ローラースケートのおすすめ15選｜大人用から子供用まで【初心者も】

タイヤがついている靴を履いて滑るローラースケート。アメリカ・ヨーロッパで人気が再燃し、日本でも首都圏中心にローラースケートリンクが増え始めてます。これまでローラースケートは靴に取り付けるタイプが多かったですが、最近はさまざまな種類のものが登場しています。

ローラースケートには4種類あるので、用途に合ったものを選ぶのがポイントです。さらに、ヘルメットやプロテクター付きのものなら、初心者でも安心して練習できます。なお、通販で購入する場合はサイズ調整が可能なローラースケートを選ぶといいです。

今回は、子どもから大人までに人気なおすすめのローラースケートを紹介します。ローラースケートは手軽に手軽に始めやすいのが魅力です。ローラースケートの購入を考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

ローラーブレードは、元々ローラーブレード社の社名であり商標名です。大手ブランドであるローラーブレード社が日本でも有名になったため、「ローラーブレード」の呼び名で広まりました。なお、ローラーブレードの正式名称はインラインスケートです。

そのため、今は「インライン」や「インラインスケート」などと呼ばれることが多いです。また、車輪が1×4で並んでいるものをインラインスケート、車輪が2×2に並んでいるものをローラースケートと呼ぶ場合もあります。

登下校にローラースケートを使うのはNGです。交通が頻繁な道路でローラースケートに乗る行為は、道路交通法で禁止されています。違反すると3ヶ月以下の懲役、または5万円以下の罰金が課せられるので。くれぐれも登下校には使用しないでください。

また、ローラースケートに乗った状態で人にぶつかりケガをさせると過失傷害罪が適用されます。万が一、ぶつかって人を死亡させてしまった場合は、過失致死罪が適用され、50万円以下の罰金が課せられます。そのため、自宅の敷地内か許可されている公園などで使用してください。

ここからは、ローラースケートの選び方を紹介します。ローラースケートと言ってもさまざまな種類があるので、使用目的に合わせて選ぶのがおすすめです。また、安全に使用するためにも自分に合ったローラースケートを選んでください。

ローラースケートには、靴型と取り付け方の2つのタイプがあります。以下では、それぞれのタイプの特徴を紹介するので、購入に迷っている方はぜひ参考にしてください。また、それぞれのタイプを選ぶときの注意点も紹介します。

靴型は、靴のように履くタイプのローラースケートです。ローラースケート全体で足を包むため、取付け型より足首を固定しやすいのが特徴です。また、履く人の足に合わせて固定しやすいので、ダンスやトレーニングに使うのにも向いています。

足に負担がかからないように低反発の素材が使われているローラースケートもあります。さらに、最近は靴型でありながらウィール部分を取り外しできるようになっているタイプが多いです。お手入れのしやすさを重視するなら、取り外し可能なタイプを選ぶのがおすすめです。

取付け型は、普段履いてる靴に取り付けて使うタイプのローラースケートです。ストラップで固定して取り付けるだけなので、靴のまま気軽にローラースケートを楽しめます。子どもは靴のサイズが変わりやすいので、取り付け方の方が対応しやすいです。

また、取付け型の方が小型で軽いので、大人の方からも人気が高まっています。なお、製品によっては耐荷重やサイズの調節幅が設定されてる場合があります。そのため、必ず耐荷重とサイズの調節幅を確認してから購入してください。

ここからは、ローラースケートのそれぞれのローラータイプの特徴を紹介します。それぞれ履き心地や滑った感触が異なります。また、足首への負担が異なるため、年齢に合ったものを選ぶのがポイントです。

クワッドタイプは、前後に2輪ずつ配置されているローラースケートです。ホイールが四隅に配置されており安定性が高いので、子どもや初心者の方におすすめです。足首への負担が少ないので、5歳以下の子どもでも安心して使えます。

また、クワッドタイプは重心が取りやすいため、ダンスパフォーマンスにも多く使われています。スニーカータイプやブーツタイプなど、デザイン性に優れてものが多いのも特徴です。そのため、安定性とデザイン性を求めるならクワッドスケートを選ぶのがおすすめです。

インラインスケートは、3～5個のウィールが搭載されているローラースケートです。ホイールが縦一列に並んで配置されているため、スピードのノリがいいのが特徴です。トレーニングや有酸素運動に使われることもあります。

また、インラインスケートにはフィットネス・アグレッシブ・レーシングタイプの3種類があります。フィットネスタイプは、滑走性とスピード性に優れているため、ダイエットや有酸素運動におすすめです。

アグレッシブタイプは、フィットネスタイプに比べて車輪の大きさが小さく、安定性に優れているのが特徴です。そのため、ストリート系の高度なパフォーマンスをしたい方に向いています。レーシングタイプは、アイススケートのトレーニング用に使われる場合が多いです。

キッズ用のローラースケートには、かかとローラーや靴になる変形ローラーなどさまざまな種類があります。かかとローラーは取り外し可能なものが多いので、普段履いている靴に取り付けるだけでローラースケートを楽しめます。

履く慣れた靴でローラースケートを楽しめるので、子どもにとっても嬉しいです。また、キッズ用ローラースケートの中には、ウィールがカラフルに光る仕様のものもあります。滑走するとウィールが光るので、滑るときのワクワク感が増します。

ローラースケートを選ぶときは、ブーツのタイプをチェックするのがおすすめです。ローラースケートには、ソフトシェルタイプとハードシェルタイプがあります。メーカーによって扱っているタイプが異なる場合もあるので、それぞれのタイプの特徴を把握しておくといいです。

ソフトシェルタイプは、足首部分が柔らかい素材で作られているローラースケートです。スナップがききやすいため、履き心地よく感じられるのが特徴です。また、履き心地がいいのに丈夫な構造で作られているので、初心者モデルに多く使われています。

さらに、スニーカーのようなキャンバス生地が使われているものが多いため、ローラースケートを気軽に楽しみたい初心者の方におすすめです。しかし、ハードシェルタイプに比べて足首の固定力がないので、本格的に始めたい方には向きません。

ハードシェルタイプは、ブールが硬い素材で覆われているローラースケートです。足首ががっちり固定される仕様なので、スキーのトレーニング用に多く使われています。また、耐久性が高くパワーが発揮しやすいため、ローラースケートを本格的に始めたい方におすすめです。

ローラースケートの固定方法には、バックルタイプと紐靴タイプの2種類があります。バックルタイプは足首や甲をしっかりと固定できるのが特徴です。また、靴紐に比べて着脱に時間がかかりません。靴紐がほどけて転倒する心配がないため、子どもや初心者の方におすすめです。

一方、靴紐タイプは、バックルタイプに比べ足首を自由に動かしやすい仕様になっています。フィット感もあるので、ローラースケートダンスをしたい方におすすめです。しかし、装着に時間がかかため、履きやすさを重視したい方には向きません。

実店舗でローラースケートを購入する場合は、自分の足のサイズにピッタリなものを買うのがおすすめです。サイズが大きすぎると足が固定できないほか、ケガにつながる可能性があります。そのため、安全面を考えるならできるだけピッタリなサイズのものを購入してください。

しかし、キッズ用だと成長を見越して購入したくなりますよね。そんな方には、サイズ調節ができるローラースケートがおすすめです。1つのローラースケートで数段階にサイズが調整できるため、成長に伴ってサイズが変化しやすい子どもの足にも対応可能です。

通販でのサイズ感は口コミをチェックするのがおすすめです。通販だとな試着できない場合が多いので、「大きめ」や「小さめ」などの情報を必ずチェックしてください。また、同じサイズ表記でもメーカーによってサイズに差が生じる場合があります。そのため、サイズ表記だけでなく口コミやレビューを参考にして選びましょう。

ローラースケートの基本的な滑り方を見ていきます。

1. 120度のくらいの角度で両手を広げて少し前に出して立つ基本姿勢の練習
2. 基本姿勢ができたら右足を上げて下ろす、左足を上げて下ろす足踏みを繰り返しを行う
3. 基本姿勢を保ちつつ、膝を軽く曲げ、つま先を開いたり閉じたりする
4. 手を前に出したまま足はV字でゆっくり歩く
5. 片足に体重を乗せる練習
6. 1歩踏み出し前に滑る
7. 歩幅を長くしながら左右の足を交互に出す
8. 地面を蹴る力を強くしながら滑る

初めはてすりなどを持ちながら練習するようにしてください。

ハの字ストップは、足の向きをカタカナの「ハ」の字にして止まる方法です。プラウストップやダービーストップとと呼ばれることもあります。足をハの字にし、ひざの内側に力を入れてゆっくり止まりましょう。スキーの止まり方と同じ要領なので、スキーの経験がある人はマスターしやすいです。

つま先の方が閉じすぎているとバランスを崩しやすくなるので、大人の拳1個分くらしの隙間を開けてください。なお、スピードが出ているときは、一度両足を大きく開いてから閉じてハの字にすると安全に止まれるので、意識しながら練習してください。

Ｔ字ストップは、足をアルファベットの「T」の形にして止まる方法です。体重を完全に軸足に移し、もう片方の足を後ろでT字において止まります。このとき、スライド足に少しでも体重が乗っていると回ってしまいます。

また、慣れてきたら完全に止まる前にスライド足を軸足に寄せましょう。スライド足を軸足に寄せると、止まったときに安定した姿勢を保ちやすくなるのでおすすめです。Ｔ字ストップは体重移動がポイントなので、体重を完全に軸足に移すことを意識しながら練習してください。

慣れないうちは転倒しやすいため、プロテクターをつけて練習しましょう。しかし、ローラースケートとプロテクターをそれぞれ買うのはめんどくさいですよね。そのため、初心者の方はプロテクターやヘルメットなどがセットになった製品を購入するのがおすすめです。

プロテクターはすべてのケガを防止するものではありませんが、つけないよりは断然防げます。また、初心者の場合は補助輪付きのアイテムを選ぶのがおすすめです。補助輪は着脱可能なのものが多いので、ある程度滑るのに慣れてきたら外して使えます。

今回は、おすすめのローラースケートを紹介しました。ローラースケートには種類があるので、使用目的に合わせて選んでください。また、初心者の方はヘルメットやリストパッドなどがセットのものを選ぶのがおすすめです。自分に合ったものを選んでローラースケートを楽しみましょう。