日立 衣類乾燥機 HFK-VH1000

速乾性と速暖性が高いのが、HFK-VH1000の魅力です。独自の3Dブロー方式を採用し、シングルサイズの布団なら、約30分で乾燥が終了します。足元だけなら約5分で温まるので、寒い冬には時間を待たずにすぐに温かい布団に入れて快適です。

敷布団は表を乾燥してから裏を乾燥するのが一般的ですが、HFK-VH1000は表と裏を同時に乾燥できます。U字型の布団アタッチメントを使い、敷布団を挟んで乾燥します。両面の乾燥は約60分です。本体なら時間のかかる敷布団の乾燥も、素早く乾燥できるのは助かります。

HFK-VH1000は、布団・衣類・靴の乾燥ができ、それぞれの用途で適切な設定時間で乾燥できます。コース数が豊富で特におまかせコースは、湿度により自動で温風温度を調節できます。また、運転終了まで温風が出るしっかりコースは、素早く乾燥でき忙しい時に便利です。

収納がしやすい点もHFK-VH1000のおすすめポイントです。ホースやアタッチメントは本体に全て収納できます。使用しない時に、ホースやアタッチメントをホコリから守るだけでなく、すっきり収納できます。ホースの取り付け口など、本体から飛び出た部分がないので、隙間にも収まりやすいです。

布団乾燥は素早くしっかり乾燥できる、という声が多いですが衣類乾燥には向いていないという声があります。U字型のアタッチメントを衣類に向いて使いますが、専用の衣類袋を使わないので、しっかり乾燥するのに時間がかかってしまいます。

電源コードが短くて使いにくいという意見は多いです。延長コードは安全のため、使わないように推奨されています。「その分電源コードをもう少し長くしてくれれば」という声が目立ちます。また、ホースは本体から90cmの位置には伸ばせますが、高い場所で使う時には、それでも長さが足りないこともあるようです。

ホースの耐久性が高くないと感じるユーザーもいるようです。毎日使っていたら、2年後にはホースが故障したとの口コミもあります。しかし、4年間問題なく使用できたという口コミもあるので、ホースの耐久性や寿命は使用頻度とも関係があるようです。

布団がしっかり乾燥できて、干したての布団のようにふわふわになって気持ちいいというレビューは多いです。短時間で布団がふわふわになるという口コミもあります。雨の日が続く梅雨の時期は、布団を外に干せないので、天気に関わらず布団を乾燥できるのは嬉しいです。

温風が布団の隅々まで行き渡り、布団全体が温かくなるようです。HFK-VH1000は、3Dブロー方式で、U型のアタッチメントを使い布団を均一に乾燥します。素早く布団全体を温かくするので、寒い時期はふっくら温かい布団で、快適に眠ることができます。

付属の専用デオドラント剤をアタッチメントに投入して使うと、乾燥と消臭が同時にでき便利です。温風とさわやかな香りで布団全体をさわやかな香りで包み、布団独特の嫌な臭いも除去できます。デオドラント剤は、付属品を使いきったら別途で購入することもできます。

HFK-VH1000は2018年に発売されましたが、こちらのHFK-VS2000は、2019年に発売されたモデルです。HFK-VH1000と大きく異なる点は、アタッチメントです。従来のアタッチメントはU字型でしたが、HFK-VS2000はV字型です。見た目はほとんど同じですが、アタッチメントの先端が13cm伸びる点が改善されています。従来品よりも13cm長く使え、より効果的に布団や衣類を乾燥できます。

サイズや重量、機能面にはほとんど違いがありません。両モデルとも布団・衣類・靴に対応しています。また、コース数も同じで、デオドラント乾燥ができる点や、敷布団の両面乾燥ができる点もHFK-VH1000と同じです。しかし、シングルサイズの布団の乾燥は、28分で終了し、HFK-VH1000の30分よりも2分短くなっています。

HFK-VH2000は上位モデルですが、よく比較してみるとほとんど違いがないことが分かります。布団をより隅々まで効果的に乾燥したい方や、衣類乾燥もしっかりできる商品をお探しの方には向いています。価格はほぼ同じなので、どちらかを選ぶなら、改良されたHFK-VS2000を選んでもいいでしょう。  

HFK-880は、2017年に発売された1つ前のモデルです。サイズ・重量・電源コードの長さはHFK-VH1000と同じですが、機能面でいくつか異なる点があります。1つ目の違いは騒音コースです。HFK-880は低騒音コースを搭載していて、騒音値は37dBです。一方でHFK-VH1000は静音コースと呼び名も異なり、騒音値は30dBと静かです。30dBなら音がほとんど気にならず、赤ちゃんがいる家庭でも安心して使えます。静音コースは通常コースよりも時間がかかりますが、音に敏感な方には最適です。

両モデルのもう1つの違いは、専用のデオドラント剤の種類です。両モデルには、布団乾燥アタッチメントに投入すると、布団を消臭してスズランの香りが広がるデオドラント剤が付属します。しかし、HFK-VH1000には天然ハーブデオドラント剤も付属しています。

天然ハーブデオドラントはダニ対策専用で、ユーカリ油やペパーミント油などの植物成分が配合されています。2種類のデオドラント剤が付属するのは嬉しいですね。商品の価格は1つ前のモデルのHFK-880の方が安いので、予算も考慮して選びましょう。

HFK-VH1000 布団乾燥機の種類について、 商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価・他の商品との比較をまとめました。

HFK-VH1000 布団乾燥機の概要は以下になります。

• 1つ前のモデルと比べて音がより静か
• 2種類のデオドラント剤が付属
• コース数が豊富で素早く乾燥できるコースや、足元だけ温められるコースなど便利なコースが多い
• 電源コードやホースの長さが短い

以上のことから、

• 1万円前後で、機能面が充実している商品をお探しの方
• デオドラント乾燥に興味がある方

にはHFK-VH1000をおすすめします。紹介した関連商品の価格や機能面とよく比較して、予算や用途に合った商品を選んでください。