ホワイトリカーのおすすめ9選｜ホワイトリカーとは？度数や販売情報【果実酒・焼酎】

自宅で気軽に果実酒を漬けてみたい方には、砂糖を精製するためにできた残造である焼酎ホワイトリカーがおすすめです。果実酒をつくるのは難しいイメージがあるかもしれませんが、実は、業務スーパーなどで売っているホワイトリカーと砂糖・果実だけで簡単に作れます。

ホワイトリカーは、アルコール分が高く腐敗やカビを防げて、果実酒のベースとして最適なお酒と言われています。ただし、酒税法でアルコール度数は45度などの細かい規約が定められているので、作る際は事前にチェックしておきましょう。

今回は、ホワイトリカーの選び方とおすすめ9選をご紹介します。また、「ホワイトリカーとは？度数は？」「どこに売ってる？」「ホワイトリカーは体に悪い？」などの疑問についても解説しています。購入を考えている方はぜひ参考にしてください。

ホワイトリカーとは焼酎の一種で、何度も蒸留されてすっきりとした味わいの「甲類焼酎」に分類されます。ホワイトリカーにはクセがないため、梅やレモン・かりんなど、どんな果実とも相性がいいのが特徴です。なお、甲類焼酎の度数は35度以下と決められています。

ホワイトリカーがあれば、季節の果物などを使用して、何種類ものオリジナルのリキュールが作れる楽しさがあります。

梅酒や果実酒は漬け込んでから長い年月を要するので、通常は大量に漬け込みます。その分、ベースとなるホワイトリカーも大量に必要になります。ここでは、気になるコスパについて解説します。

たくさんいろんな種類の梅酒や果実酒を作りたい方は、大容量で販売されているホワイトリカーがおすすめです。ホワイトリカーはアルコール度数が高いので、腐ったりカビが生えたりしません。

漬け込みに時間がかかるので、大容量タイプを常備しておけば、いざという時に計画的に果実酒を漬け込めます。こうして大量のホワイトリカーを常備しておきたい方には、コスパのいい商品を選ぶのをおすすめします。

大容量の容器に入っているものがコスパとしてはいいですが、一度開栓したものは、アルコールが揮発してしまったり、開栓する度に埃等が混入する可能性があるので、どうしても品質が劣化する場合が多いです。

試しに少し漬け込んでみたいとか、小分けにして少しずつ漬け込んでいきたい方には、小分けにされたものをまとめ買いするのもおすすめです。大容量タイプと比べてもそこまで値段に大差はないので、ご自身の使用用途で選ぶようにしましょう。

ホワイトリカーの製法は基本的には同じなので、使用している原料によって、微妙な風合いやまろやかさが変わってきます。漬け込む素材の味を邪魔せずに、素材の味わいを引き立てるためにも、ここは重要なポイントとなります。

ホワイトリカーは、抽出したアルコール分に水を加えてできる甲種焼酎なので、原料は大きく分けても2つしかありません。その中の一つである水は、どのお酒においても味を左右する重要な原料に位置づけられているので、水の品質によって果実酒の美味しさも大きく変わってきます。

そんな水にこだわったホワイトリカーは、雑味もなくスッキリとまろやかな味わいに仕上がっている場合が多いので、果実酒の風味を最大限に引き立ててくれます。どのホワイトリカーを選ぼうか迷っている方は、まずはこの点に注目してみましょう。

ホワイトリカーは、原料から連続式で何度も蒸留を繰り返し、無色透明で無味無臭の甲種焼酎にするのが一般的です。そこをあえて単式の蒸留（1回だけの蒸留）にし、風味やコクを残した乙種焼酎に仕上げたホワイトリカーもあります。

通常口にする焼酎の特徴と同じく風味やコクがあるので、より奥深く味わいのある果実酒が作れます。特に青梅との相性が良く、飲みごたえのある梅酒を味わえるので、本格的な梅酒を作ってみたい方にはおすすめのジャンルです。

果実酒や梅酒に挑戦したい方は、セットで販売されているものを選びましょう。ホワイトリカーと瓶や砂糖などが一式になって入っているタイプが多く便利です。

梅酒や果実酒を作る際に必要なものは、メインの原料・氷砂糖・瓶・ホワイトリカーとなります。このうち、メインの原料以外がセットとして販売されているものは、個別で購入する手間が省けて、すぐに果実酒造りを楽しめるのでおすすめです。

初心者の方は、何を揃えていいか分からない方も多いので、セットで販売されていると便利です。慣れてきたら自分でホワイトリカーの種類を替えてみたり、砂糖を工夫してみたりとアレンジして作っていくのもおすすめします。

果実酒を漬け込む際は、瓶をしっかりと洗浄しておくのも重要です。そんな手間も省けるセットが、あらかじめ瓶の中にホワイトリカーが入っているものです。ここに氷砂糖と原料をそのまま入れるだけの、非常にお手軽なセットとなっているものもあります。

また、すぐにでも楽しみたい方のために、容量をあえて小さくして漬け込み時間の短縮を図った商品もあります。中には3日間で漬け込みが終わるというハンディタイプのものもあり、さまざまなニーズに応えている商品が出回っています。

果実酒を作る際のアルコールは、法律で20度以上になるようにと決められています。アルコールは度数が低くなるほど腐りやすくなるので、ホワイトリカーの度数を事前に確認しておきましょう。腐敗すると、果実のエキスが効率よく摘出できません。

果実酒に最適なベースのアルコール度数は35度と言われており、市販で売られているホワイトリカーのほとんどは35度です。また、焼酎はアルコール度数が45度以下と決められているので、高いアルコールを求める場合も45度までのものを選びましょう。

保管のしやすさで選ぶなら瓶タイプのホワイトリカーがおすすめです。紙パックタイプ・ボトルタイプに比べて、保存期間が長いので少しずつ使用したい方に人気です。ボトルタイプと同じように、残量が見やすくなっているので、繰り返して使う方には便利です。

瓶なので重量が重いのがデメリットですが、女性の方はサイズの小さい瓶を選べば快適に注げます。おしゃれなボトルも多いので、インテリアに馴染みやすいのも魅力です。

ボトルタイプは、紙パックタイプ・瓶タイプに比べて量が多いのが特徴です。容器も瓶よりはコストが抑えられるので、価格もコスパがいいタイプが多いです。一度にたくさんのホワイトリカーを使う方には向いています。また、中身の残量が分かりやすいのも魅力です。

デメリットとしては、保管にはあまり向かないので、一度に使う量を把握しておくようにしましょう。瓶のサイズに合わせて、ボトルタイプの量を合わせると使いやすくなります。

紙パックタイプは、瓶やボトルと比べて重量が軽いので、大きめのサイズを買っても扱いやすいのが魅力です。また、ほかのタイプに比べて紙パックタイプは製造時のコストが低いので、低価格です。しかし、開けたあとの保管には向いていないので、開けたらすぐに使い切るようにしましょう。

紙パックの注ぎ口に蓋が付いているタイプが多いので、瓶に注ぐときも簡単に注げます。大容量で軽いものを探している方は、紙パックタイプのホワイトリカーがおすすめです。容量は、紙パックによって異なります。

ホワイトリカーは、スーパー・酒屋・業務スーパー・ドンキなどで販売されています。また、通販でも購入できるので、気になる方はチェックしてみてください。

ホワイトリカーの代用品として、ウォッカ・ウイスキー・ブランデー・乙類焼酎・甲類焼酎などを使う方が多いです。果実酒を作る際に、手元にホワイトリカーがない場合や、ホワイトリカー以外の味で果実を漬けてみたい方は、代用品のお酒を使ってみましょう。

ホワイトリカーの代用品のお酒を選ぶ場合は、アルコールの香りやアルコール度数などをしっかりチェックして選びましょう。果実酒の作り方はホワイトリカーと使用したときと同じですが、砂糖の量などは自分で調整する必要があります。

以下の記事では、ブランデー・スコッチウイスキーの人気商品を紹介しています。果実酒の代用品として使えるものも多いのでぜひ参考にしてみてください。

家でBARのようなカクテルを楽しむなら、カクテルレシピを作ってみるのがおすすめです。梅酒にモヒートを足しおしゃれな味に仕上げたり、ゼラチンでゼリーのように仕上げたりするのもおしゃれでおすすめです。また、冬ならみかんを漬け込むとおいしく仕上がります。レシピは以下の通りです。

1. みかん900g、砂糖100g、ホワイトリカー（35％）1.8Ｌを用意する
2. みかんをよく洗って水気を拭き取る
3. みかんは皮を剥き、材料すべてを広口壜に入れて漬け込む（お好みでみかんの皮80gも入れる）
4. 1ヶ月ほど漬け込めば完成。3ヶ月熟成するとさらにおいしくなる

炭酸割りやお湯割りで楽しんでください。また、ラッシーやオレンジジュースなど、果実酒を果物や好きなジュースで割るレシピもおすすめです。コップにこだわったり、フルーツを混ぜて飲んだりなど、見た目にもこだわってみましょう。以下の記事では、カクテルベースの人気商品を紹介しています。

今回は、果実酒に使えるホワイトリカーの選び方や人気おすすめランキングを紹介しました。自宅で好きな果実を漬け込んでお酒にできるホワイトリカーは、お酒好きにはぴったりの商品です。ホワイトリカーによって味が変わるので、ぜひ好みの果実酒を作ってください。