【2023】フルセグ対応ポータブルDVDプレーヤーおすすめ6選 | テレビも見れる？

ポータブルDVDプレーヤーは、旅先や外出先などでDVDの映像コンテンツが楽しめるアイテムです。また、一部のポータブルDVDプレーヤーには、DVDに加えてテレビ放送が視聴できるタイプもあり、ワンセグだけではなくフルセグが視聴できるモデルもあります。

解像度が高いフルセグ対応のDVDプレーヤーであれば、ワンセグよりも美しい地デジ放送がどこにいても視聴できるのがメリットです。とはいえ、購入するに当たってどういった選び方をすればいいのか迷いますよね。

そこでこの記事では、フルセグ対応のポータブルDVDプレーヤーの選び方やおすすめ商品を紹介します。また、パナソニックなどの日本製のプレーヤーがあるのか、DVDプレイヤーでテレビを見る方法なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。

携帯端末向けのサービスであるワンセグの解像度は、320×240です。一方、フルセグの解像度1920×1080で、フルセグの方がはるかに解像度が高くなっています。そのため、フルセグの方がより美しい映像が楽しめるのです。

フルセグであれば多少大きなディスプレイでも粗さを感じさせず、自宅のテレビと同じ感覚で地デジ方法を視聴できます。

コードレスで持ち運べるフルセグ対応のポータブルDVDプレーヤーは、どこにいても地デジ放送とDVD視聴が可能です。車載用のDCアダプタで給電できれば、充電の心配なく後付けの車載用テレビ・DVDプレーヤーとしても使用できます。マイカー内でフルセグ放送とDVDを楽しめるので、レジャーやアウトドアなどで役立ちます。

防水仕様のDVDプレーヤーなら、お風呂の中や水辺のアウトドアなどでもテレビやDVDが楽しめます。ただし、フルセグ対応のポータブルDVDプレーヤーで防水仕様となっているものは数が少ないのが実情です。

防水機能搭載モデルは選択肢が少ないので、お風呂やアウトドアに対応できる防水仕様かどうかは、購入前に確認しておきましょう。防水規格は以下のように定められています。お風呂で使用する場合、IPX7以上が理想です。

• IPX4：あらゆる方向からの水滴を防ぐ
• IPX5：いかなる方向から水が直接噴流しても耐えられる
• IPX6：いかなる方向から水が強く直接噴流しても耐えられる
• IPX7：水深1m・30分までなら水中に落ちても耐えられる

お風呂でも楽しめる防水タイプのDVDプレーヤーは以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

フルセグはワンセグよりも美しい映像が楽しめますが、その分移動時の受信感度がワンセグより弱いデメリットがあります。特に移動中にフルセグでテレビを視聴する場合は電波が不安定になりがちなので、移動中にテレビをよく見る場合はワンセグと切り替えできるモデルがおすすめです。

また、フルセグはデータ量が多いため、ワンセグよりもバッテリーの消費が激しい点もデメリットです。視聴時間が長くなると、思いのほかバッテリー切れが早くなる場合もあるので注意しましょう。

フルセグ対応のポータブルDVDプレーヤーの画面サイズは、9～15.6インチまで揃っています。大画面ほど迫力ある映像を楽しめる一方で、本体サイズと重量が増えてしまうため、持ち運びしづらくなってしまいます。

自宅や車中での使用におすすめなのは10インチ以上のサイズです。画面が大きく、快適な視聴が可能なうえ、持ち運びにも苦労しません。持ち運びの点ではやや不便ですが、迫力を楽しみたい方には20インチほどの製品がおすすめです。持ち運んで外出先で視聴したい方には7～9インチのコンパクトなサイズが最適です。

前述のように、フルセグはバッテリー消費が比較的激しいため、給電方法は必ずチェックしておきましょう。AC電源や車載用のDC電源に対応していれば、バッテリーを気にせずにテレビやDVDを楽しめます。

乾電池に対応したDVDプレーヤーなら、外出先に持ち出した際にバッテリーが切れたとしても、乾電池を購入して引き続き視聴できるメリットがあります。

タイプによっては、TVチューナーや録画機能が搭載されているものもあります。TVチューナーや録画機能があれば、単体でTVをSDカードへ録画できて便利です。観たい番組などを録画しておきたい方はチェックしてみましょう。

バッテリーのみでポータブルDVDプレーヤーを使うことを想定しているのであれば、連続再生時間は要チェックです。バッテリー容量に関わるため、連続再生時間が長いモデルは、その分搭載するバッテリーが大きいことを意味します。

映画を1本見る程度であれば2～3時間のもので十分です。続けてみる場合には4～5時間のものを選びましょう。アウトドアなど電源が確保できない場合の持ち運びにもおすすめです。しかし、搭載するバッテリー容量が大きいと本体重量も増えます。そのため、おすすめしたいのは3～5時間の商品です。重さの面でも持ち運びにもデメリットはなく、バランスのとれた商品といえます。

ポータブルDVDプレーヤーで視聴できるDVDの種類は、市販のDVDソフト以外にも他の機器で記録したDVDや音楽CDなどがあります。また、ブルーレイを視聴したい場合は、ブルーレイ対応かどうかも確認が必要です。特に、再生したいメディアが決まっているのであれば、対応可能なメディアの種類をチェックしておくのが重要です。

ソニーやパナソニック、東芝などの国内大手メーカーの日本製ポータブルDVDプレーヤーが販売されているのか気になりますよね。実は、これらの大手メーカーではフルセグ対応のポータブルDVDプレーヤーは販売されていません。

ソニーや東芝はポータブルDVDプレーヤーを販売しているものの、テレビ機能を搭載していません。また、パナソニックはそもそもポータブルDVDプレーヤーの生産を終了しているので、現状大手メーカーのフルセグ対応ポータブルDVDプレーヤーを探すのは不可能といえます。

SONYのポータブルDVDプレーヤーでテレビを見る方法は、初めて受信設定する場合と、やり直す場合とで異なります。

【初めて受信設定する場合】

1. 「テレビ」から「地デジ」を選んで「決定」を押す
2. 利用する都道府県を選んで「決定」を押す
3. 「次へ」を選び「決定」を押す
4. チャンネル選局が始まるので、100%になるまで待つ
5. 選んだ都道府県で受信できるチャンネルが表示されたら「決定」を押す

【受信設定をやり直す場合】

1. 「テレビ」から「地デジ」を選んで「決定」を押す
2. 「オプション」を押し「テレビ設定」を選んで「決定」を押す
3. 「放送受信設定」から「地域スキャン」を選んで「決定」を押す
4. 都道府県を変更する場合は「決定」を押して変更。変更しない場合は「開始」を選ぶ
5. チャンネル選局が始まるので、100%になるまで待つ
6. 選んだ都道府県で受信できるチャンネルが表示されたら「決定」を押す

以下の記事でつなぎ方・接続方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

デジタル放送を受信するためには、ポータブルDVDプレーヤーの場合でも「B-CASカード」が本体にセットされている必要があります。まず、B-CASカードが本体にきちんと挿入されているかを確認する、またはB-CASカードを一度抜いて、再度挿入し直してみましょう。

多くのフルセグ対応のポータブルDVDプレーヤーには、デジタル放送受信用のアンテナが付属されています。フルセグ放送が映らない場合は、このアンテナがしっかりと接続されているかを確認しましょう。緩みがないように、アンテナと本体を接続することが大事です。

B-CASカードとアンテナがしっかりとセットされていることを確認したら、一度設定を初期化してからチャンネルスキャンを試し、再度チャンネルの受信設定を行います。それでも改善しない場合は、電波状況が悪い場所にいる可能性があります。電波状況のいい場所で、テレビ放送が映るかどうかを確認しましょう。

フルセグ対応のポータブルDVDプレーヤーなら、外出先や車の中でDVDソフトに加えて地デジ放送も美しい映像で楽しめます。レジャーやアウトドアへ気軽に持ち出せるポータブルDVDプレーヤーで、映像コンテンツを楽しみましょう。