耳毛カッターおすすめ6選｜抜き続けるとどうなる？ダイソー・セリアの100均商品も

身だしなみを整えるとき、鏡を見て念入りにチェックしても、正面からでは見えない部分は見落としがちです。格好よくスーツを着こなしていても、耳毛が目についてしまうと残念な印象を持たれかねません。しかし、自分では見えづらい場所なので、セルフで耳毛剃りできるのか不安ですよね。

本来、耳毛は男女問わず生えていますが、加齢により毛周期が遅くなると産毛から太く濃く長い毛になるので、女性であってもチェックが必要です。そのため、耳毛処理には耳毛カッターが便利です。しかし種類が多いとどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

この記事では、耳毛カッターの選び方と女性も使えるおすすめ商品をランキング形式で紹介します。記事の最後は、耳毛を抜き続けるとどうなる？などのQ&Aも紹介するので、ぜひ最後まで読んで役立ててください。

鼻毛カッターは耳毛カッターと形状や構造が似ており、使い方もほとんど同じです。商品によっては1台で耳毛にも鼻毛にも対応できるものがあるので、両方ケアしたいのであれば兼用タイプがおすすめです。

ただし、刃の形状・構造・アタッチメントの直径によっては不向きな場合もあるので、兼用かどうかを確認してください。なお、鼻毛カッターはドンキなどで安く販売されているのでチェックしてみてください。

耳毛カッターとして発売されているものの中には、メンズ用やレディース用との記載がありますが、機能面ではほぼ同じです。あえて違いを上げると、デザインやカラーです。デザインやカラーを気にしないのであれば、男女共用で使用できます。

耳毛カッターを選ぶ上で切れ味は重要なポイントです。切れ味がよければ、引っ掛かりや剃り残しもなくスッキリきれいに仕上がります。しかし、切れ味が悪いと毛が引っ張られますし、余計な力が入れば耳の中を傷つけかねません。

ただし、使ってみないとわからない部分でもあるのも事実です。切れ味については、レビューや口コミをチェックするのがおすすめです。商品によっては刃が交換できるものもあり、替刃があれば新品の切れ味に戻るので、替刃があるかもチェックしていきましょう。

電池式の耳毛カッターは、本体価格が安いので気軽に購入できます。とりあえずどんなものか試してみたい時にもおすすめです。電池がなくなったら交換するので電池代がかかりますが、耳毛の処理のみであれば1回あたりの使用時間は短いので意外に持ちます。

また、電池の種類によっても持ちは変わりますので、コスパ重視で選ぶか・持ちを重視するかによって電池も用途に合ったものを見極めてください。

充電式は繰り返し使用できます。本体価格はやや高めではありますが、充電で消費する電力はごくわずかなのでランニングコストを抑えたい方におすすめです。ただし、バッテリーが切れると使用できません。

バッテリーがどのくらい持つかは取扱説明書に記載があるので、目安を覚えておきましょう。アタッチメントを使い分けできるものは、耳毛以外に鼻毛や眉毛など幅広くケアしたい方にもおすすめです。

電源を必要としない手動式は、いつでもどこでも好きなときに耳毛処理ができます。コンパクトサイズなのでポケットやバッグに入れて持ち歩けるのもポイント。外出先や出張で耳毛が気になるときも、すぐに処理できます。電気を使わないので水で丸洗いできるものが多く、清潔に使いたい方にもおすすめです。

円筒タイプは刃が筒の内部に設置されていて、耳を傷つけないのがポイントです。耳穴の周りにある毛も簡単に処理できますし、ある程度感覚で使える手軽さがあります。

傷がつかないか気にして選びたい方は、円筒タイプがおすすめです。ただし、円筒のサイズによっては耳穴に入らない場合もあるので事前に確認しましょう。

剃刀タイプは、刃が縦方向に配置されています。刃は見えますがガードがあるので、ヒゲを剃るような感覚で使用できます。先端が細いので耳の奥の毛もしっかり処理できるのがポイントです。

ただし、角度を間違えると耳を傷つけてしまう可能性があるため、傷つけないような角度に調整しながら使ってください。

耳毛カッターを使用後そのままにしておくと、皮脂や毛が残ったままになり雑菌が繁殖する可能性があります。耳周辺はとてもデリケートなので、耳毛カッターは清潔を保てるよう洗えるものがおすすめです。本体ごと丸洗いできるものと刃の部分だけ外して洗える物があるので、使いやすい方を選んでください。

耳毛を処理するときは、カットした毛が周囲に散らばり、後片付けが面倒に感じる場合があります。吸引機能を搭載したモデルを選べば、剃りながら毛を吸引するので後片付けが楽です。ただし、吸引後の毛をそのままにしておくと不衛生なので、こまめにブラシで払うか、可能であればその都度水洗いしておきましょう。

耳毛カッターとして耳毛だけを処理できるものもありますが、アタッチメントを交換して鼻毛・眉毛・顔の毛・ヒゲまで幅広くケアできるものも人気があります。汎用性の高い耳毛カッターが欲しい方は、購入前にアタッチメントの種類を確認しましょう。

ただし、アタッチメントが充実しているほど価格が高くなる傾向が見られます。予算とも相談して決めましょう。

耳毛カッターをオフィスや出張先でも使用したいのであれば、持ち運びしやすいよう携帯性を考えて選ぶのがおすすめです。アタッチメントが多いものは、ケースがついているとまとめて収納できて便利です。

コンパクトサイズは持ち運びに便利ですが、小さすぎると使いにくいと感じる場合もあるので、使いやすいサイズであるかどうかも確認してください。

鼻毛カッターを選ぶのに迷ったときは、メーカーで決めるのもおすすめです。ここからは、PHILIPS(フィリップス）とPanasonic（パナソニック）が販売している耳毛カッターを紹介します。

フィリップスは耳毛・鼻毛やひげなどのシェーバー用品を展開しているオランダのメーカーです。耳毛カッターは鼻毛や眉毛、もみあげにも対応している製品もあり、1台で何役もこなせるマルチな使い勝手が支持されています。皮膚を傷つけないように保護ガード構造が施されていたり、丸洗いOKなので清潔に保てます。

パナソニックの耳毛カッターも品質の高さや優れた技術が搭載されています。肌への優しさにこだわり、耳周辺の皮膚を傷つけないようシリカコーティングを採用しています。耳毛のほか、顔のうぶ毛やえりあし、首すじのムダ毛も処理できます。

また、スタイリッシュなデザインやカラーとなっており、男女問わず使用できます。

貝印といえば、カミソリを思い浮かべられる有名メーカーです。貝印の耳毛カッターは鼻毛のケアと兼用になっており、お手入れしやすいスリムヘッドが特徴です。また、スリットの高さ調整が可能なので、奥まで差し込まなくてもカットできます。ダイヤカットのデザインがおしゃれで、持ち歩きにも最適です。

耳毛カッターは気になるけれど使いこなせるか自信がない方や、あまり費用をかけたくない方には100均の耳毛カッターもおすすめです。ダイソーでは200円（税抜）の電動鼻毛カッターがあり耳毛の処理もできます。

また、100円（税抜）の耳毛カッターは手動のカミソリタイプですが、耳毛剃り用に設計されているのでスリムで使いやすいのがポイントです。手動なので自分の思うように動かせます。刃にはガードがあり、反対側には耳かきもついています。

同じく100均のセリアにも耳毛カッターがあります。耳かきのような形をした棒で、先端の刃が付いた部分を回して耳毛をカットします。使わないときには刃の部分を覆えるカバー付きです。

耳毛カッターは以下のような場所で買えます。

• ホームセンター
• ドラッグストア
• 小売店：ドンキ・ロフト・ニトリなど
• 家電量販店

また、オンライン通販でも購入できるので、お店に行く時間がない場合はチェックしてみましょう。

耳毛は鏡を見ても正面からは見えませんよね。しかし「横を向くと今度は鏡が見えない…」となるので、お手入れしやすいよう三面鏡を用意してください。三面鏡も100均で手に入るので、費用を抑えたい方にもおすすめです。三面鏡があれば1人でも見やすく、気になったときにすぐ処理できます。

耳毛カッターを使った処理の手順は次のとおりです。

1. あらかじめ耳垢を取り除いて耳を清潔にしておく
2. 耳毛カッターの刃の付いた先端を耳の穴に入れる：傷つけないようゆっくりと
3. 耳毛カッターを動かして耳毛をカットする：剃刀型は肌に当てて剃る
4. カット後はティッシュなどで毛を取り除く

耳毛処理をする際には、以下の点に気をつけましょう。

• 刃を肌に押し付けない
• 耳毛カッターを耳の奥まで入れない
• 耳毛カッターの使用後にはお手入れする：水洗いした場合はよく乾燥させる

耳毛カッターを購入してみたものの、どうもうまくできない場合がありますよね。その場合は男性は理髪店、女性はエステサロンでプロに任せる方法もあります。床屋・理髪店・エステサロンなどは業務用機器を使用するので、自分でやるよりもきれいに仕上がります。

「毛を抜き続けると濃くなる」とよく言われますが、科学的根拠はありません。毛抜きで毛穴が活性化され、硬い毛が生えてくる場合もあるため、濃くなったと感じるだけです。

毛抜きは毛穴や毛根を傷つけ、肌に負担がかかります。出血や色素沈着など、トラブルの原因にもなるのでおすすめできません。さらに、毛嚢炎・埋没毛といった痛みを伴う異常につながる可能性もあります。

耳毛は目立たない部分ですが、自分では見えない分処理が難しく、処理中に怪我をしてしまう可能性もあります。鼻毛脱毛のワックスなど使用するのも危険なため、怪我をするのが怖い人は「脱毛」がおすすめです。耳毛にもクリニックやエステサロン、脱毛サロンがあり低価格で短時間で行える耳毛脱毛もあります。

耳毛は痛みを感じにくい部分で、全体的な脱毛のリスクも低いです。耳毛の脱毛により、自己処理の手間や怪我のリスクから解放され、耳毛がなくなればアクセサリーなども映えるのでおすすめです。

耳毛は見落としがちですが、見えないからこそしっかりとチェックして日頃からのお手入れをおすすめします。身だしなみに気を使う方でも、耳毛を見落としてしまえば残念な印象を持たれてしまうかもしれません。大人のエチケットとして耳毛カッターで常にきれいにしておきましょう。