パナソニック 縦型洗濯機 NA-F50B11

とれにくい汚れが付いていると、洗濯機にかける前に洗剤液につけおきしますが、それが結構面倒ですよね。NA-F50B11は、その手間を解消してくれる、つけおきコースが搭載されています。

洗剤液に衣類をひたす「つけおき」を10分、かき混ぜてもみ洗いする「かくはん洗い」を1分、これらを4回繰り返すことで、とれにくいガンコな汚れを落としてくれます。

水平・垂直方向に立体水流をつくる、パルセーターを採用しており、衣類が少なく水位が低いときでも、パワフルな水流を巻き起こして汚れを落とします。水位が少なくてもしっかり洗濯してくれるので、節約にもなりますね。

また、糸くずフィルターを採用しており、低い水位でも糸くずをしっかり集め、衣類への糸くず付着を抑えます。取り外しも簡単なので、お手入れしやすいつくりになっています。

柔軟剤を投入するタイミングをブザーで教えてくれる機能が搭載されおり、ベストなときに柔軟剤を入れることができます。つけおきやかくはん洗いの効果もあり、衣類全体に柔軟剤のいい香りをつけてくれます。

洗濯槽は清潔に保ちたいものですよね。NA-F50B11には、脱水時に内槽の脱水港から噴射される水を利用して内側を洗浄するカビクリーンタンクという機能が付いており、きちんと洗濯をしながら洗濯槽を清潔に保ちます。

さらに、槽カビ予防コースや槽洗浄コースの機能が、月1回の面倒な洗濯槽のお手入れに有効で、専用クリーナーを使用すれば、簡単にメンテナンスできます。

まったく音がしない洗濯機はないと思いますが、「モーター音がうるさい」や「瞬間的なロック停止の音がうるさい」など、音に関する口コミが最も多くあがっており、繰り返される大きな音に不満を持つ方が多いことがわかります。

特につけおきコースは、つけおきとかくはん洗いを4回繰り返すので、モーター音がうるさいと気になって仕方がないかもしれませんね。洗面所を封鎖するわけにもいかないので、これは考えものです。

NA-F50B11は、洗剤液を専用の投入口から入れるようになっていて、口コミでは「洗剤液が投入口に残って固まる」という声が少なからずあがっていました。

洗剤を専用の投入口から入れるのは、洗濯する上で効果がありそうなつくりですが、その投入口に洗剤液が残って固まりやすいとなると、毎回拭き取らなくてはならなくなり、手間がかかりそうですね。

NA-F50B11は、フタを閉めないと運転を開始しないので、洗濯中に、メニュー通りに洗濯しているのかを確認することができません。

洗濯を開始してから、「洗剤の量は足りているか」「今どの段階か」など、中を覗いて確かめたいですよね。それができないと、洗い上がりで判断するしかないので、少し不便に感じてしまうかもしれませんね。

NA-F50B11の送風乾燥は、風を出して衣類を乾かすのではなく、洗濯槽を回して、発生した風で衣類を乾かすので、全体を完全に乾かすのは難しいようです。

このような内容の口コミは、ほとんどなかったのですが、送風乾燥機能で均一に乾かせないとなると、干して乾かした方が手っ取り早い気がします。梅雨時期や冬の寒い時期には向かない機能ですね。

つけおきコースに満足されている方が多く、「ガンコな汚れが落ちた」や「シャツをクリーニングに出さなくてもよくなった」などの口コミが見られました。

洗濯機本来の性能はとても優れているようで、自宅でガンコな汚れが落とせると、節約にもなりますね。さらに、お急ぎコースにすると、おまかせコースの半分くらいで洗濯が終わるので、急ぎの用事がある時などは助かります。

洗濯機のお手入れは意外と大変ですよね。NA-F50B11は、フィルターが取り外せて、お手入れしやすいようで、「簡単に掃除ができる」という口コミが見られました。

さらに、「ゴミ取り部分もケースになっていて破ける心配がない」との声もあり、丈夫で安心して使えますし、面倒で手間のかかる洗濯機のお手入れも、とても簡単にすみそうです。

洗濯機は機能が複数ある場合、操作部分のボタンが多くて使いにくく見えるのですが、NA-F50B11の口コミでは、「操作部分がシンプルで使いやすい」という声があがっていました。

説明書を見なくてもわかるようになっているとのことで、機械が苦手な方や、高齢の方にでも簡単に操作できると、洗濯するのがとても楽になりますね。

NA-F50B11は2017年モデル、NA-F50B12は2018年モデルで、NA-F50B12の方が上位機種にあたります。写真を見比べてみてもわかるように、これと言って大きな違いはなさそうに見えますが、どうなのでしょうか。

つけおきコースや香りしっかりコース、ビッグウェーブ洗浄などの機能面や洗濯容量、サイズに特に異なる点はなく、違いというとパネルデザインのみで、NA-F50B11と使い心地を比べてもあまり変わりはなさそうです。

NA-F50B12のレビューでは、「糸くずフィルターの効果に驚いた」「1人暮らしに丁度良く、洗浄力は申し分無い」「静音性は他の洗濯機と変わらない」などの声があがっており、性能に変わりはないが、音に関しては、NA-F50B11よりも抑えられているのかもしれませんね。

価格については、NA-F50B11の方が2,000円～3,000円ほど安いため、間違いなくお買い得です。在庫品薄という情報も載っていましたが、機能面やサイズにほどんど違いはないので、各通販ショップや各店頭で価格を見比べて選んでみてはいかがでしょうか。

NA-F50B10は2016年モデルで、NA-F50B11の下位機種にあたります。1年前のモデルですが、洗濯容量やサイズに異なる点はなかったです。

機能面を見ても、つけおきコースや香りしっかりコースなどの性能から、3つの洗濯槽洗浄コースまで、異なる点はなく、NA-F50B11とあまり変わりはないようです。

NA-F50B10のレビューを見てみると、この機種の系統の旧モデルから買い替えた方が多く、「以前に比べて静かになった」「使いやすい」「普通に使う洗濯機はこんなものでしょ」などの声があげられており、評価もさほど変わりはなさそうですね。

価格はというと、NA-F50B11の1年前のモデルとあって、10,000円以上の差があります。購入予算との相談になるかと思いますが、機能面やサイズに違いはないので、年式を気にしない方には、NA-F50B10はとてもお買い得だと思います。

総合評価パナソニック 搭載全自動洗濯機 NA-F50B11について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

NA-F50B11は、ガンコな汚れをとる「つけおきコース」や、柔軟剤の香りを衣類全体にまとわせる「香りしっかりコース」など、洗濯性能に優れており、洗濯容量も5kgと小さめなので、1人暮らしや2人家族に向いているでしょう。

さらに、水位が少なくてもしっかり洗ってくれる「ビッグウェーブ洗浄」も採用されているため、節約しながらしっかり洗濯できます。

ただ、洗濯中の音や中身が見れないつくりが気になります。洗濯性能に強いこだわりがなければ、新品で約46,000円、中古で32,000～33,000円と安価なので、購入予算と相談しながら検討されてはいかがでしょうか。

洗濯機は身に着けるものを洗う家電なので、それぞれこだわるところはあるかと思います。洗濯性能、使いやすさ、価格に優先順位を付けて探してみると良いでしょう。

ご自身でも口コミやレビューを覗いてみて、是非ご自身に合った製品を探してみてください！