【2024年最新】ソロキャンプにおすすめのシングルバーナー人気ランキング10選！料理がもっと快適に

「お湯を沸かすために焚き火をするのはちょっと面倒…」と感じている方は、意外と多いです。アウトドアで簡単に火を使うならキャンプ用ガスコンロが便利ですが、できるだけ荷物を少なくしたいソロキャンプには大き過ぎますよね。

実は、一体型のシングルバーナーなら軽量かつコンパクトに持ち運べるので、荷物を増やしたくないアウトドアシーンに最適です。さらに湯沸かしだけでなく料理にも活躍するシングルバーナーは、登山やツーリングなどソロキャンプの心強い味方になります。

そこで今回は、ソロキャンプで使うシングルバーナーの選び方とおすすめ人気ランキングを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。料理に最適な高火力バーナーや、シングルバーナーを使うときの注意点も紹介します。

キャンプで焚き火を楽しむ方が増えていますが、すぐに火が欲しいシーンではバーナーがあると便利です。また、登山などのソロキャンプで1人分のお湯を沸かすためだけに火をおこすのは、やや不便だと感じる方も少なくありません。

コンパクトにまとめられて荷物を圧迫しないシングルバーナーは、ソロキャンプにぴったりのキャンプギアです。また、焚き火よりも火力が安定するので、最適な火力で料理をしたい方にも向いています。必要最低限の荷物で、手軽に安定した火力が欲しい方におすすめです。

手軽に入手できる燃料がいい方には、ガス式CB缶が向いています。ガス式CB缶とは、カセットコンロなどでも使用するカセットボンベです。スーパーやコンビニなどで販売されているガス式CB缶ならキャンプ当日の移動中でも購入できるため、準備し忘れていたときも安心です。

ガス式CB缶は、気温が10℃以下の環境下では火力が落ちてしまう場合があります。また、ガスが気化しにくく燃焼しないケースもあるため、外気温の低い冬キャンプには向いていません。冬キャンプでは、寒冷地用のプロパンガスが含まれるOD缶を選びましょう。

とにかく火力を重視したい方には、ガス式OD缶がおすすめです。ガス式OD缶とは、アウトドアで使用するために開発された燃料です。ガス式OD缶は、110g・250g・500gと用途別にサイズ展開しているため、荷物をコンパクトにしたいソロキャンプには小さいサイズを選びましょう。

また、ガス式OD缶は安定した火力を得られるため、料理にこだわる方にも向いています。冬キャンプや雪山登山で使用するなら、寒冷地用が便利です。外気温が火力に影響する心配はなく、オールシーズン使用できます。

アウトドア用燃料であるガス式OD缶は、ホームセンターやアウトドア用品専門店で入手できます。コンビニなどでは販売されていないため、事前に準備しておきましょう。

「頻繁にキャンプをするから、燃料はできるだけ低コストのものがいい」という方には、ホワイトガソリンをおすすめします。ホワイトガソリンは充填したガスを燃料とするCB缶やOD缶よりも価格が安いため、ランニングコストを抑えられます。また、低気温にも強いので、冬キャンプや雪山登山に適しているのも特徴です。

ただし、点火するのに手間がかかったり持ち運びに専用の容器が必要など、ホワイトガソリンの取り扱いには気をつけるポイントがあります。アウトドアに慣れた方向けの燃料なので、初心者の方にはCB缶やOD缶の方が扱いやすいです。

シングルバーナーは、一体型と分離型の2種類に分けられます。登山やツーリングなど荷物を少なくしたいソロキャンプに持っていくなら、一体型のシングルバーナーを選ぶのがおすすめです。

一体型のシングルバーナーは軽量なものが多く、シンプルな構造なのでコンパクトにまとめられます。ポットや鍋の中などに収納してしまえば、バックパック内でも場所もとりません。

ほとんどのシングルバーナーは、ガス缶の上に装着するタイプです。重心が高いため、平らな場所に置かないとグラついてしまい安定しません。また、ゴトクが小さめなので、大き過ぎないポットや鍋を使用しましょう。大型の鍋や本格的な料理をしたい場合は、本体を地面に置ける分離型が向いています。

快適に料理をしたいなら、発熱量が大切なポイントです。目安として、1Lの水を約5分で沸騰させられる程度の発熱量があるものを選びましょう。シングルバーナーの場合、発熱量が2,500kcal/h以上のものを選べば、ストレスなく湯沸かしや料理ができます。

燃料の開閉つまみのタイプは、金属棒のレバータイプとつまむタイプの2種類に分けられます。開閉つまみは、シングルバーナーの点火や火力調整を行うためのものなので、使いやすいと感じる方を選んでください。一般的には、指先で細かく調整できるつまむタイプの方が使いやすいと言われています。

また、つまむタイプは収納時に邪魔にならない点もおすすめポイントです。持ち手が長いレバータイプは本体から飛び出してしまうため、収納ケースやバックパックに入れにくいと感じる場合があります。

野外で使用する機会が多いシングルバーナーは、燃焼孔のタイプにもチェックしておきましょう。燃焼孔は、金属繊維をメッシュ状に取り入れたタイプと金属板にパンチ穴が開いているタイプの2種類に分けられます。金属板にパンチ穴が開いたタイプが主流ですが、おすすめは金属繊維をメッシュ状に取り入れたタイプです。

繊維間の隙間がすべて燃焼孔となる金属繊維タイプは、ガスと空気がちょうどよく混ざり合って効率よく燃焼します。火力が強い状態を保持しやすく、風にあおられにくい点がメリットです。

一方、金属板にパンチ穴が開いたタイプは、金属繊維タイプよりもリフティングが起こりやすい特徴があります。リフティングとは、風などにあおられた炎が燃焼孔から離れた上方で燃える現象です。登山などの風が強い環境で使用する機会が多い場合は、金属繊維タイプの方が向いていると言えます。

より手軽にシングルバーナーを利用したいなら、点火装置（イグナイタ）付きの商品を選んでみてください。点火装置付きのシングルバーナーなら、ライターがなくても点火できるのでとても便利です。

なお、極限まで荷物を軽くしたいと考えている場合は、点火装置とライターの重量を比較してみるのもひとつの方法です。一般的なシングルバーナーの点火装置の重量は約15gです。ライターよりもやや重いため、あえて点火装置なしを選ぶ方も少なくありません。

SOTOは、『新富士バーナー』のアウトドア火器の専門ブランドです。おしゃれで機能的なバーナーを多く販売しています。ガス式CB缶専用のレギュレーターストーブは、外気温に影響されやすいというCB缶の弱点を克服して、寒い日でも安定した火力を可能にしました。

また、ガス式OD缶専用のアミカスコンパクトストーブは、すり鉢状のヘッドにして防風性能を高めたり、4本のゴトクで安定感を増すなどの工夫がされています。高火力でデザイン性の高いシングルバーナーをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。

イワタニは、日本で初めてプロパンガスを一般販売した『岩谷産業』の火器ブランドです。カセットコンロで有名なイワタニのキャンプ用シングルバーナーは軽量ものが多いので、登山キャンプにも向いています。

イワタニのガス式CB缶専用のジュニアコンパクトバーナーは、無骨なデザインがかっこいいと人気です。本体の重量や火力もちょうどよく、アウトドアでもストレスなく使用できます。また、ガス式OD缶専用の153ウルトラバーナーは、3,600kcal/hのハイパワーに加えて高い安定感と防風性能が支持されているベストセラー商品です。

キャンプなどのアウトドアで活躍するシングルバーナーですが、使い方を間違えると重大な事故につながります。より安全に使うためにも、シングルバーナーはSOTOやイワタニなどなるべく信用できるメーカーの商品を購入することをおすすめします。

また、燃料は純正メーカーのものを使用するのもポイントです。純正メーカー以外の燃料を使用すると、ガス漏れや不完全燃焼による火災などの危険があります。

さらに、過剰な加熱によるガス缶の爆発にも注意が必要です。特にガス式CB缶をバーナーの横に装着するタイプは、フライパンや鉄板からの輻射熱により加熱されやすいです。短時間なら問題ない場合が多いですが、長時間の煮込み料理や鉄板調理の際には、必ず用途に合う遮熱板を使用しましょう。

この記事では、ソロキャンプで使うシングルバーナーの選び方とおすすめ人気ランキングを紹介しました。軽量コンパクトなシングルバーナーは、登山やツーリングなどのソロキャンプで活躍します。自分にぴったりのシングルバーナーを見つけて、ソロキャンプの料理や湯沸かしをもっと快適にしましょう。