カクテルベースのおすすめ15選｜飲みやすい美味しいカクテル作りに

カクテルのベースになるお酒のこと「カクテルベース」ということを知らない人もいるでしょう。ジン・ウォッカ・ラム・カシス・ピーチ・マリブなどいろんなカクテルベースの種類があり、作るカクテルによって使い分けて使用します。

そんなカクテルベースは、カクテルの味や風味を決めるものといえますが、意外にもアレンジカクテルにもおすすめでしょう。最適なカクテルベースを使うことでカクテルは一層おいしく、口当たりもよくなります。

今回はおすすめのカクテルベースをランキングにしてご紹介します。記事の最後にはカクテルの作り方も紹介しているため、ご自宅でおいしいカクテルを作ってみたい人は、作りたいカクテルに合わせておすすめの商品をぜひ購入してみてください。

カクテルベースとは、その名のとおり、カクテルのベースとなるお酒のことを指します。穀物・果物を発酵してアルコールにし、蒸留してアルコールをあげたお酒を使っており、原料となる穀物・果物によって風味に違いが出るでしょう。

カクテルベースとなる種類はおもに4つあり、大麦麦芽やライ麦・トウモロコシなどの穀物を原料にしている「ジン」・トウモロコシ・ライ麦・大麦・小麦などの穀物を原料とする「ウォッカ」が挙げられます。

また、サトウキビから出る糖蜜で作られた「ラム」・ヒガンバナ科のリュウゼツランの根茎を原料にしている「テキーラ」とこの4つを覚えておくといいでしょう。それぞれの特徴から好みのジュースなどで合わせるとカクテルが完成します。

カクテルベースは種類によってアルコール度数もいろいろあります。度数が高い物・低い物・お好みのものを選んでカクテルを作ってみてください。

アルコール度数の低いお酒を熱して作られるアルコール度数の高いお酒を「スピリッツ（蒸留酒）」といいます。スピリッツの代表例としては「ジン」「ウォッカ」などが挙げられますが、これらのアルコール度数は約40％のものが一般的です。

スピリッツの中でも種類によってアルコール度数は大きく異なりますが、一般的に広く使われているスピリッツは40％くらいのものが多いため、カクテル初心者の人などはアルコール度数40%を目安に選んでみることをおすすめします。

スピリッツを使えばいろんなジュースと割るだけでお手軽カクテルを作ることができるため、自宅に1本だけでも置いておくと便利です。

アルコール度数40％が一般的なスピリッツに対して、果実などの風味がついた「リキュール」はアルコール度数20～30％が一般的です。リキュールの種類としてはカシスリキュール・ピーチリキュール・コーヒーリキュールなどがよく使われます。

リキュールはスピリッツよりもアルコール度数が抑えられているタイプがあり、さらには甘みもして飲みやすいカクテルを作るのに最適です。女性やお酒初心者の人でも飲みやすく、おしゃれなカクテルを作りたいという場合には、リキュールを使うことをおすすめします。

切れ味がよくさっぱりした味わいのジントニック・マティーニ・ギムレットなどのカクテルはジンをベースとして作られます。「ジン」はスピリッツを代表するお酒で、キレのある味わいと雑味のないシンプルな味わいがいいです。

ジンを使って作られるカクテルはさっぱりとした味わいで、食事のときに飲むお酒としてもおすすめです。爽やかなカクテルが好きという人は、カクテルベースとしてジンを購入しておくと使いやすいでしょう。

オレンジジュースやジンジャーエールを使った甘みのある味わいが特徴のスクリュードライバーとモスコミュールなどのカクテルは「ウォッカ」を使って作られます。ウォッカはジンと同じスピリッツですが、ジンよりも口当たりが滑らかなのが特徴です。

そのため、ウォッカカクテルはジンを使ったカクテルよりも柔らかい口当たりのものが見られ、ジンのキレのある味わいは食事にも合いますが、反対にウォッカの柔らかい口当たりはおつまみとの相性に最適です。

サトウキビを原料として作られるラム酒は、ほんのりと感じる甘みが特徴で、優しい味わいのカクテルを作ることができます。ラム酒×コーラのラムコーク・ラム酒×パイナップルジュース×ココナッツミルクのピニャコラーダなどのカクテルです。

コーラやパイナップルジュースなど甘みのある割り材と合わせることで、ラム酒のほんのりとした甘みが引き立つ味わいになります。かといって甘すぎる味わいでもないため、甘さ控えめのカクテルを飲みたい人にはラム酒がおすすめです。

カシスを原材料として作られるカシスリキュールは、カクテルの定番リキュールとして、カシスオレンジやカシスソーダ・カシスウーロンなどカクテルの種類も豊富です。甘みがある味わいで、女性やお酒初心者の人からの目を向けられています。

カシスリキュールは種類によってカシスの量や甘さなどが異なるため、ご自身の好みに合わせて商品を選ぶといいでしょう。カシスリキュールで作るカクテルは総じて飲みやすく、飲みやすいカクテルを作りたいという人はカシスリキュールを試してみてください。

テキーラは、ヒガンバナ科リュウゼツランの根茎を原料にしているお酒です。サボテンは原料ではなく、ライム・塩と一緒に飲むのが一般的な飲み方で、度数があり、レシピ次第では色んな風味を堪能できるでしょう。

テキーラとカルーアを混ぜたのが「ブレイブ・ブル」、オレンジリキュールとライムジュースを加えて塩でスノースタイルしたのが「マルガリータ」です。

カクテルベースというと、ジン・ラム・ウォッカ・テキーラなどがありますが、焼酎をベースにしたカクテルも最近では目を向けられています。カクテルベースに使われているお酒を焼酎に変えるだけです。

たとえば、ジントニック・マティーニのベースの「ジン」・キューバリバーの「ラム」などを焼酎に変えるだけで、ひと味違ったテイストを楽しめるでしょう。

フレンチコレクションは香りがいいブランデーと上品な甘さがあるアマレットを組み合わせたカクテルです。ただ、甘すぎるわけではなく、わずかな酸味もあって、どことなく優雅さを持ち合わせたようなお酒といえるでしょう。

とある映画のタイトルが名前の由来となったカクテルというだけあって、知名度があり、甘口・度数から寝る前の一杯にぴったりです。

カクテルを頻繁に飲みたいと考えている人であれば、カクテルベースのコスパにこだわるのも大事な選び方です。コスパがいいカクテルベースを使えば、1杯あたりの価格も下げることができます。

アルコール度数が高いカクテルベースはカクテル1杯に使う量があまりないため、コスパがいい商品といえます。たとえば内容量は同じアルコール度数20％と40％のカクテルベースがあった場合で考えてみましょう。

同じ度数のカクテルを作るときには度数40%のカクテルベースは20%のカクテルベースの半分の量で作ることになり、単純計算で40％の方が2倍長持ちします。毎日カクテルを飲みたいという人は、アルコール度数が高いジンやウォッカなどを購入して少量を割って飲むとコスパがいいです。

いちいち缶チューハイを購入するよりも費用を抑えられ、飲むカクテルにこだわりがない人はアルコール度数が高いカクテルベースを購入してみてください。

内容量が多いカクテルベースは長く使うことができるため、購入する手間を抑えられ、コスパもいいです。一般的なカクテルベースは700mlほどで販売されていますが、種類によっては1000mlや1500mlで販売されているものもあります。

頻繁にカクテルを飲みたいという人や、アルコール度数の高いカクテルを飲みたいという人も大容量のカクテルベースがおすすめです。

カクテルベースは種類によって甘みの強さも異なります。甘いお酒が好きか、さっぱりしたお酒が好きか、好みに合わせて選び分けてみてください。

ジンやウォッカなどのカクテルはキレのあるさっぱりした味わいが特徴で、甘みはほとんどありません。さっぱりしたカクテルが好きな人や甘いお酒が苦手という人はジンやウォッカなどのスピリッツ系カクテルベースをおすすめします。

スピリッツは甘みは少ないものの香りが豊かな種類が多いため、カクテルの風味を感じる大人なお酒の飲みかたもできます。また、夏場にはさっぱりした味わいのカクテルは一層おいしく感じるため、暑い時期にもジンやウォッカなどのカクテルベースはおすすめです。

甘さの少ないジンやウォッカに対して、ほんのりとした甘みが特徴のラム酒やカシスの甘さがおいしいカシスリキュールは飲みやすさにこだわる人におすすめです。甘いお酒は口当たりも良くジュース感覚で飲むことができるため、お酒をまだ飲み慣れていないという人でもおいしく飲めます。

また、甘いお酒はデザートをおつまみにすることができるというメリットもあります。甘いものが好きな人は、甘さのあるカクテルベースを使ってカクテルを作ってみてください。

コロナ渦の中、宅飲みできるカクテルは重宝します。そこで、手軽な材料でちゃちゃっと作れるカクテルを紹介しましょう。

カクテルの中でも目を向けられているのが「ジントニック」であり、最初に注文をするパターンのようです。スッキリしたライムの酸味とトニックウォーターの爽やかさが、世界中をとりこにするのでしょう。

材料はドライジン・トニックウォーター・ライムで、ドライジンは30mlから45mlほど、トニックウォーターは適量、カットライムをそえて出来上がりです。

名前の由来は「勇ましい雄牛」ですが、かなり甘い口当たりのお酒です。テキーラとカルーアを混ぜたもので、だいたい2：1の割合で作れ、とても簡単にできるため、宅飲みにはもってこいといえるでしょう。

とても優しい口当たりで女性におすすめですが、度数があって飲みすぎには気をつけなければいけません。

今回はカクテルベースのおすすめ商品をランキングにしてご紹介しましたがいかがでしょうか。ジンやウォッカ、ラムやカシスなど幅広い商品が販売されているため、お好みに合ったカクテルベースを購入してみてください。カクテルベースで最高のカクテルを作ってお酒を楽しみましょう。