キャンドルランタンのおすすめ15選！100均アイテムを使った自作方法も紹介！

キャンプでの夜を過ごすには、ランタンが欠かせません。最近では手軽に扱えるLEDランタンが主流です。しかし「LEDランタンは便利だけど、もっとおしゃなランタンが欲しい」「よりおしゃれな癒し空間を作りたい」という方にはキャンドルランタンがおすすめです。

キャンドルの炎には「1/fゆらぎ」という自然のリズムがあり、見つめていると気持ちが穏やかになり癒されます。ロマンチックな雰囲気も演出できるので、アウトドアでも家でもリラックスタイムにおすすめです。虫除け効果のあるキャンドルを使用すれば、キャンプでの虫対策にも役立ちます。

しかし、さまざまなメーカーから多くのキャンドルランタンが販売されていて、どれを選べばいいのか分からないですよね。この記事では、選ぶ際のポイントやおすすめ商品も紹介します。ぜひ参考にしてください。

キャンドルランタンは置き型と吊り下げ型に分けられます。置き型はテーブルや地面に置くタイプです。キャンプでは平らな場所が少ないため、置き型は安定感を重視して選びましょう。底面積は広い方が倒れにくいです。

吊り下げ型はランタンスタンドにぶら下げて使います。吊り下げフックに見える部分が実は持ち運び用のハンドルで、吊り下げに適していない場合もあるため、気をつけましょう。置き型と吊り下げの兼用タイプは、フックが付属品かオプションかの確認が必要です。

キャンプに持って行くなら、携帯性も大切です。折りたたみができるタイプはコンパクトに持ち運べて、荷物の邪魔になりません。また、ホヤを本体にスライドさせて収納できるタイプもあります。

ホヤがガラス製の場合は、割れてしまわないよう持ち運びに工夫が必要です。ランタンを保護するケースを用意しましょう。お手頃に入手できるソフトタイプや、より安心なハードタイプのケースがあります。

直径4cmほどのカップにロウが入った「ティーライトキャンドル」は、手軽に扱えるのが特徴です。ティーライトキャンドルを使うランタンには土台が設けられており、そこにキャンドルを置くだけで使えて、交換も簡単にできます。

さらにロウが外にこぼれにくく、お掃除の手間もかかりません。インテリアショップや100均ショップなど、専門店以外でも比較的手に入れやすく、お手頃な値段のものが多いのもポイントです。

キャンドルが小ぶりなので持ち運びにも便利な一方、気になるのは燃焼時間。しかし、一般的には4時間程度持続するため、ちょっとしたリラックスタイムを過ごすには十分です。アロマポットやティーウォーマーなど、家庭での使い道もあります。

燃焼時間の長いキャンドルを使いたいなら、アウトドアブランドが販売している専用キャンドルがおすすめです。1本で9～12時間使えるものもあり、連泊キャンプで使うのに向いています。

ただ、入手先が専門店などに限られるのが難点です。「キャンドルをうっかり切らしてしまった！」とならないよう、予備はしっかり用意しておきましょう。また、ブランドが違うとランタンとキャンドルが合わない場合もあるので、確認が必要です。

底の部分が平らで、キャンドルホルダーがないフラットタイプのランタンは、キャンドルの種類を選びません。好きなキャンドルを好きに使えるうえ、切らした場合は他のものでも代用できます。

ただし、ランタンの内寸とキャンドルのサイズはよく確認して選びましょう。キャンドルが大きすぎると、ランタン本体と炎が近くて危険ですし、キャンドルの出し入れにも不便です。また、キャンドルが固定されないため、安定性にも気を配る必要があります。

加えて、ティーライトキャンドル以外ではロウが垂れてしまい、お手入れがやや面倒になります。あるいは受け皿やシートなどの準備が必要です。なお、落ちたロウの掃除には、ドライヤーで温めてから拭き取る・凍らせてから削り落とすなどの方法があります。

キャンドルの種類によっては、アロマ効果や虫除け効果があります。そうしたキャンドルを使う場合は、香りや有効成分がよく広がるよう、開口部が広いものを選びましょう。キャンプの夜を見た目と香りの両面で演出します。

虫除けに効果的なのは柑橘系の香りで、中でもシトロネラが代表的です。虫は香りを嫌う一方で、人間はレモンに似たすっきりと爽やかな香りを楽しめます。薬品ではないため、子供連れのキャンプでも安心です。

扱いやすさもチェックしましょう。ランタンは暗い夜に使うことも多いため、慣れていない初心者には特に重要です。側面が大きく開く・ホヤを取り外せるなど、キャンドルの取り出し口が大きければ簡単に交換できます。また、使用後の煤やロウの掃除もしやすいです。

お店で商品を見る際には、開け閉めしてみるなど使い勝手をチェックしましょう。通販の場合でも、たいていの商品は開いたところなどが写真で見られます。加えて、実際に使った人の口コミを参考にするのもおすすめです。

雰囲気づくりのためにキャンドルランタンを使うなら、デザインにとことんこだわるのも1つの方法です。たとえば見た目がレトロなアンティーク調のランタンは、お部屋のインテリアにもなります。

アウトドアブランドのランタンには武骨でかっこいいデザインのものが多く、野外の風景によくなじみます。手持ちのキャンプ用品のテイストに合わせて選ぶと、統一感が出ておしゃれです。その他にはシンプルで上品なデザインのものもあります。

「UCO（ユーコ）」はアメリカの老舗アウトドアブランドで、個性的なデザインと高性能なアイテムの数々が人気を集めています。中でも特に有名なのがキャンドルランタンです。シンプルですっきりしたデザインが目を引きます。

機能性も備えており、使わないときはホヤ部分を土台の中にスライドさせて、コンパクトに収納できます。他にも手のひらサイズの「ミニキャンドルランタン」や、3本のキャンドルを同時に使えて明るい「キャンドリア」があり、種類が豊富です。

北欧インテリアのメーカー「IKEA」は、食器やチェアなどアウトドアでも活躍するアイテムを多く出しています。キャンドルランタンもその1つです。いくつかの種類があり、安いものは499円と、低価格で手に入ります。

IKEAのランタンはデザインも特徴的です。

• 丸みを帯びたメルヘン風
• スリムでエレガントなシルエット
• かわいらしい花模様のガラス窓
• 波打ったホヤで炎が不思議な形に見える

など、個性豊かなランタンが揃っています。

キャンドルランタンに必要な材料は次のとおりです。

• キャンドル：キャンドル型のLEDライトで代用可
• キャンドルを入れる瓶と蓋：耐熱性のあるもの
• 別の瓶の蓋
• 針金
• 接着剤：ボンドまたは両面テープ
• アルミシート

キャンドルランタンを自作する手順は次のとおりです。

1. 瓶の底に別の瓶の蓋を接着する：土台になる
2. 針金を瓶に巻いて持ち手を作る：落下しないよう二重にするなど工夫する
3. アルミシートを切って瓶の底に貼り付ける
4. 瓶の中にキャンドルを入れる

キャンドルも自作してみましょう。クレヨンを使って簡単に色付きのキャンドルを作れます。複数の色でグラデーションにするとさらにおしゃれです。

1. お好みの色のクレヨンをカッターで削る
2. キャンドルを折り、湯煎にかけて溶かす：このときキャンドルの芯を取り出しておく
3. 溶けたキャンドルに削ったクレヨンを混ぜる
4. 紙コップに移して芯を入れる：割り箸に芯を挟んでコップの縁に乗せるといい
5. キャンドルが固まるまで待つ

子供がいるなど火を扱うのが不安な場合は、キャンドルの形をしたLEDライトがおすすめです。長く使ってもなくならず、火事の心配も垂れたロウを掃除する手間もありません。炎が揺らめくように光るため、雰囲気作りにも役立ちます。

インテリアショップの「ニトリ」には、本物そっくりなLEDキャンドルがあります。ロウを使っているので本格的な質感があり、柔らかく揺れる光を楽しめます。電池式のキャンドルでサイズはS・Mの2種類です。

キャンドルランタンは揺らめく炎と優しい光で、キャンプの夜をロマンチックに演出します。使い方のタイプ・サイズ・デザインなどさまざまなものがあるので、この記事を参考にお気に入りのランタンを探してみてください。