パナソニック ヘアドライヤー EH-CNA9A

それまで軽いドライヤーを使っていた方がEH-CNA9Aへ買い替えると重く感じるようです。とはいえ、高級ドライヤーとしては普通程度。それまで使っていたものから考えると軽くなったという声もありました。

EH-CNA9Aはかなり大きめです。自宅に持って帰ると店頭でイメージしていたよりも大きかったという意見がありました。また、以前は同梱されていたスタンドが付属しなくなったため縦置きができず不便になったという口コミもありました。

EH-CNA9Aには5つのモードが搭載されていますが、そのため操作が少々煩雑であると感じる方もいるようです。最初は説明書を見ながら試すことになるでしょう。

また、モード変更ボタンは風量変更用のスライドスイッチとはかなり離れた上方に配置されていますので、モード変更時には片手で操作できません。

一般的なドライヤーが数千円で買えるのに対してEH-CNA9Aは1万円台中盤～と飛躍的に高価です。髪のケアに気を配っている方からは高価だがそれだけの価値があると高く評価されていますが、とにかく髪が乾けば良いという価値観の方にはおすすめしません。

EH-CNA9Aを使い始めてから髪質が改善されたと多くの喜びの声が寄せられていました。

ボリュームのない髪にコシが出た、くせ毛が改善されて縮毛矯正の回数が減った、パサパサだった髪がまとまるようになった、などなど髪について悩んでいた方には大変喜ばれています。特にロングヘアの方は効果を実感しやすいようです。

長い髪でも素早く乾かすことができ、早く乾くのに髪が痛まないと好評です。風量の多さだけでなく風音や風圧にも注目し、また付属の速乾ノズルを使用すると強風と弱風を同時に届けます。「バランスの良い風」によって美しさと時短が両立されています。

EH-CNA9Aはセンサーで周囲温度を検知し毛先に最適な間隔で温風と冷風を発生させるという「毛先集中ケアモード」や、暑い時期には自動的に温風の温度を下げる「インテリジェント温風モード」など、5つのモードをシチュエーション別に使い分けることができます。

特に「毛先集中ケアモード」では、他のモードで全体を乾かした後の仕上げに毛先に当てると短時間の使用でも毛先がしっとりまとまると驚きの声があがっていました。皆さんの髪質や髪型に合わせて使っていくのも楽しいですね。

他の大風量ドライヤーや初期のナノケアドライヤーを使用していた方からは、かなり静かになったと評価されていました。とはいえ子供に使うと音が大きくびっくりしていたという口コミもありましたので、子供やペットには風量を抑えめにしてあげたほうがいいかもしれませんね。

EH-NA9AはEH-CNA9Aの一般流通モデルです。EH-CNA9Aがヤマダ電機やヨドバシカメラといった家電量販店向けのモデルであるのに対し、EH-NA9Aはイオンなどの一般小売店で販売されることを前提としています。

機能面や仕様は両者全く同じです。この機種の違いは本体色展開の差とノズル色のみです。

本体カラー展開の面でEH-CNA9Aはルージュピンク・カッパーゴールド・モーブシルバー・ホワイトの4色展開であるのに対しEN-NA9Aはモーブシルバーを除いた3色展開。

また家電量販店で販売されているEH-CNA9Aに付属のセットノズルは本体色と同色であるためセットノズルにも4色のカラーバリエーションがありますが、EH-NA9Aは透明ノズルのみになっています。

価格はEH-ＣNA9Aよりも1500～2000円程度安価に販売されています。

両者の違いは見た目の色だけですので使用感に全く差はありません。毎日のヘアセットの時間にノズル色が透明でも特に気にならない方やシルバー以外の色でもよい方はEH-NA9Aを選択するとより安価に入手することができるでしょう。ノズル色が気になる方や、モーブシルバー色を選択したい方、家電量販店の延長保証などを検討されている場合にはEH-ＣNA9Aがおすすめです。

EH-NA99は2017年に発売されたEH-CNA9Aの一つ前のモデル・EH-CNA99（家電流通モデル）と同等の機能を持った一般流通モデルです。

上記のEH-NA9Aと同様にカラーバリエーションはルージュピンク・カッパーゴールド・ホワイトの3色展開かつノズルは白っぽい半透明の1色のみです。なお、家電量販店モデルのEH-CNA99にはモーブシルバー色もあり、本体色と同色のノズルが付属しますが一般の家電量販店店頭ではすでに入手困難となっています。こちらのEH-NA99は容易に入手可能です。

結論から言うと、EH-CNA9Aのほうが機能面で進化しており、おすすめです！

EH-NA99と後発のEH-CNA9Aを比較すると、少々デザインが変更されサイズが数ミリ大きくなりましたが、消費電力・温風温度・重量・搭載されているモード数などには変化がありません。大きく変わっているのは、キューティクルの密着性を高めるミネラルマイナスイオンの発生量が約2倍であること、UVケア性能が1.8倍と進化しており、紫外線ダメージや摩擦ダメージの影響をより軽減できることです。

実際にこの2機種を使い比べてみて、差が実感できたという声もありました。

価格差は2019年6月現在で数千円。髪に気を使って高機能ドライヤーを購入しようという人であれば、この価格差であればEH-CNA9Aのほうが満足度は高いと思われます。

パナソニック EH-CNA9Aについて、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ評価、他製品との比較などをまとめてみました。

EH-CNA9Aはパナソニックのドライヤー・「ナノケア」シリーズのハイエンドモデルで、電量販店向けに販売されているものです。若干安く販売されている一般量販店向けのEH-NA9Aとは本体色・ノズル色以外の差はありません。

通常のドライヤーと比べて格段にくせ毛やうるおいを改善でき、またダメージに強い髪に導きます。購入した方からは性能面で多くの満足の声が寄せられていますが、価格については高価であるためもう少し安く購入できればよかったという意見もありました。

旧機種と比べても性能がアップしていますので、購入するなら最新機種のEH-CNA9AかEH-NA9Aがおすすめできるでしょう。ボリュームの少ない方、硬い髪の方、くせ毛の方など様々な髪質の方から支持を得ている本機種。髪について悩みのある方であれば前向きに検討する価値のある商品と思われます。