油長酒造 日本酒 風の森

油長酒造ではモロミをしぼった後、フィルターやメッシュなどを通した濾過処理を一切行っておりません。さらに火入れ殺菌や加水処理もおこなわないので正真正銘の「無濾過」の生原酒です。

どぶろく状のモロミを絞る作業の際、最後に流出する「責め」と呼ばれる部分をカットして、一番華やかな風味を楽しめる部分のみを採取しています。風の森は「良いとこ取り」したお酒なのです。

風の森は超低温の環境下で長時間発酵させることによって、お米のもつ個性を最大限に引き出しています。しぼりたてそのままのボリューム感あふれた味わいを楽しむことができます。

後味に厳しいに苦みが広がるという意見がありました。甘みと苦みが同時に押し寄せるので口の中がうるさく混乱してしまうようです。まるで甘すぎる缶コーヒーのように感じてしまうようです。

風の森は超硬水を使用しているため、飲み込んだ時にのどに引っかかるような感覚があるようです。好みにもよりますが、引っかかりが気になる方もいるようです。

風の森は口当たりが軽く、すっきりしていて飲みやすいこともあり、少しの苦みや雑味でも目立つので気になってしまうようです。

日本酒が苦手な方から、日本酒が好きという方まで幅広く好まれるスッキリとした味わいになっています。誰でもおいしいと思えるお酒なので、「日本酒好きへの第一歩」という立ち位置のお酒です。

超低温下で長時間発酵しているので米をダイレクトに感じることができます。「米を飲んでいる」という実感が持てるほど米の個性を引き出しているので、お酒にも個性を感じることができるようです。

お酒を開封してから1日目、2日目と日が経つにつれて酸味や甘みをさらに感じるようになり、飲むたびに味が変わっていくので飽きが来ず、日に日に深みを増し美味しくなるお酒を楽しめるようです。

風の森 秋津穂 純米しぼり華は秋津穂の精米歩合65パーセント、風の森 秋津穂 純米大吟醸しぼり華の秋津穂精米歩合は50パーセントです。

アルコール度数はともに17パーセント、酵母はK-7系です。

秋津穂純米しぼり華は風の森のスタンダードな日本酒になります。しぼりたてそのままのボリューム感あふれる味わいを楽しむことができます。

秋津穂純米大吟醸秋津穂は地元の契約栽培米である秋津穂を全量使用している日本酒です。口に含むと洋梨のようなフルーティーでさわやかな香りが広がります。ふくらみのある味わいとキレの良さをバランスよく味わうことができるのです。

価格はスタンダードな秋津穂純米しぼり華に比べて秋津穂純米大吟醸秋津穂の方が約1,000円ほど高く販売されています。それぞれ違った味わいを楽しめるので、是非飲み比べてご自身のお気に入りを見つけてみてください。

ALPHA 風の森 TYPE1はの使用米は秋津穂で、精米歩合は65パーセントです。ALPHA 風の森 TYPE1の最大の特徴はアルコール度数が14パーセントという点です。日本酒にしては少し低めになっています。

油長酒造の社長がアルコールに強くないということから、飲み疲れのない日本酒を造りたいと思い企画された日本酒のようです。

実際に口に含むと、想像よりも旨みをしっかりと感じることができ、キレもあります。風の森らしさであるさわやかなシュワシュワ感が口の中を広がります。

価格はスタンダードな風の森 秋津穂 純米しぼり華よりも約600円ほど高く販売されています。アルコールに強くはないけれども、風の森のしっかりとした旨みとキレの良さを味わいたいという方におすすめの日本酒です。

ALPHA 風の森 TYPE2 純米大吟醸は仕入米も秋津穂です。精米歩合はなんと22パーセントです。7号酵母と組み合わせて秋津穂のポテンシャルを存分に引き出しました。アルコール度数は16パーセントです。

ALPHA 風の森 TYPE2 純米大吟醸はとてもシルキーな仕上がりになっています。複雑な香りをまとい、華やかさと滑らかさを併せ持つ豊かな味わいを楽しめます。

もちろん風の森の特徴であるさわやかなシュワシュワ感も味わうことができます。ALPHA 風の森 TYPE2 純米大吟醸の特徴である精米歩合22パーセントのお酒はとても珍しいので、それだけでも味わう価値があるといえます。

開栓後は徐々にガスが抜けていきますが、ガスが抜けた後はよりしっとりとしたシルキーで滑らかな口当たりになっています。開栓直後とは違った味わいを楽しめるので、一気に飲みきらず、味を比べてみてください。

価格は風の森 秋津穂シリーズの中で最も高く3,000円以上で販売されています。それくらい珍しい日本酒ですので、一度味わってみる価値は十分にあります。

油長酒造　風の森 秋津穂 純米しぼり華　日本酒について、商品概要、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他商品との比較、価格などをまとめ、油長酒造　風の森 秋津穂 純米しぼり華　日本酒がどんな人におすすめなのかを評価しました。

風の森 秋津穂 純米しぼり華は金剛葛城山系地下100メートルの湧水を使用して作られている日本酒です。無濾過無加水の生原酒なので必ず冷やしてから開栓する必要があります。

日本酒を作成する際に「責め」と呼ばれる部分をカットし、華やかな部分のみを使用しているので「しぼり華」と表現しているのです。

風の森の特徴はシュワシュワとした微発泡です。さわやかでフレッシュな味わいを楽しめるので、特に夏にぴったりの日本酒ではないでしょうか。

約1,000円の日本酒とは思えないほど上品な口当たりと、旨みとキレの絶妙なバランスがとれたお酒です。コストパフォーマンスが高いと評判の味を是非味わってみてください。