ブランデーおすすめ人気15選｜美味しいブランデーは？【高級銘柄・安いブランデーも】

ブランデーは世界中で愛されている高級なお酒です。芳醇な香りが特徴で、グラスに注いでゆっくりと味わうと至福の時間を楽しめます。しかし、ブランデーにはいくつかの種類があり「その違いがわからない」との声もあります。また、ブランデーは1本が高いので「気軽に試しにくい」という方もいるでしょう。

そこで今回は、自分に合うブランデーを見つけるためにおすすめ商品を15選を紹介。高級銘柄からプレゼントに適したものや、初心者におすすめのもの、コスパ最強のブランデーまで幅広く掲載しています。さらに美味しいブランデーの選び方・おすすめの飲み方も解説していきます。

ブランデーは銘柄が豊富でとても奥が深いお酒です。ぜひ最後までご覧いただき、自分に合ったブランデーを見つけてください。

ブランデーは、香りが豊かな蒸留酒です。まずはブランデーの原料をお伝えします。そして、ブランデーとウイスキーの違いについても解説していきます。

ブランデーはさまざまな果実を原料に作られています。使用されているのは、白ブドウ・リンゴ・洋なしなど種類によって違います。

使われている果実によって香りや味わいに大きな違いができるので、カルヴァトスやコニャックなどのように呼び方が変わります。価格の違いもありますが、使われている原材料で選んでみるのもおすすめです。

ブランデーとウイスキーの違いを下記にまとめました。

このような違いがあり、見た目が似ていますがブランデーとウイスキーは全く異なるお酒です。

フランスのコニャック地方で作られているのが、高級ブランデーコニャックです。有名なのはヘネシーやレミーマルタンなどの高級品で、初心者におすすめなブランデーです。

コニャックの原材料はユニ・ブランという品種のブドウがメインとなっています。このブドウを2段階蒸留で作り上げたのがコニャックです。

フランスのアルマニャック地方で作られているのが、アルマニャックです。コニャックと同様に、ユニ・ブランを中心としたブドウを使っています。

コニャックとの違いは、蒸留回数が1回であるものが多いことです。もちろん2回行うものもありますが、コニャックに比べると原料の風味が強く残り野性味のある味わいが特徴です。

りんごを原料にしているブランデーがカルヴァトスです。カルヴァトスと名乗れるのはフランスのカルヴァトス地域で作られいるものだけで、そのほかの地域で作られているのはアップルブランデーと呼ばれます。

りんごから発酵させて蒸留させたお酒なので、とても芳醇でまろやかな口当たりなのが特徴です。また、とても甘く飲みやすい味わいです。

イタリアの食後酒の定番として愛されてるのが「グラッパ」、そしてフランスで作られているのが「マール」です。グラッパ＆マールはワインを作る際に出るブドウの搾かすを使って作られたブランデーです。

搾かすの中にはブドウの種・軸・果実が含まれているので、十分な風味を出せます。そのままでも飲めますが、エスプレッソと割る飲み方も人気です。

ブランデーを初めて飲むなら、ランクの高いものがおすすめです。コニャックとアルマニャックのみ下記のランクが定められています。

• スリースター
• V.S. （Very Superio）
• V.O. （Very Old）
• V.S.O.P. （Very Superior Old Pale）
• ナポレオン
• X.O. （Extra Old）
• Hors d'âge （オール・ダージュ）

簡単ではありますが、下にいくほど高ランクとなります。高級銘柄のブランデーはまろやかで飲みやすいのが特徴です。

ブランデーの中でもコニャックは生産地によって細かくランク分けされています。

• グランド・シャンパーニュ
• プティット・シャンパーニュ
• ボルドリ
• ファン・ボア
• ボン・ボア
• ボア・ゾルディネール

一般的にこちらの地域は良質な土壌とされています。コニャック以外のブランデーを選ぶ際にも、ワインの生産地として有名なところを選ぶと高品質なものに出会えます。ワインが有名なところは、ぶどうの質がいい傾向があります。

ブランデーを選ぶ際には、自分がいくらまでの予算を用意できるかが重要です。ブランデーは安いもので1000円以下で購入できますが、最高級なものになると30万円以上します。プレゼントの場合は、相手との関係に合わせて予算を決めましょう。

銘柄によって価格が全然違うので、予算の範囲で選ぶようにしましょう。予算の範囲内で、生産地や種類などを選ぶのがおすすめです。

ブランデーは国産のものもあり、甲州地方で取れたぶどうが原料のものや青森県のりんごを原料としたアップルブランデーなどが有名です。国産のブランデーは海外のブランデーに比べてコスパに優れているものが多いので、気にする方にはおすすめです。

ブランデーを1番楽しめるのはストレートで飲むことです。簡単にストレートで飲む際の作法をご紹介します。

• 30分かけてゆっくり飲む
• ブランデーグラスで飲む
• 18〜20度で飲む
• 水や炭酸水のチェイサーを用意する

この方法で飲むと、ブランデーの芳醇な香りや風味をしっかりと楽しめます。ストレートではキツいという人には、ブランデーを使ったカクテルがおすすめです。

寒い季節や寝る前におすすめなのが、ホットブランデーです。作り方も簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。ホットブランデーを作る際には、必ず耐熱グラスや陶器のカップをご用意ください。

【ホットブランデーの作り方】

1. グラス・カップをお湯で温める
2. ブランデーを注ぐ
3. お湯を注ぐ（目安はブランデーの2倍くらいの量）
4. 軽くかき混ぜて完成

ブランデーを使ったカクテル「ニコラシカ」は口の中で作るカクテルと呼ばれていて、「決心、覚悟を決めて」というカクテル言葉が添えられています。

【ニコラシカの作り方】

1. リキュールグラスの9分目までブランデーを入れる
2. コーヒー用のフレッシュサイズの容器に砂糖を詰める
3. レモンスライスの上に容器に詰めた砂糖を置いてから蓋がわりに乗せる

作り方はとても簡単なので、自宅でもすぐに作れます。飲む際はレモンを半分に折ってほおばります。レモンを噛みしめながらブランデーを飲むと、とても飲みやすい味わいとなるため女性に人気のカクテルです。

ブランデーは梅酒の原材料としても人気です。ブランデー梅酒は濃厚な味わいが特徴で、ブランデーの種類によって風味やアルコール度数が異なります。

また、非常に高価なものもあるので予算の範囲内で選ぶのがおすすめです。今回は、数多くあるブランデー梅酒の中からおすすめの銘柄を紹介します。

ブランデーはゆったり楽しむお酒で贅沢な大人の時間を味わえます。銘柄によって風味や香りが全く違うので、ぜひこの記事を参考にして自分に合ったブランデーを見つけてください。新しい夜の楽しみ方ができます。