腰痛ベルトのおすすめ17選｜ワークマンの腰サポーター・腰痛防止ベルトも紹介

中腰などずっと同じ姿勢でいたり、スポーツや日々の生活でも発生しやすい腰痛に悩んでいる方も多いはず。繰り返す腰の負担を軽減し、体の動きをフォローするのにおすすめなのが腰痛ベルトです。

腰ベルトには、医療用でも使われる慢性的な腰痛用の腰サポーターから、妊婦が重くなった腰を支える骨盤ベルトまで種類が豊富です。自分の腰の痛みの原因や症状に合わせて最適な腰痛ベルトを選ぶのが大切です。もちろん男性用と女性用もあり、正しく選べばその分、腰への負担を減らせます。

そこで、今回は腰痛ベルトの選び方やおすすめ商品をご紹介。購入を迷われている方は、ぜひ参考にしてください。また、記事の最後に腰痛ベルトを使う時の注意点やワークマンのおすすめ腰痛ベルトも紹介しています。こちらも確認して効果的に使えるようにしましょう。

腰痛には、手術が必要な原因が特定できるケースは約15％で、残りの85％は原因が解明できていないケースがほとんどです。原因が特定できないケースはストレスが影響しているとも言われています。

原因不明の腰痛の場合、ケアの一つとして腰への負担を減らすのが大切です。腰痛ベルトは腰を支える効果があり、腰への負担を軽減できます。また、効果をアップさせるには、体型や使用目的、使用シーンに合わせて素材やサイズを選びましょう。

ただし、腰痛ベルトは痛みの改善・治療ができるわけではないため、痛みがひどい場合は病院の受診をおすすめします。

動けないほどの痛みではないけれど、なんとなく腰がだるい、腰に違和感がある状態が続くなら体に負担をかけないスリムタイプを選びましょう。

小さな痛みでも無理をすると、何かの拍子にギックリ腰に繋がってしまったり、慢性的な痛みになってしまったりします。スリムタイプの動きやすい腰痛ベルトを選ぶと日常動作の補助にもなります。

また、介護職や看護師など患者を支えたり介助したりする場合も、しっかり動きやすいスリムタイプがおすすめです。

しっかり腰を支えたい方には幅広タイプがおすすめです。配送業などのハードな肉体労働や、長時間立ちっぱなしのお仕事も腰痛が発症しやすいもの。腰が痛くても、お仕事なので休めない方が多いですよね。

ハードなお仕事の時の腰痛には、幅広でしっかり腰を支えてくれるタイプの腰痛ベルトを選びましょう。薄手のタイプなら体に密着して動きやすいです。

フィジカルデザインとは、スポーツによる体の痛みとコンディションを改善するスポーツ整体です。痛みの原因がスポーツだとわかっているなら、スポーツ独特の体勢や骨盤の動きをカバーする腰痛ベルトがおすすめです。

一般的な腰痛ベルトよりも抜群のサポート力で、激しい動きにもフィットするのが特徴。柔道整復師やプロの整体師が監修してデザイン設計した腰痛ベルトがおすすめです。

日々痛みの程度が変わる場合や、購入時にサイズがわからないフリーサイズの腰痛ベルトの場合などは、サイズや固定力をマジックテープなどで調整できるタイプのものを選びましょう。お仕事の日は強めに巻いてしっかり固定し、日常生活は少し緩めに巻いたりと調整できる点がポイントです。

男性用と女性用ではサイズが大きく違いますし、サイズを間違えて使うと返って健康を害してしまいます。サイズが大きすぎると支えてくれる力が弱く腰の負担軽減になりません。また、小さすぎるものを使ってしまうと他の不調や皮膚の不調を招いたり、血流やリンパの流れを滞らせたりしてしまいます。

そのため、使う方が男性なのか女性なのかによって男女別に販売されている腰痛ベルトも選べます。性別別にデザイン設計されているので、より体にフィットしやすいです。

ハードなお仕事やスポーツをする時などには、体にぴったりフィットするタイプの腰痛ベルトを選ぶのがおすすめです。動きやすいうえに、つけているのも忘れるくらい動きに支障がないので腰痛を気にせず動けます。

長時間の使用が想定される場合は通気性のいい素材のものを選ぶのをおすすめします。また夏場は湿気で汗疹や湿疹ができる原因になるため、通気性が良く蒸れがこもりにくい夏用のものを選ぶのも大切です。

腰痛ベルトは素材によって快適性や使いやすさが異なります。ここでは主な素材2種類について解説します。

ゴムはしっかりと支えてくれますが、滑りが悪いですし肌に直接触れていると汗をかくと蒸れてかぶれてしまう場合も考えられます。ゴムの腰痛ベルトを使用する場合は衣服の上からをおすすめします。メッシュやパワーレースのものであれば、通気性がいいので長時間の使用でも快適に過ごせるためおすすめです。

スポーツをするときに腰痛ベルトを使うならポリエステル素材がおすすめです。ポリエステルは高い耐久性と弾力性を備えています。また、濡れても乾きやすいため汗をかいても安心。こまめに洗濯しても乾きやすいメリットもあります。

妊娠中は、特に腰痛が現れやすいですが、体が変化しやすい時なので無理に動かすのはお腹の赤ちゃんのためにもあまりよくありません。痛みがひどい場合は担当医師に相談するのがおすすめです。

ですが、妊娠期間中ずっと腰痛を我慢し続けるのも大変です。妊婦さん用の骨盤を支えるベルトを使用すると普段の生活がとても楽になります。妊娠中は骨盤が歪みがちなのでベルトで支えてあげるのはとても有効です。ただし、使用の際には担当医に一度ご相談ください。

種類の豊富さで選ぶなら薬局やドラッグストアがおすすめです。腰椎や頚椎など、部位別のベルトやコルセットが販売されており自分の症状に合わせた腰痛ベルトを選べます。ブランドやメーカーも豊富なので、メーカーの特徴に合わせて選ぶのも可能です。

価格帯も広く、豊富な種類から選べるため予算や症状に合わせられます。薬局には薬剤師やアドバイザーが常駐しているため、アドバイスや相談も可能です。

重い材料を運ぶ大工や建設業の方は腰に負担がかかりやすく、仕事中の腰や背中の痛みに悩む時もあるはずです。そこでチェックしてほしいのが、ワークマンで販売されている職業別の腰の痛みをサポートする「腰サポートベルト」です。

この「腰サポートベルト」は、ガッチリと腰をホールドしてくれるので、体幹を支えてくれているような装着感があります。まさに腰をサポートしてもらっている感覚がある優れた腰痛ベルトです。ただし、オンラインでは取り扱いがないため、在庫確認などは近くの店舗で確認してみてください。

腰痛ベルトと同じようによく聞く言葉として、骨盤ベルトやコルセットがあります。基本的にこのベルトの違いは、ベルト幅の広さです。腰痛ベルトは腰全体を支えるためウエスト部分をすっぽり覆うベルトの広さが特徴です。

コルセットも腰痛ベルトに似ており、胸部から腹部にかけての体制を整えます。腰を使うスポーツをするときや骨盤周りをしっかり締め込みたい方におすすめです。

一方骨盤ベルトは、骨盤や股関節を支えるため腰の下部分に巻きます。そのためベルトの幅が狭くなっているのが特徴です。

腰痛ベルトの装着の仕方を見ていきます。

1. 腰痛ベルトの下部が骨盤の上に来るように当てる
2. 腰痛ベルトを2つ折りにして中央部分を確認し、背当て部の真ん中が、背骨の中心になるように当てる
3. 腰補強ベルトをサポーター本体で腰部を覆う
4. 補強ベルトの端を両手で持ち、左右同時に引っ張る
5. 体の正面で面ファスナーを留める

締める強さは息苦しさを感じない、適度な圧迫感にします。しんどいと感じる場合はつけ直してください。

腰痛ベルトは、体の軸を支え体を圧迫して固定すれば腰への負担を軽減します。日中はさまざまな動きをすると体に負担をかけるので、腰痛ベルトで体を支える必要がありますが就寝時は外しましょう。

就寝時は寝返りくらいしか体を動かせないため、体を腰痛ベルトで圧迫するとかえって血行不良を起こす場合もあります。また、就寝中も腰痛ベルトを着用すると、血流が悪くなり体調不良や鬱血を引き起こす原因にもなるので注意が必要です。

体を使う日中は腰痛ベルトをつけて、寝るときは外すなど効率的に腰への負担にアプローチできます。

腰痛ベルトは腰を固定する目的で装着します。固定することで腰が痛くなる姿勢をとらないようにして、筋肉をサポートします。痛みは軽減できますが腰痛ベルトでは腰痛そのものは治りません。

腰痛ベルトをしたほうがいい状況とは、腰が痛いけどどうしても歩く必要性がある時です。ぎっくり腰になってしまい動くと痛みがあり、腰痛ベルトで痛みが軽減できるなら使用して様子を見ます。

逆に腰痛ベルトをしないほうがいい時とは、腰痛で腰痛ベルトの使用が常態化してしまっている場合です。常に腰痛ベルトをしていると筋肉が衰えてしまいます。筋肉を衰えさせないためには、固定せずに動かす方がいい場合があります。ただ、腰痛は原因もさまざまなため、腰痛ベルトを使用した方がいいのかどうかわからない場合は、病院で医師に相談するのがおすすめです。

腰痛は原因が特定できず、慢性的に痛みが出ても付き合っていくしかない場合が多いです。ですが、稀に骨の異常やヘルニアなどで腰痛が生じる時もあるので安易に自己判断で対処するのは良くありません。

筋肉的な痛みなら数日程度で痛みがひく場合が多いですが、痛みが長引いてしまう時は一度病院で診てもらいましょう。痛みの原因によってベルトのタイプを変えた方がいい場合もあるので、一度診断を受けるのをおすすめします。

骨の異常などの手術が必要な腰痛でも、手術後の保護や固定をはかるために腰痛ベルトが必要になる場合もあります。腰痛向けアイテムは下記の記事で紹介しています。選び方や使い方も合わせて紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

腰痛ベルトのランキングをご紹介しました。腰痛ベルトを使えば動きやすくなり、腰の負担緩和につながります。ランキングを参考にご自分に合った腰痛ベルトを見つけ出し、腰痛への負担を減らしましょう。