パイオニア オーディオスピーカー SP-BS22-LR

スピーカーコーンの表面に格子状のエンボス加工を施してあります。これにより、剛性を高めて、低音をより正確に再生することが可能になり、作品の臨場感・迫力を余すことなく表現できます。さらに磁気回路のヨークに穴を開けることにより、空気の通りが良くなり、スムーズな低域のレスポンスを発揮することができるようになりました。

ネットワークには機種毎にカスタム設計された6素子のクロスオーバー回路を採用。スピーカーのユニット内で音の振り分けを行い、周波数の分配を行うことによって、高品位なサウンドを実現しています。

ほとんどのブランドは1つのコンデンサ、インダクタからなる非常に単純な、かつ低コストのクロスオーバーを使用していますが、SP-BS22-LRにおいては洗練されたPCB上に6つの部品からなる高品質のクロスオーバーを使用しています。

エンクロージャーには、積層MDF材を高周波熱プレス成型したラウンドキャビネットを採用。エンクロージャー内での定在波の発生を抑制することで、スピーカー全体の高音質化に寄与しています。また、全体をラウンド形状にする事で、高剛性化に貢献し振動を排除。回折効果による音の濁りを除去することにより、正確でパワフルな低音を再生します。

Pioneer（パイオニア）は米国仕様になっているために、迫力重視のスピーカーです。とくにこのシリーズは著名なスピーカーデザイナーである、Andrew Jonesが関わったユニットで構成した上位モデルとして話題になっています。ただし音楽を楽しむという観点では、国内の上位モデルには及ばす、あくまでハリウッド的シアター向けとなっています。エンボス加工の高剛性振動板の採用など、低音重視で設計思想が明確になっています。

Pioneer（パイオニア）SP-BS22-LR単体では物足りないという声もあります。ホームシアターの本場アメリカで生まれた、映画鑑賞に最適なスピーカーということもあり、やはり単体では本来の力を発揮することが難しいようです。トールボーイスピーカー、ブックシェルフスピーカー、センタースピーカー、イネーブルドスピーカー、サブウーファーを全てそろえることにより臨場感あふれる音を堪能させてくれます。

スピーカーコーンの表面に格子状のエンボス加工を施すことによって、低音の強化をしているはずですが、弦楽器などの音が中程度の音量でふらふらと動くことがあるようです。しっかりとした低音を生み出すためにはサブウーファーの購入が必要不可欠と言えるようです。

SP-BS22-LR単体だけでも低音域では素晴らしい音を提供してくれます。エンクロージャーに、積層MDF材を高周波熱プレス成型したラウンドキャビネットを使用することで、定在波の発生を抑制しています。これによりスピーカー全体の高音質化に成功しました。スタンドスピーカーやウーファーなどをセットで使うことにより、よりダイナミックで素晴らしい音を提供してくれるようです。

Pioneer（パイオニア）SP-BS22-LRは米国仕様となっており、ハリウッド的シアター向けの迫力重視の使用になっています。スピーカーコーンのエンボス加工により、低音をより正確に再生することが可能になりました。これにより、作品の臨場感・迫力を余すことなく表現できるようになっています。

SP-BS22-LRは数々の名作を生みだした、あのAndrewJones氏のチームが設計しました。ELAC Debut B6などアンドリュー氏の作品は素晴らしい音を提供してくれる商品が多くあります。このSP-BS22-LRも、スピーカーコーンのエンボス加工や6素子のクロスオーバー回路の採用、全体のラウンド形状などアンドリュー氏のこだわりが強く見られます。

高音質化を実現するSMCマグネット・システムを搭載しているブックシェルフスピーカーです。同シリーズ中で最もコンパクトなタイプになります。ウーハーの振動板にはウッドファイバー・コーンを使用しているので、均等な振動性能によって偏った振動を抑え、性格かつナチュラルでオーガニックなサウンドを実現しています。

超軽量のシルクファブリックをベースとするソフトドーム・ツィーターを採用。パワーハンドリングが高く、低い周波数帯域までカバーします。

比較してみると、設計の仕様がSP-BS22-LRは映画向け、OBERON1は音楽向けとなっていて、音の質に違いがあるようです。音圧レベルやインピーダンスはほぼ同じスペックとなっています。周波数帯域はOBERON1のが若干広く作られているので、低音から高音まで広く出力することが可能になっています。

映画を重視するのであればSP-BS22-LR、音楽を重視する方にとってはOBERON1の方がおすすめと言えるでしょう。

同じPIONEERの商品ですが、2013年9月に発売したモデルになります。低域での再現性や広がりのある中高音を実現し、ダンスミュージックに適したアクティブモニタースピーカーです。バスレフダクト部に溝を設けたGroove技術により、迫力あるキック音・ベース音の再生が可能になっています。

比較してみると、許容入力がSP-BS22-LRが80Wなのに対して、S-DJ50Xは100Wなので、耐久力に関してはS-DJ50Xの方が優れているということがわかります。音質に関しては高音域は同レベル、低音域がSP-BS22-LRの方が優れています。サイズや重量がSP-BS22-LRの方がコンパクトで軽くなっています。

同じパイオニアの商品で、SP-BS22-LRはシアター向けの設計に対して、S-DJ50Xは音楽向けの設計になっていますので、音楽を大音量で聞きたい方にはS-DJ50Xをおすすめします。

ハイレゾ音源対応のスピーカーユニットを搭載しており、黒鏡面ピアノフィニッシュ仕上げを採用したブックシェルフスピーカーです。13cmのウーハー振動板には、純度99%以上の純アルミ材を使用しています。

楽器作りのノウハウを生かした、高剛性キャビネットを実現しています。この価格でこのクオリティは、さすがヤマハです。

比較してみると、許容入力がSP-BS22-LRが80Wに対してNS-BP401は60Wなので、耐久力に関してはSP-BS22-LRの方が高いという結果になっています。音に関しては、周波数帯域がNS-BP401が50Hz～40kHzと低音に関してはそれほどの差はないのですが、高音域に関してはSP-BS22-LRは20kHzと低くなっている為、高音域の音はNS-BP401の方がよく出るようです。

サイズがNS-BP401の方が大きく、重量も1.7kg重いので、スペースの問題や持ち運びの面ではSP-BS22-LRの方が有利なようです。

小型のユニットで最大限の威力を発揮するネオジウムマグネットと、レスポンスが良く、高密度の25mmマイクロファイバードームを搭載したMissionオリジナルのツィーターユニットを採用しています。またウーファーユニットは、理想的な繊維配合により、硬く、内部損失に優れたコーンと強力なフェライトマグネットを搭載しています。

比較してみると、出力の音圧レベルがLX-2の方が1.5db高くなっています。音質にはそれほどの差はないようです。許容入力は5WほどSP-BS22-LRが高いので、若干SP-BS22-LRのほうが耐久力がありそうです。

音質については、SP-BS22-LRが55Hz～20kHz、LX-2が60Hz～30kHzとなっていますので、低音域はSP-BS22-LRの方が強く、高音域についてはLX-2の方が強くなっています。どちらが良いかは好みの問題になりそうです。

SP-BS22-LRとLX-2は性能にはそれほどの差はないのですが、サイズと重量がSP-BS22-LRの方がコンパクトで軽く価格が安い分SP-BS22-LRのほうがコストパフォーマンスは良いと言えるのではないでしょうか。ただし、高音域にこだわる方にとってはLX-2の方をおすすめします。

Pioneer（パイオニア）SP-BS22-LR スピーカーについて、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価をまとめました。

Pioneer（パイオニア）SP-BS22-LRは米国仕様ということで、日本国内の口コミやレビューが少なく、一部英語表記になってしまい、読者の皆様には見づらい思いをさせてしまいすみませんでした

もともとSP-BS22-LRはONKYOがPIONEERブランドで出した商品です。米国向けに作っており、AndrewJones氏のチームが設計しました。スピーカーコーンのエンボス加工や高品質のクロスオーバー、独特のラウンドキャビネットなどAndrewJones氏のこだわりが見えるスピーカーとなっています。

SP-BS22-LRはハリウッド的シアター向けに設計されています。音楽を楽しみたいのであれば高音域が20kHzまでしか出ないので、SP-BS22-LRは国内の同価格帯のモデルには及ばない結果になりました。ですから音楽を重視するのであれば、違うスピーカーを検討するべきでしょう。しかし、映画鑑賞の為であれば、この価格帯でこのクオリティーは最強クラスではないでしょうか。

SP-BS22-LRは単体でも使用できますが、ホームシアターとして設計しているので、臨場感・迫力のある音をお求めの方は、ぜひセットで用意されることをおすすめいたします。