【安い】おすすめの血圧計10選｜どこで買える？ドンキ・Amazonも

血圧計は家庭用の製品だけでもたくさんの種類がありますよね。高性能なものも数多くありますが、それほど多くの機能が必要ない方なら価格が安い血圧計でも、十分に健康管理に役立ちます。正しく測れる上腕式の血圧計も、価格が安いものでは5,000円以下で手に入ります。

安い血圧計は、シンプルで操作が簡単なので高齢の方にも向いています。そこで、安くてもきちんと測れる血圧計が欲しい方はAmazonや楽天などのネットショップを利用するのがおすすめ。薬局や家電量販店よりも種類が豊富なので、より安くて使いやすい血圧計が見つかるはずです。

本記事では5,000円以内の予算で買えるおすすめの血圧計を紹介します。また、自分に合う血圧計選びのポイントも解説します。安くて使いやすい血圧計をお探しの方はぜひ参考にしてくださいね。

血圧計は機能の多さで価格帯が変わります。血圧値の測定のみで機能があまり多くないモデルは、安価なもので2,000円前後から手に入ります。血圧値のほか不規則な脈間隔の検知や測定値を記憶できる機能など、基本機能を備えたベーシックなモデルでは3,000～7,000円程度が目安です。

正しく測定するためのサポート機能など、機能が充実していると価格帯も10,000円以上に上がります。スマホ連携可能なタイプなら10,000～20,000円程度が相場の目安となります。

血圧計は大きく分けて手首式・カフ式・アームイン式・の3つの種類に分類されます。ここではそれぞれの計測方法とメリット・デメリットや価格帯などについて解説します。

手首式はカフと本体が一体になったコンパクトな血圧計で、手首に巻いてボタンを押すだけなので手軽に測定できるのがメリット。小型で持ち運びに便利なので、旅行先や外出時に便利です。測定値の正確性に劣るのがデメリットで、手軽さを重視しおおよその測定値が分かればいいと思う方に向いています。

価格帯は搭載している機能によってさまざまです。スマホに測定値のデータを送信できるタイプもありますが、通信機能がついたモデルは8,000円以上の価格帯のものがほとんど。通信機能がないベーシックなタイプは、5,000円以下で安く手に入るものが多いです。

上腕式の血圧計は、心臓と同じ高さで測定できるため正確性に優れているといわれています。上腕式にはカフ式とアームイン式があるのでそれぞれ解説します。

カフ式は血圧計で最も一般的に広く使われているタイプで、上腕にカフ(腕帯)を巻いて測定します。精度が高く、コンパクトなので持ち運びや収納しやすいのがメリット。またカフ式血圧計は簡単に操作できるものが多く、高齢の方にもおすすめです。

カフがずれたりゆるんでいると正確に測れないので、カフの素材や性能に注目しフィットする構造や装着しやすい硬めの素材のものを選びましょう。操作が簡単なシンプル機能のカフ式血圧計は7,000円以下でも手に入ります。

Bluetooth通信によりスマホ連携できるタイプもありますが、高性能なものは10,000円～15,000円が前後が目安です。

アームイン式血圧計はテーブルの上に置いて腕を通すだけで測れる全自動タイプ。心臓の高さで測るため手首式よりも正確性に優れ、自分でカフを巻く作業をするカフ式よりもラクに測定できます。

デメリットは本体が大きく、設置スペースをとることと価格が高いことです。ほとんどの製品が10,000円～20,000円ほどなので、価格の安さを求める方には不向きなタイプです。そのため本記事ではアームイン式のタイプは紹介しませんが、アームイン式が気になる方は以下の記事もチェックしてください。

血圧の測定方法はオシロメトリック法・コロトコフ法があります。それぞれの違いを理解したうえで選ぶことをおすすめします。

多くの血圧計で採用されているのはこのオシロメトリック法です。血圧計のカフで圧迫して動脈を閉塞し、減圧していくと「脈波」と呼ばれる振動が生じます。

それをコンピュータで解析し波形にしたとき、急激に脈派が大きくなったときの圧力が最高血圧、変化がなくなったときの圧力が最低血圧として表示します。オシロメトリック法は測定者の主観や周りの雑音が影響しないため、家庭でも使いやすいのがメリットです。

家庭ではオシロメトリック法の血圧計が主流になっている一方で、医療機関では医師や看護師が聴診器で血管の音を聴くコロトコフ法が用いられます。 コロトコフ法は圧迫したあとに発生する血管音の最大値・最小値によって最高血圧と最低血圧が判断されます。

技術的な難しさがあることから一般家庭ではあまり使われない方法ですが、聴診器の替わりに高感度マイクが内蔵したコロトコフ法の血圧計もあります。ただし、選べる種類が少なく価格帯は10,000円以上と高めです。

カフ式血圧計の場合、測定可能な上腕周囲を確認しましょう。カフの長さが合わないと、腕にフィットしにくく正確な数値が測りにくくなります。一般的には20～32cmの腕周囲に対応した製品が多いですが、体格が良くて腕の太い方は長さが足りない可能性があります。

逆に腕が細い方も製品によっては測定できないことがあるので注意してください。中には腕周囲17cmから測定可能なものや40cm以上の太さに対応しているモデルもあるので、自分の腕の太さに合うカフを選びましょう。

自身の健康状態を把握するために欠かせないのが血圧測定値の記録。毎回の測定値を手書きで記録している場合は、メモリー機能があれば書き忘れてしまってもデータが残ります。記憶できるデータ数は機種によって異なり、多いものでは90回分まで残せます。

通信機能によりスマホにデータ送信できるタイプも便利ですが、そのような血圧計は価格も高くなります。安い血圧計でもメモリー機能がついている製品はあるので、日々の測定値を記録するのに役立ちます。

血圧は毎日測定することで変化を把握しやすくなり、病気の早期発見につながります。そのため毎日の測定が欠かせませんが、操作が複雑だと毎日の測定が億劫になってしまいます。そのため、簡単に操作できることは大切です。

とくに高齢の方であれば画面が大きめで見やすく、操作がシンプルなものを選ぶのがおすすめ。もともと操作ボタンが少なければ操作に戸惑うこともありません。毎回説明書を見なくても済むように、直感的に操作できるものを選びましょう。

タニタの血圧計は、上腕式カフ型・手首式の2種類がメインです。自宅で使用するのにおすすめなのが、手首式血圧計BP-A11です。コンパクトで場所をとらず、いつでも手軽に血圧を測れます。操作が簡単なので高齢者も1人で使いこなせます。プレゼントにもよく選ばれている商品です。

オムロンは上腕式カフ型・上腕式アームイン型・手首式・ウェアラブル血圧計など商品ラインナップが豊富です。また、スマホアプリと連動できるモデルも販売されています。

そんなオムロンでおすすめなのが、上腕式血圧計HEM-7120シリーズです。使い方が簡単で、コンパクトなので持ち運びにも便利です。

テルモの血圧計はシンプルな設計で、操作が簡単なのが特徴です。上腕式カフ型・上腕式アームイン型・手首式の商品が販売されています。

とくにおすすめなのが、電子血圧計上腕式ES-W1200ZZです。業務用としてもよく選ばれていますが、家庭でも簡単に使えておすすめです。乾電池式ですが、別売りのACアダプターも使えます。

初めて血圧計を購入する方は、どこで買えるのかわからず迷ってしまいます。ここでは血圧計を買える場所を紹介するので、参考にしてください。

• 家電量販店：ヤマダ電機・ヨドバシカメラなど多くの家電量販店で販売されている
• ドン・キホーテ：店舗によっては取り扱いあり
• ドラッグストア：選択肢は少ないが、大手メーカーのものは購入可能
• ECサイト：Amazon・楽天など。選択肢が豊富なのでこだわりのある方向き

5,000円以下で買えるおすすめの血圧計を紹介しました。安い血圧計は基本的に多くの機能をつけていない分、操作がシンプルで高齢の方も使いやすくおすすめです。使いやすい血圧計を手に入れて、毎日の健康管理に役立てましょう。