青木酒造 日本酒 鶴齢

ほんのりと甘い香りと味を持ったお酒なので、辛口の日本酒が苦手という方にもおいしく飲んでいただくことが可能です。しつこくない甘さで甘い日本酒が苦手な方にも飲みやすく、優しい口当たりが特徴なので、何度飲んでも飲み飽きない一本となっております。

軽くソフトな口当たりが特徴的な日本酒なので、料理と合わせてお楽しみいただくことも可能です。どんな料理の味も邪魔することなく引き立ててくれる日本酒と言えます。味が優しいので、たまり醤油に付けた鮨を酒の肴として楽しむこともおすすめです。

使用している米は越淡麗という、2007年頃に誕生した新品種酒造好適米です。酒造米としての歴史はまだ浅いのですが、山田錦と五百万石の日本酒好きなら誰もが効いたことがある酒造好適米を掛け合わせて作られた米である為、品質は折り紙付きです。

鶴齢 純米吟醸は2019年6月にフランスで開催された「KURA MASTER2019」の純米酒部門で過去最多数である720銘柄を抑え、栄光ある金賞を受賞しました。日本国内でも既に人気の日本酒でしたが、遂に世界からも認められる味だという事がこれで証明されました。

人によっては酸味を強く感じてしまうようです。日本酒の酸度の平均値は1.2〜1.3のようですが、こちらの日本酒は1.4で若干高めです。やや甘みのある日本酒だと安心していると意外と酸っぱさがある為、苦手だと感じてしまう人もいるでしょう。

米本来の味わいを残し旨味を感じる点が長所の日本酒なのですが、人によってはその部分を少しクドいと感じてしまうこともあるようです。クドさのないあっさりとした味わいの日本酒が好みだと言う人は購入を考えた方が良いかも知れません。

時間が経つと辛みが最初より増してしまうようです。その為、辛みが苦手な人には少しキツく感じてしまう可能性が出てきます。もし辛すぎない日本酒を求めてこちらを購入したのであれば、3日以内に飲み切ってしまった方が良いでしょう。

味わいがフルーティーだと感じる人もいるようです。適度な酸味とフルーティーさが合わさって、まるでワインのような味だと感じるそうです。その為、ワインは飲んだことがあるけれど、日本酒は無いといった方も機会があれば飲み比べてみるのも面白そうですね。

数ある日本酒の中でもこちらは誰もが知っているほどの有名銘柄です。多くの人に愛されているという事は、誰もが飲みやすく安定した美味しさのあるお酒だといえるので、日本酒選びで失敗したくないとい考える人は、こちらを選べばまず大丈夫だといえます。

クセが少ない日本酒なので、どんどん飲むことが出来ます。料理の味を邪魔しないので、お好きな料理と合わせて頂くと良いでしょう。また、クセが少ないにも関わらず、コクはきちんとあり、適度に存在感を発揮する大変バランスの取れた日本酒だといえます。

青木酒造 鶴齢 純米酒は青木酒造 鶴齢 純米吟醸と同じメーカーで作られる日本酒です。二つの違いは使用している米の種類、精米歩合、日本酒度などがあります。使用されている米は、五百万石と鶴齢 純米吟醸にも使用されている越淡麗です。

五百万石を使用した日本酒は一般的にすっきりとした淡麗な味わいを持ったものが多いので、鶴齢 純米酒の方が淡麗度合いは高くすっきりとした味わいだといえるでしょう。ただし、精米歩合は70％なので、雑味の無いクリアな味わいの具合は鶴齢 純米吟醸の方が上です。

また、鶴齢 純米酒は日本酒度が+3.5と鶴齢 純米吟醸の+0.5と比べ7倍もの数値があります。日本酒度はプラスに数値が高ければ高いほど辛みが増すといわれているので、鶴齢 純米酒の方がより辛みが強い日本酒だという事が分かります。

青木酒造 鶴齢 純米大吟醸は青木酒造 鶴齢 純米吟醸と同じメーカーで作られる日本酒です。二つの違いは、精米歩合、日本酒度、酸度などが挙げられます。一方米の種類に関しては越淡麗と言う同一のものを使用しているのが特徴です。

まず、精米歩合ですが、鶴齢 純米大吟醸の方が数値が低いです。精米歩合は数値が低いほど米が磨かれ、表面層の栄養分が減らされれているのですが、その分雑味が消えてクリアな味わいとなります。その為雑味の無いクリアな味わいを求める人にはこちらの日本酒がおすすめです。

更に、日本酒度も酸度も鶴齢 純米大吟醸の方が数値が低いことが分かります。日本酒度が低い方が味は甘く、酸度は低いほど酸味が弱いので、甘さがあり、酸味が弱い優しい味わいの日本酒だという事が分かります。

青木酒造 鶴齢 純米酒にごり酒は青木酒造 鶴齢 純米吟醸と同じメーカーで作られる日本酒です。二つの分かりやすい違いは、火入れをしているか否かです。鶴齢 純米酒にごり酒は火入れのされていない生原酒で、酵母が生きた状態で出荷される日本酒です。

鶴齢 純米吟醸は完成後に一度火入れをして、日本酒内の酵母の働きを止め味の変化や品質の変化が極力起こらないように処理をして出荷されています。一方、鶴齢 純米酒にごり酒にはそういった処理が一切されず、商品出荷後も酵母が生き続け、常に発酵し続けている商品です。

生原酒のメリットは飲む時によって味わいが大きく変わり、様々な面を楽しむことが出来る点です。一方、デメリットとしては、常時発酵が進んでいることから品質の劣化も早い点です。その為、鶴齢 純米酒にごり酒を試すときは早めに飲み切るように気を付けることが大切です。

青木酒造 鶴齢 日本酒の種類について、商品概要、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

青木酒造 鶴齢 純米吟醸は、クセの少ないどんな料理とも合わせることが出来る日本酒です。しかし、ただクセが無いだけでなく、ひかえめな香りと旨味も感じることが出来る非常にバランスの取れた日本酒だといえます。

一方で、そのさっぱりとした味わいに物足りなさを感じてしまう人もいます。日本酒に濃厚な甘みや力強い辛みなどを求めている人には、こちらの日本酒は残念ながら口に合わない可能性が高いでしょう。

紹介した商品の中で気になるものは見つかりましたか。しかし、今回紹介した商品は、まだまだ日本酒のなかのごく一部に過ぎません。ご自身でも様々な角度から調査をしてみて、自分に合った最高の一本を是非見つけて下さいね。