マイクスタンドおすすめ18選｜配信向け卓上・アーム調節できるブームタイプも

自宅で過ごす「おうち時間」が増えた昨今、配信配信やリモート飲み会・リモート会議などのためにマイクを購入された方も多いですよね。また、マイクは配信・動画制作・ライブ・イベント・スピーチ・カラオケなどにも欠かせません。

マイクを快適に使うにはマイクスタンドが必須です。マイクスタンドは置くスペースに合わせて購入するべきですが、選び方はそれだけではありません。何に使うかで選ぶべきマイクスタンドが変わるため、用途に合わせて適切なマイクスタンドの種類を選びましょう。

今回は、マイクスタンドの選び方をご紹介します。まずは、マイクスタンドの特性を理解してから快適な収音環境を整えましょう。人気の卓上タイプをはじめ、あなたにピッタリのマイクスタンドを探してみましょう。

マイクは手で持っても使用できるため、なぜマイクスタンドが必要なのか、疑問を持つ方もいますよね。マイクスタンドを使うメリットは以下の通りです。

• ノイズが軽減され音質が向上する
• アクティブな動きにも干渉しない
• 一定の距離で音のバランスを保てる

特に、両手が塞がる弾き語りやゲーム配信では、ハンズフリーでマイクを使用できるためスタンドが欠かせません。また、持ち込み可能なカラオケ店に持参すれば、盛り上がるのは間違いなしです。マイクスタンドを使って音質向上を目指しましょう。

ストレートタイプのマイクスタンドは高さの調節のみ可能です。直立での使用がベーシックなスタイルです。ポールをカットして高さ調節する特殊なタイプもあるので、購入の際は注意してください。用途はさまざまですが、主にボーカル・スピーチ・朗読劇など姿勢を正して使用するときに最適です。

さらに、アームの角度の調節が可能なマイクスタンドをブームタイプといいます。アームの角度を自由に変えられるので、さまざまな立ち位置に対応できます。ギターやピアノなどの弾き語りに最適です。アームの角度を真っ直ぐにセッティングし、ストレートタイプとしても使用可能です。

音の対象を上から狙うマイクスタンドがオーバーヘッドタイプです。高さと角度の両方の調節が可能です。バンド演奏・ドラムセット・合唱・オーケストラなど空間全体の収音に最適なスタントになります。

ショートブームスタンドは、小ぶりなブームタイプのマイクスタンドです。小型なのでバスドラムやギターアンプなど低い位置の収音に最適です。また、卓上マイクスタンドとしても使用できるため、ライブ・宅録・スピーチ・弾き語り・ゲーム配信などさまざまな場面で活躍します。

卓上マイクスタンドは、種類が豊富でさまざまな場所に設置できるよう工夫されています。卓上にそのまま置ける丸型・三脚タイプ・机や棚に取り付けて固定するタイプなど、ワンルームでも部屋を圧迫せず、簡単に設置可能です。

ベーシックなストレートタイプの卓上マイクスタンドは安定性も抜群で、高さを調節する機能のみなので使い方がシンプルです。折り畳み式アームでコンパクトに収納できる卓上マイクスタンドはマイクを前後に可動でき、ナレーション・配信・弾き語りに適しています。

アームを蛇のように曲げて自由に角度を調節できるマイクスタンドが、グースネックマイクスタンドです。確実に口元を狙いやすく話している最中に調節がしやすいので、リモート飲み会・リモート会議・スピーチなどに最適です。

マイクスタンドだけでは固定できません。マイクホルダーとショックマウントを取り付けましょう。マイクホルダーは丈夫なダイナミックマイクを固定します。ショックマウントは高音質ですが振動に弱いコンデンサーマイクを固定し、振動から発生するノイズを軽減します。

一般的なマイクスタンドの先端部は、3/8インチ(3.5cm)、変換ネジで5/8インチ(4.1cm)がベーシックなサイズです。また、重量は卓上タイプで300gほどが一般的ですが、マイクとのバランスが大切です。お手持ちのマイクに合うマイクホルダーやショックマウントを選びましょう。さらに、マイクスタンドの付属品も確認してください。

マイクスタンドの価格は幅広く、数万円するものから1,000円ほどで購入できる安い製品もあります。最近は安い製品でも品質が高いものもあり、リモート会議などでたまに使う分には安いモデルでも問題ありません。

しかし、使用するマイクが重量があり、使用する頻度が高い場合はなるべく耐久性が高いものがおすすめです。マイクスタンドは、価格が高いほど高品質で耐荷重も高くなります。耐久性が高いものであれば長期間使用できるため、やや価格が高いものでも長い目で見るとコスパが高くなります。

K&M（ケーニッヒ・アンド・マイヤー）は、ドイツのメーカーです。主に譜面台・楽器用スタンド・マイクスタンドなどを取り扱っており、品質・耐久性の高さで世界的に人気があります。

マイクスタンドは、フロアスタンド・ブームタイプ・卓上スタンドなど幅広いタイプがあり、さらにタイプごとに数多くの製品を取り揃えています。豊富なラインナップから自分好みの製品を選びたい方におすすめのメーカーです。

Roycelは、主にマイクスタンドを取り扱う日本のメーカーです。マイク・マイクアームも取り扱っていますが、マイクスタンドとのセット販売のみです。

マイクスタンドは高品質で安定性も高く、人気を集めています。特に、自由自在にアームを伸縮可動できるデスクアーム型・ノイズを軽減するポップガード付属の卓上タイプは、ゲーム実況などの配信や自宅録音をする方におすすめです。

TAMAは、星野楽器株式会社が展開するドラムブランドです。ドラムキット・スティックなどさまざまなドラム用品のほかに、マイクスタンドも取り扱っています。

楽器メーカーのためボーカルや楽器演奏に適したマイクスタンドが主流ですが、卓上タイプも販売しています。おしゃれなデザインや、楽器演奏時などの使用する状況を徹底して考慮した商品作りが魅力です。

はじめからオーディオ機器を集めるとコストがかかります。なるべく予算を抑えたいときは、ご自宅にあるものでマイクスタンドを作りましょう。マイクを固定できれば、それはもうマイクスタンドです。中にはハンガーで卓上マイクスタンドを自作する方もいます。

カメラ用の三脚でも代用できそうですが、調整が難しいのであくまでも一時的な代用品として使用しましょう。逆に、マイクスタンドをカメラの三脚として代用する使い方もあります。

マイクを使用するのにマイクスタンドのほかにも、役立つマイクアクセサリがあります。ぜひこの機会にチェックしてください。オーディオ機器を揃えてハイクオリティーな音質を目指しましょう。

• マイクケーブル/マイクをスピーカー・ミキサー・アンプにつなぐ
• ポップガード/息によるノイズを軽減
• マイククリップ・ホルダー/マイクを固定
• ウインドスクリーン/マイクにつけるスポンジ状の風防キャップ
• ショックマウント/足音など振動によるノイズを軽減
• マイクプリアンプ/ボリュームを増幅させる

配信や歌ってみたを行う際に、重要になってくるのが音質です。高音質であればそれだけ、多くの人に自分の歌声の魅力を伝えられますし、ゲーム等の際は臨場感が伝わってきます。そこで、おすすめなのがオーディオインターフェイスの導入です。

オーディオインターフェイスは、マイクで声を入力する際により高音質に変換する機械です。以下の記事では、おすすめのオーディオインターフェースを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

予算に合わない場合や最適なマイクスタンドが見つからない場合は、自作や中古品で代用したり、マイクとスタンドが一体化しているスタンドマイクの購入を検討したりするのも1つの方法です。目的に合わせて高音質な収音環境を整えて、快適なおうち時間を過ごしましょう。