写真を印刷したり仕事に必要な書類を印刷したりと非常に便利なプリンターですが、「すぐに壊れてしまって困る」と悩んでいる方も少なからずいますよね。プリンターと一概に言っても種類も型番もさまざまなので、よくわからずとりあえず買ってしまうという方も多いでしょう。
買ってから後悔したいためには、写真印刷向けのインクジェットプリンター・大量印刷向けのレーザープリンター・コンパクトなモバイルプリンターなど多くの種類の中から、自分に最適な1台を選ぶことが大切です。また、壊れにくい丈夫なプリンターを見極める目も重要になります。
この記事では、プリンターの種類やメーカーについて触れながらプリンターを長持ちさせる方法を徹底解説します。壊れにくいプリンターで快適に過ごせるように、ぜひチェックしてくださいね。

壊れやすいプリンターの種類はあるのでしょうか。一概に、これが壊れやすいというのはありません。プリンターにはいろいろな種類があるので、使用目的に最適なプリンターを選ぶことが大切です。それぞれの特徴について、メリット・デメリットに触れながら詳しくチェックしてみましょう。
種類 | インクジェットプリンター | レーザープリンター | モバイルプリンター |
特徴 | インクを直接噴きつける方式のプリンター | レーザー光線をトナーにあてて、静電気で紙に定着させるプリンター | 持ち運びが可能なコンパクトプリンター |
メリット |
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デメリット |
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こんな人におすすめ |
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HPは世界シェアNO.1のメーカーです。日本でも知名度は上がってきていますが、まだ他メーカーと比べ人気が低い傾向にあります。このメーカーの一番の特徴は、本体価格の安さです。
テレビショッピングや家電量販店で圧倒的な価格の安さで売りに出されていることが多くあります。本体価格が低いのは魅力ですが、品質を求める場合には以下でご紹介する3メーカーがおすすめです。
エプソンの代表的なインクジェットプリンター「Colorio(カラリオ)」は、とにかくきれいに写真印刷するプリンターとして高い人気があります。印刷された写真は鮮明で、プロの写真家も多く愛用しています。
主に書類印刷をする方には、「ビジネスプリンター」がおすすめです。オフィス用・自宅での仕事用など商品のラインナップも豊富にあります。自分に最適なプリンターを選ぶことができる安心の大手メーカーです。
写真や書類なんでもマルチに使用するプリンターを探している方には、キャノンがおすすめです。「PIXUS」は写真と文字どちらの印刷も得意としているので、多様な印刷ニーズに応えることができます。家庭用・オフィス用などどこでも最適なので、迷ったらキャノンの製品を検討してください。
ブラザーは価格帯が比較的手頃なモデルが多く、コスパ重視の方におすすめのメーカーです。オフィスや個人事業主で広く使用されており、印刷スピードが速いのが特徴としてあげられます。大判のA3用紙が印刷可能なプリンターも多いので、ぜひチェックしてください。

ここからはプリンターを長持ちする方法について解説します。プリンターはメーカーや型番によって異なりますが、3年~6年ほどで寿命をむかえることが多くなっています。しかし、寿命があるプリンターでもメンテナンスや使い方次第でその寿命を長持ちさせることが可能です。

定期的にプリンターのヘッドクリーニングを行うのは、長持ちさせるための有効な方法です。プリンターのヘッド部分はインクが詰まりやすいため、かなりの負担がかかります。
その部分を状態よく保つことで寿命を伸ばせますが、やりすぎもよくないので半年に1回程度を目安に行いましょう。また、長期間使用しない場合でも、2週間〜1ヶ月に1度は印刷も実施してください。

廃インク吸収パッドを掃除することも大切なポイントです。プリンターには、余分なインクを吸収してくれる「廃インク吸収パッド」が付属しています。この廃インク吸収パッドが限界に達すると印刷が荒くなってしまうので、定期的に清掃もしくは交換することが大切です。

プリンターをあまり使わない場合に、電源のコンセントを抜いて長期間放置するのは寿命が短くなる原因になります。電源をしばらく切って放置しておくと初期化されてしまったり、目詰まりを解消する自動クリーニングがされなくなってしまい悪循環です。長く使用しない場合でも、電源コンセントは抜かないようにしましょう。

プリンターは絶対に日が当たる場所や高温になる場所に置かないようにしましょう。プリンターの不具合や故障の原因になったり、寿命が短くなったりする原因になります。プリンターヘッドの乾燥を防ぐ為にも、直射日光の元で使用するのは避けてください。
メーカーの純正インクに比べて価格が安い互換インクを使用している方も多いでしょう。しかし、互換インクを使用することでインクが詰まってしまい、プリンターに負担をかけてしまうリスクがあります。
また、互換インクを使用中の故障はメーカー対応外になります。長くプリンターを使用するために、値段は高くなりますが純正のインクの使用がおすすめです。

壊れてしまったプリンターが買取できるのでしょうか。結論からいうと、買取は可能です。買取した店舗は修理して中古品として販売したり、内部のレアメタルを回収したりしてします。ただし、全国規模で見ても故障品の買取店は多くありません。
その中でも、ハードオフはさまざまな中古品を買取している実績があるのでおすすめです。宅配買取もあるので近くに店舗がない方も利用できます。気になる方は以下リンクよりチェックしてくださいね。

今回はプリンターの種類やメーカーについて触れながら、プリンターを長持ちさせる方法を紹介してきました。メンテナンスをしっかりと行い、プリンターをいい状態で保つのが大切なポイントです。プリンターを使う機会が少ない場合でも、常に状態のチェックをしてくださいね。