大人用キックボードのおすすめ10選｜恥ずかしい？通勤に使いやすい電動式も

キックボードは、子供のアウトドア遊具だといったイメージで「恥ずかしい」と考える方も多いですが、最近は通勤や通学などに使用している方も多い乗り物です。キックスケーターとも呼ばれており、子供だけではなく大人でも愛用している方が増えているのはご存知ですか。

近年では、oxelo・FRENZYなどの販売店からさまざま機能性を持ったおしゃれな大人用キックボードが販売されています。キックボードの種類によっても価格や機能性が大きく変わるため、キックボードを購入する際に、どんな選び方をしたらいいのか考えましょう。

本記事では、キックボードの基礎知識・選び方・人気メーカーについて解説します。記事の後半では、簡易タイプと電動タイプのおすすめキックボード9選を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

キックボードは子供が遊ぶ乗り物のイメージがあるため、大人がキックボードで通勤するのは恥ずかしいといった意見が多く聞かれます。実際にキックボードを使用している大人も少なく、同僚や上司から変な目で見られるのではと心配になっている方も多いです。

近年では、大人のニーズに合わせたおしゃれなデザインやスタイリッシュなモデルが販売しているため、子供が乗るキックボードのイメージがなくなってきています。キックボードはお洒落なファッションの一部としても注目されているため、迷っている方は前向きに購入を検討しましょう。

ただし、キックボードでの通勤が会社のコンプライアンス上認められるのか確認しておきましょう。キックボードは遊具として分類されているため、人通りの少ない公道での使用は可能、人通りが多い場所では禁止されています。購入時は、製品のルールや法律を理解おくのが大切です。

キックボードは、ローラースケートやスケートボードと同じ分類で遊具に分類されています。道路交通法により、人通りの少ない場所では使用可能、人通りの多い場所では禁止行為となっているので注意しましょう。

また、キックボードは自転車やバイクのように軽車両ではないので、公道での使用が禁止されている製品もあります。通勤・通学の移動手段として使いたい方は、購入時に公道で使用できるのか必ず確認してください。製品情報を見ても分からない場合は、販売店に問い合わせてみましょう。

大人用キックボードを購入する際、耐荷重は必ずチェックしましょう。自分の体重より耐荷重の方が低かった場合は使用できません。同じ見た目のキックボードでも、耐荷量50kg～100kgと幅広い重さで設定がされています。自分の体重が耐荷重内であるかどうかをチェックしておくのが大切です。

一番安全性が高いのは、前後にブレーキがついているタイプの大人用キックボードです。バランスが保ちやすくなるため、転倒防止の効果があります。前輪と後輪両方にブレーキがついているので、安定して停止できるのも特徴です。

ハンドブレーキは、自転車のように持ち手がついていて初心者の方でも操作しやすいタイプです。危険だと感じたときに、すぐにハンドルブレーキを引けば止まれるため、自転車操作に慣れている方におすすめです。

キックボードは、ハンドルの高さ・車高によって走りやすさが違います。車高が低いタイプは、地面を蹴りやすいため一蹴りでスムーズに進めます。一方で、車高が高いタイプはデコボコ道でも操作しやすい特徴があります。

現在販売されているキックボードの多くは、高さ調整機能がついています。普段利用する道や走行したい道に合わせて、ハンドルの高さが調節できるものを選びましょう。また、タイヤ幅が太いものは、安定感が増して走りやすいため、選ぶポイントとしてチェックしてください。

アウトドアや通勤などで使いたい方は、持ち運びやすさと保管のしやすさを重視しましょう。大人用キックボードは、自転車などと比べて軽量でコンパクトに折りたためるタイプが多く販売されています。

また、持ち運びやすさだけでなく、折りたたみやすさにも注意するのがポイントです。力がなくても簡単に折りたたみができるかどうか、短時間で手軽に折りたたみができるかどうかをしっかりとチェックしておきましょう。

キックボードは乗りやすさも重要になります。選び方のポイントは、デッキの「広さ」と「表面加工」です。デッキが広ければ足全体がしっかりと収まるので安定します。さらに、表面加工がザラザラしたものであれば、滑りにくくデッキに足がしっかりとフィットするので走りやすくておすすめです。

硬いタイヤは安定感があり、平面で真っすぐな道を楽に走れます。1回地面を蹴るだけで長い距離進めるので、快適に走行しやすいのがメリットです。一方で、段差があるデコボコしている道などは走りにくく、振動や音が気になる、エアータイヤより重量があるなどのデメリットがあります。

エアータイヤは、デコボコ道の衝撃にも耐え、快適に走行するのがメリットです。自転車に使われているような衝撃を吸収してくれるタイヤを使用しているため、足場の悪い道でも快適に走行できます。

エアータイヤのデメリットは、自転車のタイヤと同様に空気圧のチェックなどのメンテナンスが必要にになる点です。また、エアータイヤは硬いタイヤよりスピード感が足りないため、スピード感を重視する方には硬いタイヤがおすすめです。

キックボードの3輪タイプは、地面に触れる面積が広いので安定感があります。しかし、子供と大人とで兼用をしている方は、ほとんど2輪タイプのキックボードを使用しています。なぜなら、大人の方が安定感のある3輪を使用すると「少し物足りない」といった声が多く寄せられているからです。

車輪の数が少ないと地面との摩擦も少ないため、スピードが出やすくなります。スピード感を楽しみたい大人の方や、子供と兼用したい方は2輪のキックボードがおすすめです。子供だけの使用を考えている方は、安全性の高い3輪タイプをおすすめします。

電動キックボードは、電動スケーターとも呼ばれる電動モーターとバッテリーを搭載しているキックボードをいいます。10万円を超えるような高額な商品も多いですが、楽に走れるので毎日の通勤・通学などに快適になります。

ただし、電動キックボードは公道で走れるものと走れないタイプがあります。ヘルメットの着用・自動車保険などの加入などのルールが定められている場合があるため、購入する際は電動キックボードについて十分に理解したうえで購入するようにしましょう。

子供から大人用まで幅広い種類の商品を扱っている、おすすめのキックボード・キックスケーターブランドがoxeloです。中距離～長距離向けに作られているモデルが多く、長い距離の移動を考えている方におすすめのメーカーです。

FRENZYはイギリスのお洒落な大人用スクーターブランドです。とくにデザイン性が優れており、ファッショニスタからも支持されています。どのモデルもコンパクトに収納できるのが魅力で、販売開始から50か国以上で販売されている有名ブランドです。

Jd razorは、昔乗っていた子供用キックボードでお馴染みの日本キックボードブランドです。大人用キックボードも販売しており、予算1万円程度で購入できるモデルが多く、初心者の方や1台目のキックボードにJd razorのキックボードがおすすめです。

Airwheel Tokyoはセグウェイや電動自転車などを販売しているメーカーです。公道走行可能な装備が搭載されている電動キックボードを数多く販売しています。電動キックボードは、とにかく楽に通勤・通学したい大人の方におすすめです。

大人用キックボード買える場所には、大手家電量販店・スポーツ用品店・インターネット通販などがあります。キックボードを初めて購入する場合は、実際に商品を見て確認できたり、知識のある店員からアドバイスを受けられたりする店頭販売がおすすめです。

中級者〜上級者など、ある程度知識と技術があり、どのタイプのキックボードが自分に向いているかわかる方は、インターネット通販を利用すると店頭販売よりも安く手に入るケースがあります。

電動キックボードには、LUUPなどのシェアリングサービスがあります。駅前やコンビニなど、借りたいポートからレンタルして、好きな場所に返せるため、気軽に利用できるのがメリットです。LUUPの場合、レンタルにかかる費用は、基本料金50円 ＋1分あたり15円（税込）です。

1時間のレンタルで約1000円と手頃で、歩くには少し遠いけれど、バスやタクシーに乗るような距離でもない場所への移動にちょうどいいのが嬉しいところです。

キックボードに乗る際は、以下のポイントに気をつけるようにしましょう。

• 走行中は、車体に荷物をかけない・置かない
• スマホを見ながら運転しない

キックボードは荷物を車体に掛けたり置いたりすると、走行中にバランスを崩し、転倒して怪我をする恐れがあります。また、スマホを見ながらの走行は、周囲の人々の安全を脅かす行為ですので、やめましょう。

キックボードは、通勤・通学などの移動にとても便利なアイテムです。大人の方でも恥ずかしくないスタイリッシュなモデルや電動キックボードなどが続々販売されています。交通ルールをしっかり守り、お気に入りのキックボードを見つけてみてください。