ユーコ(Uco) ランタン・ワークライト キャンドルランタン [ブラス] 16.5×径5cm 【日本正規品】

キャンプの夜の雰囲気を作るアイテムとして人気の高いランタンの中でも、UCOのキャンドルランタンはコンパクトさと格好よさから、多くのキャンパーの注目の的となっています。

UCO（ウーコ）は1973年にアメリカのワシントン州で生まれたアウトドアブランドで、各種の灯りに関わるキャンプギアを中心に商品展開をしています。今回紹介するキャンドルランタンはUCOの主力商品で多くのキャンパーに愛されています。

そんな、UCOのキャンドルランタンですが、使い心地はどうなのでしょうか？今回は、実際に使っている方の口コミやレビューを徹底調査して、UCOのキャンドルランタンの使い心地を調べました。オイル化やUCOの他のランタンの比較も紹介します。

UCOキャンドルランタンにはカラーが豊富なアルミ製と金色のブラス（真鍮製）の2種類があります。アルミ製のカラーバリエーションはグレー・レッド・グリーン・アルミ・イエローの5色です。

2つのサイズや機能はほぼ同じで、重さと価格が違います。キャンドル1本を含めた重さと税込メーカー価格は、アルミが180g・3,850円でブラスは250g・5,940円です。アルミは軽さが魅力で、ブラスは重厚感と使い込むと味が出てくるのが魅力です。

UCOキャンドルランタンは、ホヤ（ガラス筒）を下へスライドさせるとコンパクトに収納でき、安全に消火ができます。使わない時にガラス製のホヤを収納することで、移動中の破損リスクを減らすこともできます。ホヤを出すのも本体の下部を押さえながら、上部を引き上げるだけで簡単です。

また、キャンドルの底にスプリングが内蔵されていて、燃えて短くなったキャンドルは上に押し出され炎の位置は一定に保たれるのも便利です。

UCOキャンドルランタンのオプション品は純正のものから社外品までたくさんあります。専用オプションのリフレクターはランタンの上の傘で、灯りを下に集中させるとともにクラシカルでおしゃれな雰囲気を醸し出しおすすめです。

他にも、専用ケースや社外品ですがレザーカバーなども販売されています。キャンドルも、柑橘系のさわやかな香りのする虫よけキャンドル、燃焼時間の長い100％天然素材キャンドルなど、楽しめる要素の多いキャンドルが用意されています。

UCOキャンドルランタンにはキャンドルケース・底キャップ・キャンドル受け皿・スプリング・つるやチェーン・替えガラスなど、純正パーツが個別に購入できます。ランタンの一部が破損してしまった場合でも自分で交換修理して、長く使い続けられるのは大変ありがたいです。

実際に使っている人の口コミやレビューではホヤを割ってしまったなどの声が多くあります。そんな場合でも替えガラスを散り寄せて交換すればまた使えるようになります。

専用キャンドルは１本で９時間程度燃焼を続けます。一晩中灯しておくことはありませんので、２～3泊程度のキャンプであれば交換の必要はありません。ろうそくの残り具合は側面の小窓で確認でき、残りが少なくなった時点で交換キャンドルを用意すればいいです。

しかも、キャンドルはスプリングで押し上げられてきて、最後まで使い切ることができます。

キャンドルは机などの上に置いて使う以外に、上部のチェーンで吊るしたり、ワイヤーでできた持ち手を引っ掛けたりして使うこともできます。持ち手中央には少し凹みがあり、持ち手がズレるのを防いでいます。

￥このような細かな工夫が使い勝手の良さをプラスしています。ただし吊す場合は上部が熱くなりますので、熱に耐えられる場所に吊るしましょう。また、持ち歩く時はランタンを傾けないようにようにすると内部でのロウの汚れが減ります。

ランタンには本体が揺れると、本体の下の方やホヤ（ガラス筒）に溶けたろうが付いて固まってしまうという難点があります。風のある日はランタンを吊すのをやめたり、ロウソクを灯したまま移動させる際には傾けたりしないようにしましょう。

使用前や使用後に本体にこびりついたロウを取る掃除を行う必要があります。ロウは約60°Cで溶けますので70°C程度のお湯に漬けておくと綺麗になります。そのお湯に洗剤を混ぜると再付着しにくくなります。

UCOキャンドルランタンのオイル化は可能で、口コミやレビューなどでも多く紹介されています。オイル化のメリットは、ランタンの掃除が簡単になり、ランニングコストが安くなることです。しかし、持ち運びでオイルが漏れるというデメリットもあります。

オイル化するには、キャンドル部分をオイルインサートと呼ばれるものに入れ替えます。市販されている製品もありますが、自作してみえる方もいます。ネットで公開されていますので参考にしてみて下さい。

2019年頃にブラスのモデルが廃盤になったという噂が流れました。しかし、その後UCOの総合代理店であるモチヅキが再入荷のお知らせと廃盤の予定はないことを公式ツイッターで発表しました。ただ単に品薄状態が続いただけのようです。

現在もモチヅキの公式ホームページには「ブラス」も公開されています。また、各地の販売店をはじめAmazonや楽天市場・Yahoo!ショッピングなどでも販売されている人気商品です。

現在流通しているUCOキャンドルランタンは中国製ですが、1980年代に米国で作られたキャンドルランタンがありました。それが、真鍮製のUSA製ヴィンテージのキャンドルランタンです。この製品はUCOと米国のアウトドアブランドのREIがタイアップして作ったものです。

機能的には現在の商品と大差はありません。現在は販売されておらず、オークションやメルカリなどでヴィンテージ品として出品されています。

UCOキャンドルランタンは収納時にホヤ（ガラス筒）が内部に格納されますので、運搬時に割れることはほとんどありません。ですので、ケースは必須ではありませんが、傷を防ぐためにはあるといいアイテムです。

ケースの純正品は1,700円程度で販売されています。また、ランタンとケースやリフレクターをセットにした販売もあります。純正品を使わずに、100円ショップのメガネケースや水筒カバーなどで代用してみえる方もいます。

火のつけ方はとても簡単で、下のようにします。

• 本体の上部を上にスライドさせてホヤ（ガラス筒）部分を出す。
• ホヤだけ下げてキャンドルに火をつける。
• ホヤを引き上げて元の位置に戻す。

火を消す時はホヤを下げて息を一吹きすれば簡単に消えます。また、キャンドルの交換は底面を外して、中にあるキャンドルボックスの下から挿入します。キャンドルを押し上げるバネが入っていますので失くさないようにしましょう。

「ミニキャンドルランタンキット2.0」はシンプルで使いやすいコンパクトモデルです。本体は伸縮しませんが、コンパクトな割にホヤが大きくデザインされています。主な仕様の比較表を示しておきます。

アルカはUCOから発売されているLEDランタンの1つです。リチウムイオンを内蔵した充電式で、ハイビーム・ロービーム・ナイトビジョン・ストロボ・SOSモード（赤色点灯）の5パターンで利用することができます。また、1回の充電でiphone2台分の充電ができます。

キャンドルランタンは昔ながらの炎のゆらぎで雰囲気が楽しめるアイテムで、アルカは最新機能を搭載した実用的なアイテムと言えます。

コンフォートフィットヘッドランプは2016年に日本発売されたヘッドランプです。乾電池タイプの「A-120」とボタン電池タイプの「A-45」の2モデルが発売されましたが、現在販売されているのは、「A-120」がほとんどです。

現在UCOのヘッドランプは、 100ルーメンで長時間点灯が可能な「ベータ」と、200ルーメンの明るさを持つ「ハンドレッド」との2モデルをラインナップしています。ヘッドランプは灯りのない所で両手で作業する時に便利なアイテムです

UCOキャンドルランタンは昔ながらのロウソクの炎でほんのりと照らす雰囲気を高めるアイテムとしてとても人気の高いランタンです。コンパクトで荷物の片隅に忍ばせられ、キャンプの夜を一層幻想的に演出します。