【徹底解説】DVDレコーダーの寿命を延ばす方法！DVDプレーヤーについても【処分方法も】

ドラマやバラエティ番組をよく見る方にとって大活躍なのがDVDレコーダー。今やどこの家庭でも1台は持っているのではないでしょうか。しかし、使い続けると内臓のハードディスクなども、いつかは寿命を迎え、故障します。

ただし、使い方によっては寿命が延びて他の家庭よりも長く使えることがあります。「普段から何気なく使っているけれど、どうしたらDVDレコーダーの寿命を延ばせるのかは分からない」という方は多いと思います。

そこで、この記事ではDVDレコーダーの平均的な寿命をご紹介すると共に寿命が間近になった時に起こる症状や寿命を延ばす方法、寿命を迎えた時のDVDレコーダーの処分方法まで解説します。

そもそもDVDレコーダを長持ちさせたくても、基準となる平均寿命がわからなければ長持ちしたのかどうか判別しづらいですよね。そこで、ここではDVDレコーダーの平均的な寿命について解説します。

DVDレコーダーの寿命は製品にもよりますが5～7年と言われています。これはあくまで目安で、使用環境や使用頻度、DVDレコーダーそのものの品質によっても左右されます。必ずしも上記の寿命年数とは限らないので参考程度に捉えてください。

丁寧に使えばそれだけ寿命は延びますし、逆に劣悪な環境で使い続けていれば5年と持たずに寿命を迎えるでしょう。ちなみにメーカーの修理対応期間は製造中止から7年までの間が一般的です。

上記でDVDレコーダーの寿命は5～7年とお伝えしましたが、全体の傾向として価格が安いものは寿命も短いことが多いです。これは価格が安いDVDレコーダーは高いものと比べて品質が劣る傾向にあるからです。

したがって、購入時の価格は高く感じても実際にはコストパフォーマンスに優れていることもあります。長く使いたい方は安価なDVDレコーダーには注意して選んでください。

DVDレコーダーはPCと構造は似ていますが、圧倒的にDVDレコーダーの方が壊れやすいです。その理由として「電源オンオフの多さ」と「テレビ録画に特化している」ことが挙げられます。PCは自分が操作する時だけ電源をオンオフするのに対して、DVDレコーダーは予約録画機能があるので操作しなくても自動で電源がオンオフします。

その分機器に負担がかかるのでDVDレコーダーの方が壊れやすいです。またテレビ録画に特化し、DVDドライブの読み込みやHDDへの書き出し頻度が多いこともPCよりも壊れやすい要因の1つです。

DVDレコーダーの寿命が近づくとディスクの再生ができず、映像も音も出ないことがあります。しかし、再生も音も出ないというのは他の原因も考えられるので寿命と決めつけないようにしてください。

ディスク側の問題や配線の不具合の可能性もあるので寿命を疑う前に他の原因も探りましょう。DVDレコーダーの内部に問題がある場合は寿命と考えるのがベストです。

電源が入らなくなることもあります。電源が入らない理由もさまざまで電源ボタンや配線に不調があることが一般的です。電源が入らないとトレーの開閉も再生も録画もできないので、故障の原因によっては高額修理につながる可能性があります。一方で、簡単に直る場合もあるのでまずは電源が入らない原因を探りましょう。

トレーの開閉ができない場合は電気系統に不調がある可能性があります。配線を取り替えたり、ボタンなどのパーツを取り替えたりすれば済む問題ではなく、DVDレコーダーの内部を修理しなければならないケースが多いです。

そのため、トレー開閉ができない場合は高額修理につながりやすく、買い替えた方が安いこともあります。トレー開閉ができない場合はDVDレコーダーの寿命が近いと言えるので、買い替えも検討しましょう。

再生できないと同じく、録画できないのもDVDレコーダーの寿命が近いサインです。内部の部品が劣化して接触不良や読み込みの不具合が起きやすくなるのでこのような症状が発生します。使用による劣化なので、録画できない場合は寿命が近いと考えて間違いありません。

DVDレコーダーはメーカーによる品質の差よりも、使用環境・使用頻度といった環境面によって壊れにくさが異なります。どんなにいいメーカーのDVDレコーダーを購入しても、ホコリまみれの環境で毎日15時間使うような環境ならば5年ももたないでしょう。

そのため、壊れにくいDVDレコーダーのメーカーというのは一概に言えません。しかし、機能面ではソニーやパナソニックが人気のメーカーなので、迷ったらメーカーで選ぶのもおすすめです。

寿命を延ばす対策として最も手軽に行えるのが、ホコリやごみで汚れやすい環境にDVDレコーダーを置かないことです。ホコリやゴミがDVDレコーダーの内部に入ると熱が内部にこもり壊れやすくなります。ホコリが少ない場所に置くことで寿命を延ばせるでしょう。

ホコリやゴミが少ない場所にDVDレコーダーを置いたとしても、いずれはホコリやゴミは積もってしまいます。そこで、定期的にクリーニングすることが大切です。DVDレコーダーを置く場所はもちろん、レコーダーの内部も掃除しましょう。

また、レンタルDVDは色々な人に使われているのでDVDプレーヤーが汚れやすくなります。従って、できるだけ利用しないことが寿命を延ばすポイントです。

DVDレコーダーは精密機械のため、強い衝撃を与えると壊れてしまいます。普通に使っていれば強い衝撃を与えることはありませんが、掃除をするためにDVDレコーダーを移動させる場合はうっかりと手を滑らせて落とさないよう注意が必要です。

また、衝撃を避けるために使用中は動かさないことも重要です。その場で壊れる可能性もありますし、壊れなかったとしても寿命を縮める原因につながります。

DVDレコーダーを使わなさすぎるというのも劣化を早める原因になります。自動車をずっと動かしていないとバッテリーが上がってしまうのと同じように、機械は定期的に動かさないと劣化が進みます。毎日使う必要はありませんが、定期的に使うことで寿命を延ばしましょう。

DVDプレーヤーが壊れてしまったら修理をするか買い替えるか悩みますよね。結論から言うとケースバイケースです。故障と一口に言っても、どこがどの程度故障しているによって修理代金も変わってきます。

メーカーが修理対応してくれるのは一般的には生産終了から7年までですが、寿命を迎えるほど長期間使ったのであれば、劣化している部分も多いと考えられます。修理や部品交換にかかる費用が新しいDVDプレーヤーの価格を上回ることも多いので、買い替えるのがおすすめです。

オーソドックスな手段は粗大ごみとして回収してもらうことです。粗大ごみは各地方自治体ごとに捨て方が決められているので、事前に調べてから正しい方法で捨ててください。コンビニでも粗大ごみの処理券を購入できるので、処理券を買って捨てましょう。

不用品回収業者にDVDレコーダーを回収してもらうのも手段の1つです。DVDレコーダーを梱包して業者に発送するだけなので、手間がかからず簡単なのがメリットです。業者ごとによって細かい規約が異なるので、しっかり確認して回収してもらいましょう。

小型家電としてリサイクルする方法もあります。各地方自治体には小型家電リサイクルボックスが設置されており、ボックスに入れて処分することができます。しかし、リサイクルボックスの入り口の大きさは限られているので、DVDレコーダーが入るかどうか確認しましょう。

DVDレコーダーは精密機械なのでとてもデリケートです。平均寿命はありますが、乱暴に扱ったり汚い場所に置いたままだったりすれば寿命が縮まります。丁寧に扱ってできるだけ長く使いましょう。