おすすめのSIMフリーモバイルルーター2選！選ぶポイントも解説

最近、自宅以外で仕事や勉強をする人が増えています。PC作業やスマホでの動画視聴にはWi-Fi環境が必要になりますよね。無料でWi-Fiを利用できるカフェもありますが、フリーWi-Fiは速度が遅いことも多く、セキュリティ面でも心配があります。

モバイルルーターを1台持っておけば、Wi-Fiが使えないところでもインターネットに接続することができます。もちろん、外だけではなく家でも利用できるので、固定回線を引きたくない人にもおすすめです。

モバイルルーターがあれば、どこでも快適にインターネットを楽しむことができます。モバイルルーターの選び方とおすすめ商品8選を紹介するので、ぜひモバイルルーターを選ぶ際の参考にしてください。

モバイルルーターがあれば、自分の好きな場所でWi-Fiを利用することができます。持ち運んでWi-Fiを利用するサービスを「ポケットWiFi」と呼ぶことがありますが、モバイルルーターとポケットWi-Fiは実は違います。ポケットWiFi（Pocket WiFi）は、ワイモバイル社（旧イーモバイル）が提供しているモバイルWi-Fiルーターのサービスです。

そのため、ワイモバイル社以外が提供するモバイルルーターは、正式にはポケットWiFiではありません。また、モバイルルーターにはキャリアが提供するモバイルルーターのほかに、各メーカーが販売するSIMフリーのモバイルルーターも含まれます。

モバイルルーターには「各キャリアが提供するもの」「ルーターメーカーが販売するSIMフリーのもの」の2種類あります。違いを解説します。

モバイルルーターの中には、各キャリアが提供するサービスがあります。例えばワイモバイルの「ポケットWiFi」やUQの「WiMAX」などです。各キャリアが提供するモバイルルーターは端末とSIMがセットで、設定不要な場合も多いです。

SIMとルーターをそれぞれ探さなくて済むので手間が省けることがメリットです。デメリットは月額費用が高いことや、最低利用期間の制約のため、速度や繋がりにくさなどの不満があっても乗り換えのハードルが高いことです。

SIMフリーのモバイルルーターは、自分でSIMを用意して、モバイルルーターにSIMを挿して利用します。最近は、モバイルルーターとSIMを別々に購入する人も増えています。メリットは格安SIMといった通信サービスを自分で選ぶことができるので、月額費用が安く済むことです。

デメリットとしては、格安SIMは速度が遅かったりデータ量の制限がキャリアに比べて厳しかったりする場合があることです。SIMフリーのモバイルルーターを使う場合は、必ずSIMがそのルーターに対応しているかを確認しましょう。

各キャリアが提供しているモバイルルーターはどうやって選べばいいのでしょう。キャリアが提供するモバイルルーターの選び方を解説します。

キャリアの提供するモバイルルーターは、どのキャリアのサービスを選ぶかが重要です。注目すべき点を解説します。

キャリアの提供するモバイルルーターを選ぶ際は、自分の利用したい地域がサービスの対応エリアかを確認しましょう。大手キャリアの提供するモバイルルーターであれば、日本国内のほぼ全域で使える場合が多いです。ただ、山間部といったエリア外の場所も存在します。提供エリアは各キャリアのホームページに掲載されているので、事前にチェックしましょう。

キャリアの提供するモバイルルーターの契約を検討する場合、いくつかのキャリアを比較すると思います。月額料金は選ぶ際に重要なポイントですが、月額料金に端末代が含まれているかを確認しましょう。

また、契約から数か月はキャンペーンで割引され、その後価格が上がる場合や、月額料金とは別に事務手数料がかかる場合もあります。料金面で後悔しないように、月額料金はしっかり確認しましょう。

インターネットを快適に使うためには通信速度も大切です。各キャリアのサービスページには、スペック上の上り最大速度と下り最大速度が記載されています。ただ、あくまで最大速度のため、通信速度が気になる場合は口コミもチェックすると安心です。利用用途にもよりますが、通信速度は下りで10Mbps程度、動画の閲覧やゲームをする場合は30Mbps程度が快適に利用できる目安です。

自分の用途に合わせて通信容量を選びましょう。固定回線の代わりに自宅でもモバイルルーターを使う場合は、無制限プランがおすすめです。ただし、無制限プランでも3日で10GB以上利用すると制限がかかることがあるので、速度制限の内容についても確認しましょう。用途と予算に合わせて、自分に合った通信量のモバイルルーターを選ぶことが大切です。

端末によって通信速度のスペックも異なります。ここでは端末を選ぶ時のポイントを解説します。

速度は端末によっても左右されます。キャリアの提供するサービスのスペック上の速度が速くても、端末によっては速度が遅い場合もあります。端末を選べる場合には、端末の最大通信速度を確認して選んでください。

自宅で家族と一緒にモバイルルーターを使ったり、複数の端末を接続したりする場合には、ルーターの同時接続可能な台数を確認しましょう。モバイルルーターの中でも、新しい端末であれば、10～16台程度の同時接続が可能です。ただし、最大同時接続可能数の上限近くまで接続すると速度が落ちる場合もあるので注意が必要です。

連続通信時間とは、実際にモバイルルーターを利用してインターネット通信ができる時間の長さのことです。快適に使うために、連続通信時間が長いモバイルルーターを選びましょう。半日程度連続通信ができるモバイルルーターであれば、安心して利用できます。

モバイルルーターは外出先で使う場合が多いです。充電式で持ち運んで使うことができるモバイルルーターはとても便利ですが、バッテリーの持ちが悪いと、途中で使えなくなる可能性もあります。バッテリー容量はどの程度必要かを確認して、用途に合ったバッテリー容量を選びましょう。

SIMフリーのモバイルルーターは、選び方を間違えると通信ができない可能性があります。失敗しないために、選び方を解説します。

SIMフリーモバイルルーターを選ぶ際は、対応しているキャリア・周波数帯を確認しましょう。対応していないモバイルルーターではインターネットに接続できなかったり、通信が安定しなかったりします。マルチキャリアに対応しているルーターであれば、キャリアを乗り換えたい時もルーターを買い直さなくて済みます。

SIMカードのサイズには、「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類があります。ルーターによって挿入できるSIMカードが異なるので、対応できるSIMのサイズを事前に確認しましょう。利用したいSIMがある場合や、今利用しているSIMを使いたい場合は、そのSIMに合ったルーターを選びましょう。

インターネットの通信速度は、ルーターのスペックによっても異なります。快適にインターネットを利用するためにルーターの最大通信速度を確認しましょう。高速データ通信を使用したい場合は、より速度が速いLTEなどの通信規格に対応したモデルがおすすめです。

モバイルルーターは持ち運びに便利です。ですが、バッテリーの持ちが悪いと外出先でインターネットが使えなくなってしまいます。出張や旅行など、長時間の利用が必要な場合は、バッテリー容量が大きいモデルを選びましょう。

SIMフリーのモバイルルーターは、大きく分けて2種類のタイプがあります。使い方に合わせて選びましょう。

USBに直接挿して利用するスティックタイプです。USBスティックタイプの大きなメリットは、パソコンから電源を共有できるので充電不要で使える点です。また、軽量かつコンパクトで持ち運びに便利です。

デメリットは、USBスロットが付いている機器でしか利用できないことや接続できる台数が1台に限られることです。中にはWi-Fi通信ができる製品もあるので、ぜひ探してみてください。

現在のSIMフリーのモバイルルーターはWi-Fi対応タイプが主流です。Wi-Fi対応タイプは複数端末の接続が可能。最近は一人暮らしで自宅に固定回線を引かない人も増えています。Wi-Fi対応タイプであれば、外出先だけでなく自宅でも複数の端末をインターネットにつなげます。接続端末が多い人や、自宅でもモバイルルーターを使ってWi-Fi接続したい人におすすめです。

SIMフリーのモバイルルーターは、モバイルルーターを買うだけ通信ができるようになるわけではありません。必ずSIMを契約する必要があるので注意が必要です。対応しているSIMの選び方が分からない人は、メーカーのサイトで動作確認ができているSIMを契約すると安心です。

モバイルルーターの解説とおすすめ商品を紹介しました。モバイルルーターがあればどこでも気軽にインターネットに接続ができます。自分に合ったモバイルルーターを選んで家でも外でも快適にインターネットを楽しみましょう。