれます。

有名なメーカーなどでは、アフターメンテナンスを手厚く行っているところもあるので、そういったサービスを基準に選ぶのもおすすめです。

貝印は、刃物などを中心としたメーカーで、東京に拠点を置く会社です。包丁の品揃えが豊富で、三徳包丁・牛刀包丁・ペティナイフ・菜切り包丁など、多数の包丁が販売されています。

貝印の包丁のなかでも、オールステンレス製の「関孫六」シリーズがお手入れ簡単で比較的安い価格で購入できて人気です。

「YOSHIKIN」でお馴染みの吉田金属工業は、日本のステンレス製品メーカーです。吉田金属の包丁の「GLOBAL」シリーズが人気で、三徳包丁は千切りや輪切りなどの押し切りに適した包丁です。

サクサクとよく切れる包丁だと口コミでも評判で、モリブデンバナジウム鋼を含むオールステンレス製なのでサビにくい作りになっています。

藤次郎は、新潟県燕市にある包丁専門の製造メーカーです。包丁マニアやプロの料理人も惚れ込んでしまうほど、上品で高級感のある包丁が自慢です。

耐久性に優れた素材を使っていて、辛く鋭い切れ味が長持ちします。長く使える逸品をお探しの方におすすめブランドです。

「ツヴィリングJ.A.ヘンケルス」は、ドイツ生まれの会社で包丁やココットなどのキッチン用品を販売している会社です。リーズナブル価格で、高機能な包丁が購入できるおすすめブランドです。

包丁の握りやすさにこだわっていて、重量などや長さも楽に切れるように作られています。包丁のラインナップも豊富で、コスパを重視する方におすすめです。

「Misono」は岐阜県にあるミソノ刃物株式会社が手掛ける包丁ブランドで、プロ専用の包丁を長年作り続けています。鋼やステンレス鋼をメイン素材として、牛刀包丁や特殊用途の包丁をラインナップしています。

プロ向けの調理器具専門店のほか、全国のデパートや東急ハンズなどでも販売しているので、こだわりの包丁をお探しの方は、ぜひ見に行ってみましょう。

安田刃物は岐阜県に拠点を置く包丁メーカーで、創業以来さくさくとした気持ちのいい切れ味を追求しています。「関虎徹」「源虎徹」「虎徹」ブランドで商品を展開しており、日本刀のようなデザイン・最高の切れ味・コスパの良さから、大変高い評価を得ています。

日常使いしやすい三徳包丁から、菜切り包丁・牛刀包丁・ペティナイフまで豊富な商品ラインナップです。名入れサービスも行っていてギフトにも適しています。オンラインショップでも扱っているので、日常使いにおすすめしたいブランドです。

青木刃物製作所は、大阪府堺市にある包丁・刃物の専門メーカーです。「堺孝行」のブランドでプロ用の包丁を製造しており、和包丁・洋包丁・製菓包丁・中華包丁・ソバ切り包丁など多くのラインナップを用意しています。

極上の切れ味と高級感を追求しているブランドで、鍛冶師や刃研師といった伝統工芸士によって作られています。職人の手によって作りだされる高級感と切れ味を体験したい料理好きの方は、ぜひ検討してみてください。

ホンマ科学株式会社は、ブレーキ事業・スポーツ事業・ナイフ事業を展開する新潟県のベンチャー企業です。ナイフ事業として「グレステン」のブランドで包丁やナイフを販売しています。グレステンの特徴は刃にくぼみを配置した特殊形状で、刃と食材の間に空気が入るため、切れ味がよく、食材がくっつかないメリットがあります。

ブランド名にもなっているグレステン鋼を使用しており、錆びにくく研ぎやすいのもポイントです。使いやすさと耐久性の良さから一般家庭で使いやすい製品になっています。ホームナイフや牛刀など種類も豊富なので、チェックしてみてください。