扇風機の異音の原因は？首振り時にキュルキュル・カタカタ音がする【ダイソン扇風機も】

夏の暑い時期はエアコンが欠かせませんが、併用できる扇風機はとても重宝する家電です。しかし、キュルキュル・キーキーと変な音がするときがあり、扇風機からの異音に悩まされている方も多いですよね。扇風機は長時間使用する家電なので、わずかでも音がするとストレスを感じます。

サーキュレーターの異音やきしみには、ゴミやホコリが付着して起こる場合などさまざま原因があります。定期的にメンテナンスを行えば直りますが、扇風機の劣化が激しいものは厳しいです。そのため、新しく買い替える必要もあります。

今回は扇風機の「異音」についての解説・異音ごとの原因と直し方・買い替えにおすすめの扇風機10選をご紹介します。その他にも、ダイソン扇風機の異音の対処法も紹介するので必見です。本記事を読んで、扇風機の異音・故障時の参考にしてください。

キュルキュル・キーキーという異音がする場合は、軸受けのグリスが切れている可能性があります。グリスとは扇風機の摩擦の多いところに付ける粘り気のある油のことです。

グリスが十分であれば部品同士に摩擦が起こらず滑らかに動作しますが、グリスがなくなると扇風機のパーツ同士が直接こすれるためこのような高い摩擦音がします。

グリスが切れていることが原因なので、扇風機の軸受け部分にグリスを付ければ解消します。グリスは実店舗・ネット通販で簡単に購入可能です。もしグリスがなければ、潤滑剤でも代用できます。

しかし、適切にグリスを付けないと事故や発火の原因になります。自分で付ける場合は自己責任で行ってください。心配な方は業者などのプロに依頼するのが安心です。

扇風機の首振り時にカタカタ・カクカクと異音がする場合は、主に2つの原因が考えられます。1つ目は羽根を軸に固定する部品が緩んでいることです。2つ目は羽根の軸に接するパーツが破損している・緩んでいることです。

どちらも部品やパーツの緩みや故障が原因なので、安全のため早急に対処することをおすすめします。

羽根を軸に固定する部品が緩んでいる場合は、その部品を締め直すことで異音は収まります。念のため固定部品を取り外して、内部に異常がないかを確認してください。もし羽根の軸に接するパーツに問題がある場合は、接着材などで補修すると直る場合があります。

しかし、適切に補修しないと状態がさらに悪化するケースもあるので、あくまでも自己責任で行ってください。

ブーンという音は扇風機の風切り音です。羽根や安全枠に風が当たることで発生する音なので異音ではありません。

しかし、その音があまりに大きすぎる場合は、安全枠や羽根にホコリが溜まっている可能性があります。音が気になってストレスになるのであれば速やかに対処してください。

羽根や安全枠にホコリが溜まっていることが異音の原因であれば、扇風機を掃除することで軽減されます。扇風機の安全枠を取り外したうえで、濡らした雑巾や掃除機を使用して羽根周辺のホコリをしっかり取り除いてください。

たとえ、風切り音が気にならなくてもホコリに当たった風を浴び続けるのは不衛生なので、1週間に1度くらいのペースで掃除して常に清潔を保つことをおすすめします。

これまでご紹介したグリスを付ける・緩んでいるパーツを締め直す・ホコリを取り除くという対処法を試しても扇風機の異音が収まらない場合は、メンテナンス依頼や買い替えを検討してください。

あらゆる対処を行っても異音が止まない・羽根が回らないといった症状がある場合は、扇風機本体の故障が考えられます。もし、故障が原因であるなら素人には手の施しようがないので、メーカーメンテナンスに出してください。

異音を解消してくれるうえ、それ以外の不具合も同時に直してくれます。扇風機の修理に掛かる値段については以下を参考にしてください。

扇風機の寿命はおよそ8年です。購入から8年近く経過している扇風機は、修理しても寿命によってすぐに使えなくなることが考えられます。

そんなときはパーツや本体を買い替えるのがおすすめです。扇風機の修理費は1万円を超えるケースがあるので、思い切って買い替えてしまった方がお得になる可能性があります。

山善に限らずどのメーカーも使い続ければ劣化により異音が発生する可能性はあります。しかし、山善の扇風機は首振り時に異音がするとの口コミが多いです。もちろんすべての扇風機で異音が発生するわけではありませんが、できるだけ不具合が少ない扇風機を購入したいものです。

そのために、山善の扇風機を買う際は口コミを参考にして異音トラブルが少ないモデルを選んでください。万が一異音が発生したときに備えて、保証内容と保証期間を事前に確認することも大切です。

ダイソン扇風機から聞こえる異音の対処法を紹介します。

• カチッという音：本体に付いているゴミを取り除いたら直る場合があります。
• 削れるような音：ダイソンに問い合わせてください。
• 金属音や甲高い笛みたいな音：内部のゴミを取り除くなどのメンテナンスを行ってください。
• ブーンという音：正常な状態なので問題ありません。

音によって対処法は異なるため、事前に確認しましょう。

扇風機の風切り音は安全枠や羽根にホコリが溜まると大きくなります。また、ホコリが溜まると扇風機のパーツが劣化し、結果的に異音を引き起こすケースもあります。そういったトラブルを防ぐためには、扇風機を定期的にお手入れするのが重要です。

サーキュレーターとは、扇風機によく似た形の空気を循環させる機械です。基本的な構造は扇風機とほとんど同じなので、サーキュレーターの異音がする原因は、ほとんど扇風機と同じ要因と考えられます。

異音がする際は、音によって対処法を変えるのがおすすめです。たとえば、キュルキュル音がするときにはグリスを塗り、カタカタ音がするときはもう一度ファンを付け直してみるのが有効です。埃が溜まっている場合もあるので、埃が目立つ場合はお掃除もしましょう。

家電製品の異音はとても気になるものです。特に扇風機は使用時間が長かったり、静かな場所で使用したりするので、異音が続くのはとても不快です。

異音によっては扇風機が故障している可能性が考えられます。故障している状態で使い続けると発火の危険があるため、買い換えや修理といった正しい対処法を実践してください。記事内で紹介した扇風機は買い替えにおすすめです。