スキムミルクのおすすめ10選｜使い方やレシピも【脱脂粉乳はダイエットに効果的？】

牛乳は栄養が豊富でさまざまな料理や飲料に使用できるため、毎日飲んでいる方も多いです。しかし、牛乳はカロリーが高いので、ダイエット中の方は気になりますよね。ダイエット中でも気にせず使用できるのがスキムミルクです。

スキムミルクは、牛乳から水分・脂肪分を除去しているのでカロリーが低く、ダイエット中に適しています。離乳食やパン作りにも向いているほか、ビタミンDやコラーゲンなどの栄養成分配合の製品もあり、妊娠中の方や高齢者の方にもおすすめです。粉状で常温保管なので、冷蔵庫も圧迫しません。

スキムミルクを賞味期限内に使いきるためには、自分に合った製品を選ぶのが大切です。本記事では、スキムミルクの選び方やおすすめ10選をご紹介します。スキムミルクを使ったレシピもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

スキムミルクとは具体的にどんな食品なのか、その特徴についてメリット・デメリットをあげて紹介します。また、見た目の似ているクリープとの違いについても解説するので、ぜひ参考にしてください。

スキムミルクは脱脂粉乳とも呼ばれていて、牛乳から水分・脂肪分が除去された粉末状の食品です。10倍の分量の水・お湯に溶かせば牛乳としても飲めます。また、牛乳の代用として料理にも使用できます。

一見似ているようにも見えるスキムミルクとクリープですが、原材料をはじめさまざまな違いがあります。それぞれの特徴をまとめているので、比較してみてください。

• 180～200g

スキムミルクを初めて購入する方におすすめのサイズです。1～2人暮らしで使用量が多くない方でも使いきれます。

• 500g～1kg

パン作りや料理など、使用機会が多い方におすすめのサイズです。業務用なら1kg以上の容量の製品もあります。g(グラム)当たりの価格も安いので、コストを抑えたい方にも最適です。

職場や外出先などに持ち運んで使用したい方は、スティックタイプがおすすめです。コップ1杯分の紅茶やコーヒーに入れて使用するのにちょうどいい量で、計量の手間もかかりません。

ただし、g(グラム)当たりのコストは高くなります。頻繁に使用する方は、外出先ではスティックタイプを使い、家では大容量の製品を使うのがおすすめです。

スキムミルクは製品によって含有成分が違うので、しっかり確認しましょう。中には、健康に役立つ成分が豊富に配合されているものもあります。特に、妊娠中・ダイエット中は栄養が不足しやすいので、栄養成分が追加されている製品がおすすめです。

【スキムミルクによく配合されている成分】

• カルシウム
• MBP
• ビタミンD
• コラーゲン
• 鉄分

普通のスキムミルクは脂肪分がない分、味があっさりしていて物足りなく感じる方もいます。特に、スキムミルクを牛乳の代わりに使用するときは物足りなく感じやすいです。

コクのある味を楽しみたい方は、生乳100％のスキムミルクがおすすめです。味がしっかりしているので、料理にも使いやすく香りもあります。

パン作りのためにスキムミルクを購入する方は、パン用スキムミルクがおすすめです。普通のスキムミルクよりもしっとりとしたおいしいパンを作れます。

また、製菓用スキムミルクもパン作りに最適です。もちろん、パン用・製菓用のスキムミルクでも料理や飲料に使用できます。

ペットにあげるためにスキムミルクを使う場合は、ペット用スキムミルクを使いましょう。ペット用スキムミルクは動物に適した成分になっています。普通の餌に振りかけて、サプリのような使い方もできます。

スキムミルクは低脂肪乳のような味が特徴です。牛乳の代用として飲む場合は、基本的に9倍の量の水・お湯に溶かして飲みます。

ただし、牛乳に比べてコクがないので、おいしく飲むために工夫するのもおすすめです。また、脂肪分が少ない分癖が少ないので、さまざまな飲料に合います。

【材料】

• スキムミルク：30g
• 水：50ml
• 小麦粉：150g
• ベーキングパウダー：4g
• バター：60g
• 砂糖：80g
• 卵：2個
• 具(ブルーベリー・チェリー・ジャムなど)：120g

【レシピ】

1. バター・卵・具を常温に戻し、スキムミルクを水で溶く
2. 小麦粉・ベーキングパウダーを合わせてふるいにかける
3. オーブンを190℃に予熱する
4. ボウルでバターと砂糖を混ぜ合わせる
5. 卵・水で溶いたスキムミルクを加えながら混ぜる
6. 小麦粉・ベーキングパウダーを混ぜる
7. 具を入れて混ぜ、オーブンで25～30分焼く
8. 竹ぐしを刺して生地が付かなくなったら完成

【材料】

• 完熟したバナナ：1～2本
• 豆乳：150ml
• スキムミルク：18g
• 水：150ml(スキムミルクを溶く用)+大さじ1杯(ゼラチンをふやかす用)
• 砂糖：30g
• ゼラチン：5g

【レシピ】

1. ゼラチンをふやかし、スキムミルクを水で溶く
2. バナナをミキサーでピューレにする
3. 豆乳・スキムミルク・砂糖を鍋で加熱する
4. 沸騰しない程度まで温め、ゼラチンを入れて冷やす
5. 粗熱が取れたらバナナと混ぜてミキサーにかけて攪拌する
6. 容器に入れて冷蔵庫で冷やす

スキムミルクがなくてもホームベーカリーでパンを作れます。スキムミルクの代用に使える食材と特徴をご紹介します。

【保存に最適な場所】

• 涼しい場所
• 乾燥した場所
• 直射日光の当たらない場所
• 常温の場所

スキムミルクは牛乳に比べると賞味期限は長いですが、開封してから1か月程度で使い切るように心がけましょう。スキムミルクは栄養が豊富なので、開封後長期間保管すると虫が湧きます。

また、スキムミルクは冷蔵庫に保管してはいけません。冷蔵庫から出し入れすると温度差で結露が発生し、スキムミルクが湿って傷みやすくなります。

低脂肪で栄養が豊富なスキムミルクは、健康のために食生活に取り入れたい食品です。そのまま飲むだけでなく料理にも使用でき、賞味期限も長いので常備しておくと便利です。本記事を参考に、自分の使い道に合ったスキムミルクを選びましょう。