スイッチ付き電源タップ・コンセントおすすめ3選｜延長コードタイプも！メリットは？

節電には小まめに電源を切ったり、省エネ家電を取り入れたりとさまざまな方法があります。手軽に取り入れるならスイッチ付き電源タップ（スイッチ付きコンセント）がおすすめです。電源タップは1口のコンセントを複数口に分配でき、延長コードとしても優秀です。

スイッチ付き電源タップはその名の通り、スイッチで手軽にオンオフ可能な電源タップで、節電タップとも呼ばれます。スイッチ付き電源タップ1つあるだけで延長コードを複数購入する必要がありません。あまり詳しくない初心者でも気軽に使えます。

本記事ではスイッチ付き電源タップを取り入れるメリットや、おすすめのスイッチ付き電源タップ3選をご紹介します。その他にも、ダイソー・セリアなどの100均には売っていないのかなども紹介するので参考にしてください。

スイッチ付き電源タップには、どのようなメリットがあるのでしょうか。実はスイッチ付き電源タップは節電になるだけではなく、家電の寿命を延ばす効果も期待できます。

リモコンやタイマーで起動する電化製品は、基本的にずっと待機電力を消費しています。電源を切っていたとしても、コンセントにつないでいる状態ならば電気代がかかっているのです。

スイッチ付き電源タップは、オフにするとコンセントからの通電をカットできるため、待機電力の消費を防ぐことができます。待機電力の多い電化製品を接続することで、より大きな効果が見込めます。

節電のために、コンセントからプラグを小まめに抜き差ししている人も多いのでは。しかし、頻繁に電源プラグを抜き差しししていると、内部の基盤に負担がかかって故障しやすくなる恐れがあります。

スイッチ1つでオンオフできるスイッチ付き電源タップなら、そんなプラグの摩耗を防ぐことが可能です。電化製品の寿命を延ばすことにもつながります。

直付けタイプは、コードがなく電源タップを直接コンセントにつけて使うタイプです。キッチン家電・テレビ周り・パソコンデスクなど、長いコードが邪魔になりがちな場所に適しています。

コンセントのある壁の近くで電化製品を使用したいときにも、直付けタイプがおすすめです。本体がコンパクトなので場所を取らず、部屋をスッキリ見せられます。

延長コードタイプは、コンセントから離れた場所で電化製品を使いたいときにおすすめです。コードの長さは商品によって違いがあるため、使用したい場所に合わせて適切な長さのコードを選びましょう。

コードが長すぎるものは、コードが邪魔になったり足をかけたりするおそれがあるので注意が必要です。また、束ねたまま使うと発火する危険があるので避けてください。

延長式の中でも、今とくに人気が高いのがタワー式。円柱や角柱タイプで、自立するため省スペースで使用できるのが特徴です。

テレビの裏やデスクの上など、限られたスペースで多くのコンセントが必要なときに便利なタワー式。近年はおしゃれなデザインの商品も多く登場しており、インテリア性にこだわりたい人にもおすすめです。

電源タップの差し込み口は、1～複数と商品によって大きな幅があります。接続する機器に加えて2口ほど余裕のある電源タップを選んでおくと、のちに機器を増やしたくなったときも対応しやすいのでおすすめです。

また、差し込み口の間隔も商品によって違いがあります。大きなアダプターを接続すると隣の差し込み口をふさいでしまうケースもあるため、そのようなときは間隔が広いものや可動式のタイプを選ぶといいでしょう。

USBポートがついている電源タップなら、スマホやタブレットを充電したり、USB電源の機器を使用したりすることが可能です。近年はUSB接続の扇風機や加湿器、テーブルライトなども増えているため、重宝します。

USBポートつきのタイプを選ぶときは、「Type-A」「Type-C」といった規格をしっかりチェックしましょう。規格が違うと接続できないため注意してください。

雷ガード機能は、落雷などの高い電圧から電化製品を守ってくれる機能です。パソコンやルーターなどは過電流で故障しやすいため、この機能がついた電源タップを使用するのがおすすめです。

しかし、雷ガード機能は規定回数が決まっているため、回数を越えると機能しなくなります。古くなったものは適時買い替えて、安全性を確保するようにしましょう。

コンセントにプラグを長期間差し込んだままにしていると、ホコリがたまってショートする「トラッキング火災」を引き起こす恐れがあります。これは電源をオフにしていても、コンセントに接続しているだけで起こる危険性があるので注意が必要です。

トラッキング防止機能付きの電源タップは、プラグの根元に絶縁体がついていてホコリへの通電を防いでくれます。テレビの裏など、ホコリがたまりやすい場所での使用におすすめです。

ワットメーター付きの電源タップは、使用中の電力がデジタル表示される機能を有しています。使用電力をリアルタイムで確認することができるため、節電意識が高まりますね。

日頃何気なく使っている電化製品の消費電力が可視化されるので、思わぬ無駄遣いに気づけることも。より効果的な節電に取り組みたい人におすすめです。

近年はデザイン性の高い電源タップも数多く登場しています。生活になじむデザインの電源タップを選ぶと、インテリアに統一感をだせるのでおすすめです。

シンプルでスタイリッシュな電源タップは、見せる家電としても活躍します。テレワークなど自宅で過ごす時間が増えている方は、電源タップのデザインにもこだわって探してみてはいかがでしょうか。

マグネット付きの電源タップであれば、スチール製のデスクなどマグネットがつく場所に設置することができます。デスクの脚など目立たないところでも使え、見た目もスッキリします。床に直接置きたくない人にもおすすめです。

差し込み口に個別でスイッチライトがついているタイプの電源タップは、使用中にスイッチが光るため、切り忘れを防ぎやすいというメリットがあります。

個別でスイッチがついているため、いくつかの機器を接続し、使用しないものはオフにしておくことができます。差し込み口は1～複数のものがあるので、使いたい場所に合わせて選んでください。

差し込み口に個別でスイッチがついているものの、ライトはついていないタイプの電源タップです。このタイプを選ぶメリットは、節電効果の高さです。

ライト付きの節電タップは、ライト自体が少ないながらも電力を消費しています。もともとライトなしの原電タップを選んでおけば、その分の電力もカットすることができるので、節電効果を重視する人におすすめです。

接続している家電をすべて同時にオフできる、一括スイッチつきの電源タップです。夜間や外出中など、時間帯によって電源を一気に切りたいという方に適しています。1つずつオフにする手間が省け、時短で対応できるのがメリットです。

一括スイッチだけ、または個別スイッチと一括スイッチが両方ついているタイプもあるので、ライフスタイルに合わせて選びましょう。

スイッチ付き電源タップは、多くの場合複数の電化製品を接続して使用することになります。節電効果を高めるためにも、注意しておきたいポイントをご紹介します。

スイッチ付き電源タップを使用するなら、こまめに電源をオフにすることが大切です。特にスイッチライト付きの電源タップはつないでいるだけで電力を消費しているため、必要に応じてオフにしないと余計な電力がかかってしまいます。

スイッチをオフにする手間がない、または頻繁に電源を切ることができない家電を接続しても、思うような節電効果は見込めないかもしれません。スイッチ付き電源タップは、使う場所を考えて計画的に導入しましょう。

複数の差し込み口がある電源タップは、消費電力の合計を超えないようにすることが大切です。消費電力が高すぎると、ブレーカーが落ちたり発火などの原因となったりする恐れもあります。

近年は消費電力が高いとブザーが鳴る電源タップもあるので、安全性を考慮するなら機能性の高いアイテムを選んでおくのがおすすめです。

シンプルで使いやすい電源タップを多数取り扱うエレコム。ベーシックな電源タップから、スタイリッシュなマグネット付き電源タップ・ほこりシャッター付き電源タップなど、デザイン・機能性に優れた電源タップが豊富です。

スイッチ付き電源タップも、横差しタイプ・ライトなし・TV用ほこりシャッター付きなどさまざまなタイプがあるため、まずチェックしておきたいメーカーです。

数多くの電化製品を生み出すパナソニックの電源タップ。インテリアになじむフラットな電源タップや、ライトではなく色でオンオフを見分ける省エネタップなど、機能性に優れた商品を数多く取り揃えています。

また、パナソニックの電源タップ「ザ・タップシリーズ」には補助パーツがあり、マグネットや吊り下げ式の電源タップにアレンジすることも可能です。

パソコン本体の電源に合わせて連動してオフにできるタイプや、差し込み口ごとにタイマーを設定できるタイマー付きなど、さまざまな機能を備えた電源タップを取り扱うサンワサプライ。

USBポート付き・3極タイプなど使用する電化製品に合う電源タップが見つかります。長期に渡って電気代などのコスト削減をできる製品には「ロングライフ省エネ設計」というマークがついているので分かりやすいです。

ダイソー・セリア一部の店舗ではスイッチ付き電源タップは販売されています。しかし、在庫状況や陳列などの関係から、なかなか見つけられない方が多いです。また、ダイソーの商品はコード部分がついてなく、タップ部分だけとなります。

スイッチ付き電源タップにはたくさんの種類があり、安全性や機能性はもちろんのこと、インテリアになじむおしゃれな電源タップも数多く登場しています。電化製品に合う電源タップを選び、しっかり節電につなげましょう。