国産メーカー電源タップおすすめ12選｜安全性の高い日本製！

電化製品が増えるとすぐにコンセントが埋まりますよね。延長コードや電源タップを使えばコンセントの差し込み口の数を増やせます。しかし、「電源タップから煙が」といった話を聞いて不安に思う方も多いです。

実は、電源タップや延長コードを用いたコンセントの利用は本来想定されていません。使い方を守れば火災や故障の危険性はありませんが、安価な製品は作りが雑であり、最大容量が誤魔化されているなどと、普通に使っているつもりでも実は危険な場合があります。

安全性に関わるものはなるべく信頼性の高いものを使いたいですよね。この記事では、エレコム・elpa・ヤザワなど評判の高い国産・日本製の電源タップのおすすめ商品の比較やメーカーについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

電源タップは定格容量を超える使用などで事故に繋がったケースもあり、そのことから電気用品安全法に指定されたアイテムでもあります。これにより電源タップは販売前に第三者検査機関で検査されるようになりましたが、それでも安全とは言い切れません。

というのも、1500Wを超えるように電源タップを使用すれば、火災などの事故に繋がるからです。つまり、電源タップを使用するうえで1500Wは超えてはいけないのです。最悪命の危険にも繋がりますから、1500Wを超えないようにしましょう。

電源タップを使うことで、口部分に埃がたまるのは珍しくありません。｢電源タップは安全な商品だから｣という認識からその埃を放置している方も多いと思いますが、実際にたまった埃を放置するのは危険です。

なぜなら埃は燃えやすい汚れなので、万が一電源タップ内に侵入したら、火災や感電の原因になりうるからです。そんな事態を引き起こさないためにも、電源タップの埃は定期的に掃除しましょう。また今では埃侵入防止仕様の電源タップもあるので、そちらを利用するのも得策です。

電源タップに限らず、ほとんどの家電には寿命が存在します。寿命を迎えて使えなくなるならまだマシですが、電源タップは電気をため込むので、劣化につれてトラッキング火災などのトラブルを引き起こしやすいです。電源タップの耐用年数は短くて3年、長くて5年です。

使い始めてそれぐらいの期間が経ったら多少なりとも劣化しているので、安全のためすぐに買い換えましょう。また、1年に1回は電源タップを確認し、すぐに異常を察知するのも重要です。

エレコムは、大阪に本社を置く大手コンピューター周辺機器メーカーです。コンピューター関連以外にもさまざまな家電を販売しており、その中には電源タップも含まれます。エレコムの電源タップは比較的シンプルなデザインが多く、6個～10個と口数も十分です。

また、ほとんどの電源タップが2,500円以下で求められるのも嬉しいです。主な機能としては雷ガードが挙げられるため、万が一の落雷でも安心できます。

エレコムと同様大阪を拠点としているメーカーで、幅広い電機グッズを販売しています。国内電機業界において3位の売り上げを記録しているのもあり、国内メーカーの中でも安心できるのが魅力的です。

そんなパナソニックの電源タップは、多くても6個程度の口数となっています。その代わり1,000円以下で買える商品が多いので、安価で電源タップを手に入れたい方、間に合わせの電源タップが欲しい方におすすめです。

サンワサプライは、岡山県に拠点を置くコンピューターメーカーです。エレコムやパナソニックに比べると知名度に劣るものの、Amazonなどを利用している方なら一度は目にしたことがある方も多いのでは。

そんなサンワサプライの電源タップは、2個～12個と口数が多いので使いやすいです。その分2,000～4,000円と価格が高いですが、USBポートを設けている商品も多いことから比較的便利に扱えます。

ファーゴは、光関連の製品や電源タップの販売に重点を置いているメーカーです。｢電源タップを面白く｣というコンセプトの元該当商品を販売しており、他メーカーに比べて特徴的な電源タップが多い傾向にあります。

そんなファーゴの電源タップは3～6個と口数が控えめですが、おしゃれな木製であったり差し込み口が回転するなどの特色が強み。1,500～5,000円と価格が高めであるものの、電源タップにこだわりたい方におすすめできます。

エルパは、一般向けの小型電気製品などを取り扱う朝日電器のオリジナルブランドです。エルパは「新しいライフスタイルの提案」をコンセプトにしているため、消費者のニーズに応える独自性が高い製品づくりを目指しています。

エルパの電源タップは、とにかく種類が多いのが特徴です。通常タイプからコンパクトタイプとサイズもいろいろあります。また耐雷タイプやスイッチタイプ・スリムタイプなど機能的の種類も豊富です。

ヤザワは配線や照明のような内装系の器具を取り扱っていて、この分野では知名度の高いメーカーです。電源タップは多くの種類をそろえていて、他社ではなかなか見かけないような細かいニーズにこたえたものも製造しており、リーズナブルな値段で販売しています。

コンセントの差込口を増やすときに便利なのが、直付けタイプの電源タップです。コードがないのでスッキリできるのが特徴です。安価に購入できるので、距離を伸ばす必要がなく差込口を増やしたい場合は直付けタイプを選びましょう。

延長コードタイプは、コンセントから遠い位置で電源を使いたい場合に重宝します。短いもので0.5mくらいからあり、長いものでは3m以上の長さがあるので自分の好きな位置に電源タップを持っていきたいときに使いましょう。長さに悩んだときは、必要な長さ+0.5mくらいを目安にするといいです。

タワー型の電源タップは、筒状のものに差込口がついているタイプの製品です。縦長なので、置く場所もさほど取らないのが特徴です。横型のタイプ同様、製品によってはUSBの差込口がついてるものもあります。

デスクの上に置いても使えるため、スマホやパソコンなどの充電をデスクくらいの距離で電源を取りたい場合にもおすすめです。

電源タップを選ぶ上で、最も重要なのが差し込み口の数です。差し込み口が多いほど、複数の機器と同時接続が可能になるため、できるだけ多く接続したい場合は差し込み口が多い電源タップを選ぶのが得策です。

ただし電源タップにより容量が定められているため、事故を防ぐためにも差し込み口の数と同時に、電源タップの持つ容量も確認しましょう。値段は、差し込み口が多いほど高く、少ないほど安くなる傾向にあります。

製品により差込口の間隔も異なるので、チェックしましょう。ACアダプタなど差込口が大きいタイプの電源を使う場合、通常間隔の電源タップだと1口潰してしまうケースもありますよね。大きいものを使う場合は、間隔が開いているものや差込口が動くタイプなどを選ぶのがおすすめです。

2極のコンセントは2極の電源タップ、3極のコンセントは3極の電源タップにしか接続できません。自分使いたい機器のコンセントの極を必ず確認し、それに合った電源タップを選ぶのが重要です。

ちなみにコンセントの中には｢アース付き｣のものもありますが、通常の電源タップでは基本的に対応していません。しかし、電源タップにもアース対応の商品はあります。そちらであれば、アースを繋げるために既存のコンセントの電気工事はしなくてOK。その分出費も抑えられるのも嬉しいです。

私達の知る電気の中で、特に強いのが｢雷｣。200万から10億ボルトもの電圧を持っており、万が一電線などに落ちたら間違いなくコンセントに影響を及ぼします。これに関しては電気タップも例外では無く、過電流によりショートする場合も。

さらに必要以上の電流が侵入することで、機器が壊れてしまうリスクもあります。ですが雷ガードが付いた電気タップなら、過電流を一度だけガードし、機器を故障から保護してくれます。

パソコンやスマートフォンなど貴重な機器が壊れるリスクを減らす上では、雷ガードは非常に頼もしいのです。

絶縁性のキャップが付いたものは、トラッキング防止機能のある電気タップになります。万が一ほこりがたまっても、絶縁性のキャップが付いていることで火災や感電を防止可能。

特に高性能なものだと、トラッキングを察知して電力供給を遮断する電気タップもあります。

電源タップの中には、防水機能が備わっているものもあります。通常の電源タップは、水濡れによるショートで故障してしまい、最悪発火してしまうので危険です。キッチンや洗面所など水回りで使うことを想定している場合は、防水機能付きを選ぶのがおすすめです。

極の付いたコンセントはもちろんのこと、今では機器の進化によりUSBを必要とするものも増えてきています。極にしか対応していないコンセントでは、その手のUSBと接続するのは不可能です。

しかし、電気タップの中にはコンセントと同時にUSBも繋げられる商品も存在します。そちらなら、電気タップに直接USBを挿入してスマートフォンの充電などが可能。極用の口しか付いていない電気タップに比べ、圧倒的に便利です。

ただし電気タップに設けられているUSB口は少ない傾向にあります。物足りない場合は、USBハブを購入するのが得策です。

個別に電源を切り替えられるスイッチがついている製品を選べば、いちいち抜き差ししなくてもスイッチひとつで節電に繋がります。時々使う製品や、毎日使うけど長時間は使わない製品などに使うときに便利です。

電気タップは複数のコンセントと繋げられる反面、電気を主にしたトラブルを引き起こしやすいアイテムでもあります。延長コードタイプや直付けタイプなど、自分が使いやすい電源タップを選ぶのも大切ですが、火災や感電といったリスクを回避するためにも、電気タップは安全なものを選びましょう。