耳式体温計おすすめ5選を紹介｜選び方や口コミを詳しく解説

感染症対策のため、以前に比べて体温計を使う頻度が増えた方はたくさんいるのではないでしょうか。学校や職場で日々の検温が義務付けられることも多くなりましたよね。日常的に使用する体温計はできるだけ使いやすいものを選びたいものです。

また、自分の健康管理だけでなく、赤ちゃんや介護を必要とする高齢者の方など家族みんなの体温を簡単に測定できたらいいですよね。そんな方におすすめなのが耳式体温計です。耳式体温計はほかのタイプの体温計に比べ素早く検温できるというメリットがあります。

しかし、数秒で検温完了する耳式体温計の精度はいいのか、どんな原理で測定するのか気になります。この記事では耳式体温計とはどんな商品かを解説します。また耳式体温計の選び方やおすすめの商品、気になる口コミも紹介しますので参考にしてください。

これまで学校や病院などで体温測定をする場合、脇で計測する体温計が主流だったため、耳式体温計を1度も使ったことがないという方は多いようです。耳の鼓膜に向かって計測器を入れ検温する体温計を耳式体温計といいます。

耳式体温計を使うことの最大のメリットは、時間をかけずに検温できることです。高齢者や赤ちゃんの検温に向いています。耳式体温計がほかのタイプより素早く検温できるのはなぜなのでしょうか？耳式体温計の原理と気になる精度について解説します。

耳式タイプではないほかの体温計は検温に時間がかかるのに、耳式体温計はなぜ数秒で測れるのでしょうか？耳式体温計は赤外線体温計とも呼ばれており、耳の中から放射される赤外線を検出し、体温を測る仕組みとなっています。

人間の体を含め、温度をもつ物体はその温度に対応する量の赤外線を放射しています。耳の中の赤外線量を測定することで、鼓膜付近の温度を数秒で測ることが可能です。

どのタイプの体温計を使う場合でも同じですが、高い精度で検温するためには体温計を正しく使う必要があります。耳式体温計を使う際には、耳の中をきれいな状態にして使用してください。耳垢などがある場合、正しく検温できないことがあります。

また体温は検温する体の部位によって測定値が異なります。一般的に直腸が1番高く、次に鼓膜（耳）・舌下（口の中）・脇の順で体温は低く表示されます。これまで脇タイプを使っていた方は、耳式体温計で検温すると体温が高めに表示されることを理解しておきましょう。

せっかく購入するなら快適に使える体温計を選びたいですよね。スムーズに検温するため、どんなポイントに気をつけて体温計を選べばいいのでしょうか。耳式体温計の選び方を解説します。

検温に時間をあまりかけられない赤ちゃんや高齢者の体温を測るのに便利な耳式体温計ですが、搭載されていると便利な機能がいくつかあります。どんな便利機能があるかチェックしましょう。

就寝中にサッと体温測定できると、赤ちゃんや高齢者に負担をかけることなく検温することができます。寝ている人を起こさずに体温を測りたいなら、バックライトやミュート機能が搭載された耳式体温計がおすすめです。

バックライトがついた液晶画面なら、暗い部屋でも表示された体温をすぐに確認できます。また測定完了音が耳元で鳴ると、眠りが浅い場合起こしてしまいます。ミュート機能があれば、静かに検温でき安心です。

日々の健康管理の一環として体温測定をしている方は少なくありません。そんな方におすすめなのが、メモリ機能です。うっかり記録するのを忘れても、体温計に記録が残っているので安心です。

検温前に前回の計測結果を一瞬表示するタイプのメモリ機能や、20回〜50回分のメモリ保存可能な商品などさまざまなタイプがあります。自分にとって最適なメモリ機能が搭載されているか確認しましょう。

耳の中に体温計を入れて検温するため、衛生的に使用したいものです。多くの耳式体温計は、プローブカバーを付け替えて清潔さを保てる仕様となっています。複数人で体温計を使用する場合は、それぞれにカバーを取り替えることをおすすめします。

またプローブカバーは体温計内部のセンサーを守る役割も果たしています。傷や汚れがある場合は新しいものに取り替えましょう。カバーが汚れていると正しく計測できないこともあります。

耳式体温計は数秒で結果が表示されるけど、毎回検温値が違い、正確な体温が分からない…など測定が難しいという声を聞きます。耳の中の測定する場所によって、異なる温度が表示されますので、常に一定の向き・深さで体温計を入れましょう。

正しく測定するのが難しいと感じている方におすすめなのが、耳の最高温度を自動検出するセンシング機能が搭載された商品です。鼓膜位置が分からなくても鼓膜温度を自動で検出します。ほかにも持ちやすい形状か、耳に入れやすい大きさかなど測りやすさをチェックしましょう。

実際に耳式体温計を使用している人は、どんな感想を持っているのか気になりますよね。耳式体温計が使いやすいと感じるている方のいい口コミと、使いにくいと感じている残念な口コミの両方を取り上げます。購入前の参考にしましょう。

今回は数秒で検温が完了する耳式体温計をご紹介しました。耳式はお手入れが面倒だと思う方もいるのではないでしょうか。そんな方には最近お店での入店時や病院などでよく見る、おでこで測る体温計がおすすめです。

感染症対策としても、接触せずに家族の体温が測れたら安心ですよね。おでこで測る非接触式体温計は手軽に検温できますが、外気温や日光の影響を受けやすいというデメリットもあります。それぞれの体温計のメリット・デメリットがあるため、自分に合ったものを選びましょう。

検温を素早く済ませたい方に最適な耳式体温計。体温は健康状態を知るための大切な手がかりです。特に寒い季節を健やかに乗り切るためにも、本記事を参考にして自分に合った耳式体温計を選びましょう。