マグネット付き電源タップのおすすめ9選｜マグネットの後付けは大丈夫？

デスクトップ型やノート型に限らず、パソコン周りはとにかくコンセントが多くなりがちです。インターネットに接続するルーターやモデム、印刷のためのプリンターなど多くの電子機器のコンセントを接続するのに電源タップは必需品です。コードが長いものを選べば延長コードとしても活躍します。

電源タップの中にはマグネット付きの製品が販売されています。マグネット付き電源タップはスチール製のパソコンデスクやテーブルの脚に接着できるので、配線の影響を受けることなく邪魔になりにくいのが特徴です。

家にある電源タップにマグネットが付いていなくても、マグネットを後付けする方法があるので大丈夫です。本記事では、マグネット付き電源タップの選び方やおすすめの製品、マグネットを後からつける危険性などについて解説していきます。

電源タップには直付けタイプと延長コードタイプがありますが、マグネット付き電源タップは延長コードタイプのみです。マグネット付き電源タップは以下のような人におすすめです。

• スチール製パソコンデスクを使用している人
• 冷蔵庫にも接着できるので、冷蔵庫周りのコンセントの整理をしたい人
• これから電源タップを購入しようとしている人

どんな人におすすめなのかがわかったところで、次にメリットとデメリットを解説します。

マグネット付き電源タップは、床面を使用せずにコンセントの整理ができます。パソコンデスク周りやキッチン周りなど、コードが多くある場所では重宝するでしょう。床面に物を置かずに、見た目をスッキリさせて整理整頓が可能です。

また、床面ではなく手の届く場所にマグネット付き電源タップを設置できるため、コンセントの抜き差しにかがむ必要がありません。抜き差ししやすい場所に設置しておけば、小まめに抜き差しが可能なので待機電力も省エネできます。

マグネット付き電源タップのデメリットは、スチール製の場所以外では使用できないことです。木製やステンレス製のパソコンデスクや机では、マグネットを接着できないので使うことができません。

マグネット付き電源タップを購入する前に、電源タップを接着させる場所があるか確認しましょう。また、どこに接着させるか想定して、マグネット付き電源タップのサイズもチェックしてくださいね。

マグネット付き電源タップだけに限らず、電源タップを選ぶときに最も重視したいのが差し込み口の数と間隔です。差し込み口の数は接続できるACアダプタやコンセントの数に直結します。事前にどの程度の機器をマグネット付き電源タップで利用するのか確認しましょう。

意外と忘れがちなのが差し込み口の間隔です。特にACアダプタを使用する人は、差し込み口の間隔が広めのマグネット付き電源タップがおすすめです。隣の差し込み口をACアダプタが塞いでしまわないよう気を付けてくださいね。

壁に備え付けられているコンセントから、マグネット付き電源タップを設置したい場所までの距離を購入する前に測っておきましょう。測った距離より50cmほど余裕を持った長さの製品の購入がおすすめです。

コードの長さに余裕があると、周辺機器の買い替えをしたときにも対応できます。場所をずらしたり、設置場所を変えたりするときにもコードに余裕があると臨機応変に使えるので便利ですよ。

スイッチ機能を搭載したマグネット付き電源タップもリリースされています。コンセントを抜かずに手軽にオンオフを切り替えられるので、使用しない製品を個別で選び、簡単に電源を切ることが可能です。

待機電力の省エネや節電にもなりますし、万が一の事故防止にもつながります。一括スイッチタイプの製品もありますが、個別にスイッチを切り替えできる電源タップがおすすめです。

雷が落ちると瞬間的に高い電圧がかかり、使用している機器が故障してしまうことがあります。雷が直撃しなくても影響が出たり、電線を通して雷が侵入してきたりする場合があるので注意が必要です。しかし、雷ガードがあると、そのような雷の被害から機器を保護することが可能です。

特にデータの破損や消滅が起こりうるパソコンやパソコン周辺機器に使用する電源タップに雷ガードが付いていると安心です。ただし、雷ガードは1回で使用不可になりますので、有効かどうかの判別ができるLEDランプ付きの製品がおすすめです。

トラッキングとはコンセントにたまったホコリが原因で発火する現象を指します。家具やカーテンの裏にある、普段は抜き差ししないコンセントは特にホコリがたまりやすいです。トラッキングは機器を使用しておらず、電源を切った状態でも発生することがあります。

トラッキング防止機能は、コンセントにたまったホコリが通電して発火することを防ぐ機能です。搭載されていればたまにしか掃除しない場所でも、安心してマグネット付き電源タップを使用できます。

スイングプラグとはコンセントに差し込んだまま、プラグ部分の角度を自由に変えられる機能です。下や上に向けて角度を変えて折りたためるため、プラグをコンセントに密着させられます。

コンセントから出っ張った状態では何かの拍子に引っかけたりと危険です。マグネット付き電源タップのプラグ部分がスイングプラグなら、折りたためるので引っかからず安心です。

電源タップにマグネットを後付けしても大丈夫？マグネットの磁力で、接続した機器に悪い影響は出ない？などの疑問を感じていませんか。電源タップにマグネットを後付けしても、悪影響が出る心配はないのでご安心ください。

ただし、荷重の目安を確認しておかないと重さに耐えられず落下する恐れがあるため、あらかじめ耐久力をチェックしておきましょう。

実は電源タップに装着するためのマグネットは数多くリリースされています。「タップ用マグネット」と呼ばれており、形状は丸や四角のマグネットです。片面がマグネットで片面が両面テープになっていて、既存の電源タップに接着して使用します。

100均の超強力マグネットを使用して、コストをかけずに電源タップにマグネットをつける方法もあります。超強力な両面テープで電源タップに100均の超強力マグネットをつけるだけで、自作のマグネットつき電源タップが作れます。

マグネット付き電源タップはパソコン周辺機器やパソコン、冷蔵庫周りなどの家電製品のコンセントをまとめるのにとても便利です。床面を使用せずに整理できるので見た目もスッキリします。マグネット付き電源タップを賢く活用してくださいね。