【最新】甘酒おすすめ10選｜種類別・おすすめの飲み方も紹介！

テレビや雑誌などでたまに取り上げられる「甘酒」。なんとなく体にいいというイメージが湧いている方が多いのではないでしょうか。しかし、具体的に甘酒のどこが体にいいのかは知らないという方も多いはず。

甘酒はとても栄養価が高い飲み物です。米麹甘酒や酒粕甘酒など種類はさまざまで、効果も違います。美容効果が高いものやダイエット効果が高いものなど、目的によって自分に最適なものを飲むことがおすすめです。

この記事では、甘酒の種類・飲み方・おすすめ商品10選などをご紹介します。「甘さが強すぎる」「ドロドロ感が苦手」と、甘酒が苦手だと感じる方も必見です。ぜひ本記事を参考に、自分の目的に合った甘酒を見つけてください。

甘酒はダイエットに効果的だと聞いたことはありませんか。しかし、甘酒を飲むだけでは痩せることはできません。さらに、甘酒の飲み過ぎはカロリーのとり過ぎで太る原因になります。ダイエットは甘酒を取り入れつつ、バランスのいい食事を心がけることが重要です。

ただ闇雲に甘酒を飲んでも逆効果で太ってしまう可能性があるので、ダイエット目的の方は注意が必要です。以下ではダイエットに効果的な飲み方を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

甘酒を朝ごはんにプラスすることで腸内環境が改善されるため、ダイエットにおすすめです。さらに、米麹甘酒をプラスすれば米麹に含まれる酵素が消化をサポートします。また、酒粕甘酒なら食物繊維も含まれているので便秘解消も期待できます。そのため、腸内環境に不安がある方は、朝ご飯に甘酒をプラスする方法がおすすめです。

「甘いものを食べるのが止められない」「つい甘いものを食べてしまう」という方は多いですよね。しかし、過度な取り過ぎは健康によくありません。そんな方におすすめなのが、甘い甘酒をいつものスイーツと置き換えるという方法です。

米麹甘酒なら、砂糖不使用でも甘いため満足感を得ることができます。さらに、甘酒には食物繊維やアミノ酸が含まれています。砂糖不使用で気軽に甘いものを補給できるため、ダイエットに最適な飲み物です。

どんなに体によくても、飲み過ぎには注意しましょう。米麹甘酒は砂糖が不使用ですが、糖質は高めです。糖質を多く取り過ぎてしまうと、カロリーのとり過ぎで体に悪影響を及ぼします。一方、酒粕甘酒はそのまま飲むと甘みがありません。

小さじ1杯程度の砂糖は問題ありませんが、砂糖の入れすぎはダイエットの妨げになるので適量を心がけてください。

甘酒には大きく分けると2種類です。どちらにするかは自分の目的に合わせて選ぶのが効果的です。ここではそれぞれの甘酒の効果を解説しているので、ぜひ参考にしてください。

美容効果を1番の目的に考えているなら、酒粕甘酒がおすすめです。栄養価も米麹のものよりも高くなるため、効率よく栄養を取ることができます。ここでは、酒粕甘酒について詳しくご説明します。

酒粕甘酒には、米麹甘酒には含まれていない美容成分が入っています。また、食物繊維も入っているため便秘にお悩みの方にも最適です。また、酒粕甘酒はそのままだと甘みがないため、味噌汁などの料理に入れて摂取できるのも嬉しいポイントになります。普段の食事に取り入れて、無理なく美容と健康を維持しましょう。

酒粕甘酒には主に、美容にいいと有名な「ビタミンB群」や「セラミド」が多く含まれています。また、消化されにくいたんぱく質「レジスタントプロテイン」も含まれており、食物繊維と同じような働きで身体をサポートしてくれます。

その他にも、酒粕甘酒にはペプチドやアミノ酸、ミネラルなども含まれているので特に女性から人気です。非常に栄養価が高いため、美容にも健康維持にも最適な甘酒です。

ダイエット目的の方には、米麹甘酒がおすすめです。砂糖が使用されていないのに甘みがあるため、ダイエット中でも甘いものを取りたいというときの強い味方になります。ここでは、米麹甘酒について詳しくご説明します。

米麹甘酒の1番の特徴は、砂糖不使用なのに甘みがあることです。そのため、間食やデザート代わりに飲むことでカロリーの摂取を抑えることができます。また、朝ごはんの代わりとして米麹甘酒に置き換えるのもおすすめ。

ダイエット中は、筋肉量を保たせ代謝を上げることが重要になるため、たんぱく質をしっかり取ることが大切です。そのため、米麹甘酒に牛乳・豆乳・ヨーグルトのような乳製品を混ぜるとより効果的です。

米麹甘酒に砂糖が使用されていなくても甘みがある理由は、「ブドウ糖」が含まれているためです。その他にも人間に必要な「必須アミノ酸」や代謝を上げるのに欠かせない「ビタミンB群」、「酵素」が入っています。また、「エルゴチオネイン」という抗酸化作用のあるアミノ酸も含まれているため、肌を美しく保ちたい方にもおすすめです。

「甘酒」と聞けば、お正月に神社で振る舞われる酒粕甘酒をイメージされる方も多いですよね。神社では寒い中冷え切った体を温めてもらうために甘酒を振舞っているそうです。しかし、それだけではなく、酒粕甘酒には健康にいい効能がたくさんあります。

酒粕には「ペプチド」という成分が含まれています。ペプチドには、血圧を下げる働きがあります。その効果は、医薬品のように急速に下げるのではなく、1～2ヶ月にわたって緩やかに低下させる作用です。

飲み終わった後も一定期間の効果の持続が認められ、血圧上昇を防止する体質改善も期待されます。それだけではなく、冷え性改善の効果もあります。これまでの研究で、ペプチドには血流の流れをよくし、体の末端まで血の巡りをよくする効果があることが判明しています。

タンパク質は、炭水化物や脂質と合わせて三大栄養素と呼ばれているほど大事な栄養素です。人間の筋肉や骨の成長を支え、免疫力を上げてくれる働きがあります。そのタンパク質が、酒粕には多く含まれているのです。そのため、酒粕甘酒を習慣的に飲むことで、体の健康維持の手助けするタンパク質を多く摂取できます。

炭水化物も人間の体に必要不可欠な栄養素です。炭水化物は体や脳のエネルギー源になります。そのため、集中力が必要な場面では炭水化物はなくてはならない存在です。ただし、糖質が多く含まれているため、飲み過ぎはかえって健康に悪影響です。

食物繊維には整腸作用があり、お腹の調子を整えてくれるので便秘解消にも期待できます。酒粕甘酒を習慣的に飲むことで腸内環境が整い、便秘に悩むこともなくなるかもしれません。また、便秘は肌荒れの原因でもあるため、腸の調子がよくなることでお肌がきれいになることも期待できます。

米麹甘酒は「飲む点滴」と呼ばれているほど栄養価の高い飲み物です。砂糖が不使用のためダイエットに効果的ですし、酒粕甘酒と違い全てノンアルコールになります。そのため、子どもも安心して飲めるのでおすすめです。

砂糖不使用の米麹甘酒には「ブドウ糖」が含まれているので、疲労回復効果があります。人間の体は疲れを感じると甘いものがほしくなりますが、これはブドウ糖を求める自然な欲求です。ブドウ糖は血液の中に入ると数分の内に血糖値の数値を上げ、疲労を回復させます。そのため、間食の代わりに米麹甘酒を飲むことがおすすめです。

甘酒は健康維持にだけではなく、肌をきれいにする効果もあります。その秘密は、米麹に含まれている「アミノ酸」です。肌に潤いを与える保湿成分や、ハリを与えるコラーゲンなどの主な成分はアミノ酸になります。そのため、アミノ酸が不足してしまうと肌が乾燥したり、シワやたるみの原因になってしまうのです。

「ビタミンB群」も肌を健やかに保つのに必要な成分です。ビタミンB群には女性ホルモンを活発にし、肌の周期を整える効果があります。もしビタミンB群が不足すると、口内炎や肌荒れの原因になることも。また、ビタミンB群は便秘解消にも役立つ成分になります。ビタミンB群を取ることで腸の細菌を増やし、腸の働きをよくしましょう。

甘酒はそのまま飲んでも体にいいですが、アレンジを加えることでより甘酒の効果をよりアップさせることができます。また、甘酒は少々癖があるため、飲むのが苦手という方も少なくありません。しかし、甘酒はアレンジをすることで苦手な人でも飲みやすくなる場合もあります。ぜひ参考にしてください。

冷え性の方におすすめな飲み方が、生姜入り甘酒です。生姜には体を温める効果があります。血の巡りをよくし、代謝をよくする上に疲労回復にも期待できます。また、生姜を入れることで甘酒にピリっとした辛味が加わります。生姜の辛味が甘酒の味を引き締めてくれるので、甘すぎる味わいが苦手な方におすすめのアレンジです。

美容効果を高めたい方には、甘酒に豆乳をブレンドさせたものがおすすめ。豆乳に含まれる大豆イソフラボンにはコラーゲンの生成を促す働きがあるので、肌にハリ・ツヤ・潤い与える効果が期待できます。また、代謝を上げて痩せやすい体質に変える脂肪燃焼効果もあり、ダイエットを効果的にサポートしてくれます。

便秘に悩んでいる方には、甘酒入りのヨーグルトがおすすめ。ヨーグルトといえば、腸内環境を整えてくれることで有名です。ヨーグルトに甘酒を加えることで、嬉しい相乗効果が生まれます。米麹に含まれるペプチドは腸の中で働く善玉菌の1つであるビフィズス菌のエサになり、同時に摂取することで整腸作用がさらに上がるのです。

現在甘酒は、コンビニやスーパーなどで取扱いがあるほど気軽に購入できる存在です。しかし、甘酒は商品によって味もカロリーも特徴も違うため、どの種類を購入するべきか迷いがちです。ここでは、甘酒を選ぶポイントをまとめているので、ぜひ甘酒選びの参考にしてください。

甘酒はものによっては癖が強く、苦手だという方も少なくありません。特に酒粕甘酒は酒粕の癖が強いため、癖が強いものは苦手な方には米麹甘酒がおすすめです。それでも苦手だという方は、乳製品や果物を混ぜることで飲みやすくなります。

最近では豆乳ブレンドや抹茶風味など、あらかじめブレンドされているものも増えてきています。ぜひいろいろと試して、自分に合う甘酒を見つけてください。

甘酒のカロリーは糖質の高い米を原料にしているため、100gあたり約81kcalと他の飲み物と比べると高めのカロリーです。そのため、飲み過ぎは太る原因になるので注意しましょう。同じ甘酒でも米麹甘酒はそのままでも甘みがあるのに比べ、酒粕甘酒は砂糖を加えなければ甘くありません。低カロリーの甘酒を選びたいのなら、米麹甘酒がおすすめです。

甘酒には、アルコール入りとノンアルコールの2種類があります。米麹甘酒は米麹を原料としているため、アルコールは一切入っていません。子どもやアルコールの苦手な方には、米麹甘酒がおすすめです。一方、酒粕甘酒は酒粕を原料としているためアルコールが含まれています。

アルコール度数は1％程度ですが、ある程度の飲んで運転をすれば飲酒運転と判断される危険性があるので注意しましょう。

今や甘酒は通販だけではなく、コンビニやスーパーでも市販の物が販売されているほど一般化されています。地元のスーパーでも置かれていることが増えてきましたが、カルディや成城石井などのスーパーの方が品揃えが豊富です。

また、酒屋でも甘酒を取り扱っている場合があります。場所によっては珍しい種類が売られている可能性もあるため、市販では売られていないレアな甘酒を探している方におすすめです。

市販だと自分好みの味が見つからないという方には、甘酒を手作りするのがおすすめ。しかし、手作りと聞くと何かと難しいイメージが湧きましよね。しかし、器具を使用すれば初心者でも簡単に作ることができます。ここでは甘酒造りに役立つ便利グッズについて解説します。

炊飯器で甘酒を作るメリットは、1度に沢山の量を作ることができることです。毎日の甘酒を習慣的にしたい方には嬉しいポイントです。また、甘酒は炊いたご飯と米麹で作る方法もあり、炊いたご飯の方が甘酒独特の香りも少なく飲みやすいものができます。

炊飯器が長時間使えないのは困るという方やこまめに作りたい方は、魔法瓶でも手作り甘酒ができます。炊飯器で作る時と同じように、大切なのは温度調節です。温度が高すぎると、せっかくの麹菌を殺してしまうことになります。美味しく体にいい甘酒を作るため、温度調節に注意しましょう。

手軽に手作りをしたい方にはヨーグルトメーカーでの手作りがおすすめ。ヨーグルトメーカーなら変わらない温度で保温できるため、何度も温度計で計る必要がありません。さらに、5000円程度で購入可能なため、甘酒を飲むことを習慣にしたい方におすすめです。ただし、甘酒に対応していない商品もあるため、事前に確認しておきましょう。

どれだけ体によくても、手軽さ・美味しさ・価格の面で自分に合っていなければ続けることは困難です。甘酒にもさまざまな種類や飲み方があるので、ぜひ自分に合った方法で楽しく美と健康を維持してください。