安くて美味しい日本酒おすすめ14選｜スーパーで買えるコスパがいい安いお酒や辛口も

居酒屋や飲食店で、日本酒を飲みながら食事を楽しんでいる光景を見かけたことはありませんか。日本酒は高価なイメージがありますが、コスパに優れたものも多く気軽に楽しめると人気です。また、辛口など飲み比べをしながら好みの味をみつけることもできます。

しかし、日本酒を選ぶ際に「安い日本酒は酒の味が強く飲みにくそう」と思いがちですよね。日本酒は低価格から高価格と幅広い種類がありますが、低価格でも良質な原料を使用し、飲みやすい商品が数多くあります。

今回は安いうえに美味しい日本酒を選ぶ際のポイントを紹介します。また、「コスパ重視・飲みやすい・コンビニやスーパーでも購入できる」とカテゴリ別に分けて安くて美味しい日本酒14選も紹介しますので、日本酒選びに迷っている方はぜひ参考にしてください。

日本酒は高いものから安いものまで価格帯がさまざまです。しかし、その中には1000円台で買えるプチプラな商品も多く存在します。安くても個性的でおいしい日本酒は多く存在するので、はじめて日本酒にチャレンジする方や、手軽に日本酒を楽しみたい方は、1000円で買えるものの中から選ぶのがおすすめです。

日本酒を製造する際は、まず原料となる米の表面から余分なものを取る「精米作業」を行います。精米作業で残った米の割合の数値を「精米歩合」と呼びますが、この数値が日本酒の種類を分ける基準です。

基本的に精米歩合の数値が小さいほど高級な日本酒として分類されるので、価格が高くなります。精米歩合50%以下の日本酒は最高級とされ、大吟醸酒・純米大吟醸酒という種類になります。

一方、精米歩合が60%程度の日本酒は、純米酒・吟醸酒という種類になるので低価格な商品が多いです。安い日本酒を選ぶ際は、精米歩合60%程度の純米酒や吟醸酒を探しましょう。また、低価格でも高級とされる大吟醸酒ランクの商品もあるので、日本酒の種類を必ず確認しましょう。

日本酒はさまざまなメーカーから販売されており種類が豊富ですが、香りの強弱や味の濃さで4タイプに分類されています。飲食店や酒販店でも活用されているので、4つの特徴を知り、日本酒を選ぶ際の参考にしましょう。ぜひ下記の表をお役立てください。

日本酒のアルコール度数は、一般的に13～15%ほどとなっています。普段アルコール度数の低いビールやカクテルといったお酒を飲んでいる方には、少し強く感じてしまうかもしれません。

しかし、日本酒の中でもアルコール度数が10%程度の商品も販売されており、アルコール独特の香りが控えめで飲みやすい商品もあります。初めて飲む方は、アルコール度数を事前に確認しましょう。

白瀧酒造は米どころの人が長けんの老舗酒造です。「上善如水（最上の生き方は水のようである）」を理念に掲げ、新潟県の良質な水を使用し美味しい日本酒を作っています。代表銘柄は「上善如水」で、すっきりとして飲みやすいので幅広い方におすすめです。

白瀧酒造の商品は1升瓶でも数千円で購入できるものもあるのもポイントです。また純米酒・純米吟醸・純米大吟醸・スパークリングなど種類も豊富なので、好みやシーンによって使い分けられます。

安くて美味しい日本酒といったら大関を思い浮かべる人も多いくらい、有名なブランドです。とくにカップ酒の「ワンカップ」を初めて販売したことでも知られています。そんな大関は日本酒だけではなく、焼酎・甘酒なども製造しています。

日本酒の種類も豊富で、味・価格などによって好みの商品を選べます。商品選びに迷った際には、公式ホームページの「あじわいマップ」を参照してみてください。自分に合った商品がきっと見つかります。日本酒初心者の方も親しみやすいので、ぜひ試してみてください。

諸橋酒造は新潟県の酒蔵です。看板商品は「景虎」は全国的にも有名で、高級なイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし実はスタンダードなものは一升瓶が2,000円台で購入可能です。辛口ですが口当たりは滑らかなので、飲みやすい日本酒に仕上がっています。

一方で20,000円以上する高級銘柄・期間限定の生酒・にごり酒なども販売しています。シーン・好みによって使い分けてみてください。

八海山は新潟県の八海醸造株式会社で作られている日本酒です。料理の味を引き立てるような淡麗な酒質を目標に作られているため、食中酒としておすすめです。また料理酒として使うと普段のメニューの味がワンランクアップします。

純米酒・大吟醸酒・純米吟醸など種類が豊富な点も魅力です。ほかにも数量限定の雪室貯蔵酒・瓶内二次発酵酒など限定品も楽しめます。代表銘柄はスーパーなどでも販売されているため、本格的な日本酒の味を手軽に楽しみたい方におすすめです。

日本酒はスーパーやコンビニでも取り扱いがあるのを見かけます。スーパーでも少量のものから大容量サイズが並んでいますが、Amazonは1本だけでなく2本セットやケースで販売しています。1本で購入するよりもセットで購入した方が1本あたりの単価が低くなるので、コスパがいいのがポイントです。

ある程度の量を購入したいと考えている方は、ぜひAmazonをチェックしてください。

冷酒は、日本酒を5〜15℃の温度に冷やして楽しむ飲み方です。冷やすとすっきりとした口当たりになり、フルーティな味になります。また、冷酒は、温度によって以下のような3段階の呼び方に分類されます。

• 雪冷え（5℃前後）
• 花冷え（10℃前後）
• 涼冷え（15℃前後）

冷酒は、純米酒と近い味わいが楽しめる本醸造酒や、雑味や苦味の少ない柔らかな口当たりの吟醸酒・大吟醸酒などで嗜むのがおすすめです。

冷やとは、20〜25℃前後の常温で日本酒を楽しむ飲み方です。暑い季節にはまろやかな口当たりになり、寒い季節には締まりのある味わいで、飲み口は冷酒とぬる燗の中間になります。冷蔵庫のない時代の人は、熱燗か常温の2択で嗜んでいたため、冷やと呼ばれています。

冷やは、熟成期間が長く丁寧に作られた日本酒や、お米の風味や香りが楽しめる純米酒を嗜むのに適した飲み方です。

日本酒は、温めて飲むとお米本来のまろやかさや優しさなどがダイレクトに感じられます。ぬる燗の温度は40℃前後のものを指し、より旨みやクリアな飲み口が楽しめるのが特徴です。そのほかにも、温度の違いによって以下のような呼び名があります。

• 日向燗（30℃前後）
• 人肌燗（35℃前後）

ぬる燗で日本酒を嗜む飲み向いているのは、やはり香り高い純米酒がベストです。

熱燗は、4つの飲み方の中で最も日本酒を温度を高くして楽しむ飲み方です。50℃前後のものを熱燗と呼び、今も昔も寒い冬の季節には好まれる嗜み方になっています。日本酒は温度を上げるとさらに香りや旨みが増し、強いコクを感じるのが特徴です。

また、熱燗より少し温度の低いものは、以下のように呼ばれる場合があります。

• 上燗（45℃前後）
• 飛び切り燗（55℃前後）

熱燗に向いている種類は、香り高い辛口の純米酒や淡麗な本醸造酒などがおすすめです。

業務スーパーで買える日本酒があるのを知っていますか。群亀（ぐんき）と呼ばれる日本酒は、業務スーパーのお酒コーナーで購入できます。

群亀は新潟県の関原酒造が製造する日本酒ですが、アルコール15度、720mlで300円台で買える激安日本酒です。淡麗辛口のオーソドックスな日本酒の味わいで、普段飲み用としてはもちろん、料理用としても使えます。

クセがなく日々飲みやすいアイテムなので、お酒を飲みたいけど予算は節約したい人におすすめの日本酒です。

プレゼント用の日本酒はどれくらいの価格帯のものを選んでいいのかわからない方も多いのでは。プレゼント用としておすすめなのは、2000円前後で買える人気銘柄の日本酒です。手頃な価格帯の日本酒でも、お酒のおいしさを楽しむことは可能です。

特に、ラベルデザインの美しい日本酒などは、女性へのプレゼントや仲間同士でのパーティの手土産にもぴったりです。プレゼント用や手土産用に日本酒を考えている方は、ぜひチェックしてください。

今回は安いうえに美味しい日本酒を選ぶ際のポイントや、おすすめの日本酒14選を紹介しました。日本酒は種類が豊富で選ぶ際はつい悩んでしまいがちですが、さまざまな味わいを楽しむことができます。日本酒の種類や味の特徴を知って、自分好みの日本酒を楽しみましょう。