【10分で選べる】ミニコンポ最強おすすめ人気ランキング｜初心者でもしっかり選べる

種類も専門用語も多すぎてわからない！

この記事にたどり着いた皆さんも、同じ悩みを抱えているのではないでしょうか？

本記事の目標はズバリ、

簡単にミニコンポ選びの失敗をなくすこと

です。

そのため、選び方の解説を非常に簡潔にわかりやすくすることで、皆さんの購入前の不安を解消できるような内容にしています。どこよりも安心してミニコンポを選んでいただけますのでぜひ最後までお付き合いください。

☆この記事を読めば10分でミニコンポ選びができます！

※この記事は一見、非常に長い記事になっていますが、ご自身に合ったミニコンポ選びに必要ない部分は読み飛ばせるような構成にしてありますのでご安心ください。

なんとなく、ミニコンポが欲しいな

そう思っている方もいるのではないでしょうか？ミニコンポをはじめとするスピーカーは、利用シーンや求めるものによって適材適所があります。

「自分にぴったりなものはミニコンポだ」と自信を持っていえない方は以下の記事の該当部分からご自身に本当にぴったりのスピーカージャンルを探してみてください！

• ミニコンポ購入時に押さえておきたい必須項目
• 人によっては使用感に関わるポイント
• 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨

ミニコンポは、初心者からしたら呪文のような専門用語がたくさん出てくる未知の分野。調べようと思ってよくわからなった経験をした方も多いでしょう。

それでも実は、初心者の方はたった3つのポイントを意識するだけでミニコンポ選びを失敗する確率がグッと下がります。そのポイントをクリアするために必要な専門知識はそれほど多くありません。

その3つのポイントとは、

①自分に合ったタイプを選ぶ
②持っている音源のメディア形式・フォーマットに合わせる
③ネットワーク対応を検討する

これだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• 簡単なのはフルセット・将来的に遊ぶならセパレート
• 音源はCD・SD・USBメモリ？フォーマットも確認を
• これからの時代はストリーミング対応だとgood !

これが失敗しないミニコンポ選びの最初のステップです。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

早速ですが、ミニコンポは以下3タイプに大きく分かれます。

• コンセントに繋げば使える『一体型』
• スピーカー＋本体構成で接続が必要な『セパレート型』
• スピーカーは別売りの『単体型』

オーディオに触れていきたいと考える初心者なら、最初はセパレート型がおすすめで、そこまでこだわりはなく部屋用のオーディオ環境を揃えたいだけなら一体型でも十分です。

アンプとプレーヤーそしてスピーカーが完全に合体しているタイプで、コンセント一つで使えます。配線が煩わしいならおすすめですが、逆にスピーカーを交換して「遊ぶ」ような楽しみはありません。

コンポの世界は安いもので5,000円以下、高級機は10万円を超えるものもあり、「一体型だから音が悪い」という考え方はしません。手軽さや設置スペースの面で一体型を選ぶ人も多いです。

この先オーディオについて追求したい人よりかは、1台省スペースで簡単にいい音が欲しい人に向いています。

これからオーディオの世界に触れたい初心者さんには、このセパレート型のコンポをおすすめします。

一体型と違いスピーカーが本体と別れているため、「スピーカーだけ購入して交換する」といった遊びができます。

ちなみに価格は音質に反映されるため、2万円以下程度なら一体型でもセパレート型でも音質はそこまで変わりません。

しかし、セパレートならスピーカー交換でぐっと音質が向上する場合も、少なくありません。最初の1台目の入門機としては、拡張性もありつつ価格も安く、とてもおすすめです。

機種の中には、スピーカーの接続端子が専用形状をしており、スピーカー交換できないタイプもあります。

たとえば、「差し込むだけで接続が簡単」のようにスピーカー接続の手軽さをアピールしている機種は注意が必要です。

単体型は中級者以上におすすめです。いわゆる「オーディオにハマっている人」向けで、マニアックな世界の入り口です。初心者向けの本記事では省略するため、概要のみここで触れます。

そもそも単体コンポというものは、音源を再生する本体を便宜上包括的に呼んでいるだけで、種類は細かく分かれます。

• アンプ単体
  音の増幅機単体で、CDプレーヤーなどの大元の再生機が必要
• レシーバーアンプ＝アンプ＋CDプレーヤーやラジオ
  アンプ＋再生機が組み合わさったものでスピーカーがあれば音が出る
• ネットワークレシーバー＝アンプ＋CDプレーヤーやラジオ＋ネットワーク対応
  上記にネットワーク機能がついたもの

このように、スピーカーの中央に置く再生機に何を据えるか？どのスピーカーと組み合わせるか？というところから考慮するのが、単体型の醍醐味です。

DAC(デジタル電源をアナログのスピーカーに出力するために変換する装置)性能や、アンプ・スピーカーとの相性など、追求し出すととにかくキリがないため、覚悟のある中級者以上におすすめします。

ミニコンポ選びは、再生するメディア・フォーマットをチェックするのが基本です。これが対応していないと、今所有している音源が再生できない…となる可能性もあり、本末転倒です。

対応メディアは、CDやSDカード・USBメモリなどの物理的なタイプのことです。ミニコンポにどんな記録媒体を挿入できるかを必ずチェックし、ご自分の手持ちのメディアと一致させてください。

ダウンロードした音楽をミニコンポで再生するには、そのミニコンポで再生できる音楽フォーマットのファイルを選ばなければなりません。

難しい話は省略しますが、このフォーマットは、音楽のダウンロードサービスによって決まっており、すべてのフォーマットから自由に選べるわけではありません。そのため、対応の確認が必要です。

• よくある音楽フォーマット
  
  ハイレゾ音源
  FLAC・WAV・DSD・ALAC・MQA
  
  通常のダウンロード音源
  WMA・MP3・AIFF・AAC・MP4

わかりやすい例としては、iPhoneにハイレゾ音源であるFLACファイルを取り込んでも、iPhoneはFLACファイルに非対応のため、再生は不可です。同じことがミニコンポにも起こり得ます。

ちなみに、劣化の大きな圧縮フォーマットであるWMA・MP3は、お手頃なミニコンポでも多くが対応しています。

商品スペックに記載される場合が多い、「DSDネイティブ再生対応」。しかし、オーディオ用語を知らないと「一体何のこと？」と思いますよね。

これは、ハイレゾのDSD方式を、自動的に一般的に勝手にPCM方式に変換しない、という意味です。

PCM方式よりもDSD方式の方がロスレスで減損が無いため、高音質なDSDネイティブのままで再生できる、という意味合いで表示されています。

Bluetoothも音楽ファイルのフォーマットと同じように、通信する時の形式である「コーデック」という概念があります。

このコーデックは種類があるものの、詳細は未記載のミニコンポも多いです。

ミニコンポのBluetoothのよくあるコーデック

このような傾向があります。特に音源再生がiPhoneやiPadの場合は、AAC対応を探すと少し音質が向上しますよ。

アップルのアプリである「Apple Music」からハイレゾ音源を再生したい場合は、有線接続かAirPlay接続が必須です。

アップルは2021年以降、「ALAC（Apple Lossless Audio Codec）」という減損なしのロスレスフォーマットに対応しており、ハイレゾ音源自体は簡単に手に入ります。

しかし、Appleが採用するBluetoothコーデックであるAACではデータが減損し、ハイレゾにならなくなってしまいます。そのため、有線接続あるいはAirPlayでの接続が必要です。

Wi-Fi接続は、Bluetoothよりも使い勝手が良くおすすめです。筆者がミニコンポを購入するならまず確認する機能です。

• Bluetoothよりも通信速度が速くハイレゾ音源でも十分に再生可能
• パソコンや家庭内ファイルサーバー(NAS)に音源を貯めておけば、スマホをリモコンのように扱ってミニコンポから音楽再生可能
• SDやUSBメモリを増やす必要がなく音源データ管理が楽になる
• Spotifyなど音楽ストリーミングサービスへの対応があれば、音源データすら不要。

このように、メリットが大変多いです。

すでに家庭内にWi-Fi環境が構築できていれば、そこにミニコンポを追加するだけのため、設定も煩わしさがありません。これからミニコンポを購入するなら、ぜひとも欲しい機能です。

最近のミニコンポのWi-Fi対応機種は、定額の音楽聴き放題サービスに対応しており大変便利です。

この時気にしたいのが、スマホを介して定額サービスに接続するのか、スピーカー自体が直接接続するのかという点。当然後者の方がスマホの行動を制限されず、バッテリーも消費しません。

スピーカー自体が直接定額サービスに接続するのは、

• Chromecast built-in
• Spotify Connect

などの対応が必要です。最近では標準搭載のミニコンポも増えつつありますので、ぜひチェックしてください。

ここまでのおさらいをしましょう。ミニコンポ選びで失敗しないための重要3つポイントとは、

①自分に合ったタイプを選ぶ
②持っている音源のメディア形式・フォーマットに合わせる
③ネットワーク対応を検討する

の3つでした。

【結論】

• 簡単なのはフルセット・将来的に遊ぶならセパレート
• 音源はCD・SD・USBメモリ？フォーマットも確認を
• これからの時代はストリーミング対応だとgood !

これが失敗しないミニコンポ選びの最初のステップです。

ミニコンポのスピーカーは、スピーカー内部のユニット数が音質をわかりやすく見極める一つの指標になります。

スピーカーは筺体の中に音を出すためのユニットが搭載されており、その数によって、「フルレンジのスピーカー」「マルチウェイスピーカー」のように種類分けされます。

• ユニットが一つのスピーカー
  『フルレンジスピーカー』
  
  1つのユニットで全音域を担当する。全音域に合わせた調整を行うため、特にどの音域を強調するといった調整はできない。ユニットが1つのためコンパクトに収まる。

• ユニットが2つ以上のスピーカー
  『マルチウェイスピーカー』
  
  ユニット数によって2way3wayのような言い方をする。高音・中音・低音を別のユニットが担当するため、各音域が際立つ機種。筐体自体はユニットを複数搭載するため縦長になる。

サイズの問題もあるためどちらの方がいいとは一概には言えませんが、マルチウェイの方が音質がいいと感じる人が多いです。

欲しいミニコンポが「フルレンジ」か「マルチウェイ」なのかを見分けるには、スピーカー正面の丸の数を見ると簡単です。

丸の数が一つならフルレンジ、縦に2つ以上並んでいるならマルチウェイですよ。

せっかくミニコンポを購入したなら、ハイレゾ音源を再生したいと思う人も多いですよね。そのために、「ハイレゾ対応ミニコンポを購入すればいい」と思うのは当然ですが、実際には「ハイレゾのまま再生させる環境・設定」が重要です。

ハイレゾ音源を再生するには、

• ハイレゾフォーマットの音源
• ハイレゾに対応したミニコンポ
• ハイレゾのデータを減損させない接続・再生方式

これらが必要です。

特に、Bluetooth接続だとコーデックLDAC・aptXHDでつながるミニコンポ以外は、ハイレゾにならない点は注意。BluetoothよりもWi-Fi接続やUSB接続が無難です。

ちなみにサブスクサービスの場合、現状はAmazon Music UltimateとApple Musicがハイレゾに対応しています。

また、パソコンやスマートフォンをプレーヤーとする場合は、機器側でハイレゾ再生の設定も必要になります。

ミニコンポ選びを「こんな人」「ニーズ」に合わせて簡単に表すと以下のようになります。

ミニコンポの音質の差は言語化しにくく、外部接続の端子は細かくスペック確認が必要なため、初心者さんはまずざっくりどちらのタイプにするかを決めるところからスタートしましょう。