パナソニックのホットカーペットを紹介｜リコール情報・洗えるタイプ・たたみ方も

寒い冬、冷え切った部屋を暖かくするには「暖房器具」が必須ですよね。中でも今回おすすめしたいのが、パナソニックの「ホットカーペット」です。ホットカーペットは「電気カーペット」とも呼ばれ、内蔵されている電線で加熱して温める暖房器具です。

ホットカーペットはお家のスペースに合わせて1畳サイズから選べて、冷える足元を優しく温めます。また、さまざまな柄やカラー展開もあるので、部屋の雰囲気に合わせて購入できる点もポイントです。

ここでは、パナソニックから出ているおすすめのホットカーペットをご紹介します。また、「ホットカーペットってどうやってしまうの？」「折りたたんでいいの？洗えるの？」などの疑問や、リコール商品の回収・交換についても解説してるので、ぜひ参考にしてください。

パナソニックのホットカーペットは、汚れても丸洗いできる特徴があります。洗濯用の中性洗剤を使用して手洗いできるのはもちろん、製品によっては全自動洗濯機で洗える場合もあるのでいつでも衛生的に使用できます。

ただし、モデルによっては丸洗いできないものもあるので気を付けましょう。丸洗いできない商品は、ホットカーペットOKなクリーニングに出すのがおすすめです。

ホットカーペットを使わない時期は、コンパクトに収納できると助かりますよね。パナソニックのホットカーペットは、縦に3折、横に4折で最大12折程度に畳めるのですっきりと収納できます。詳しい畳み方は取扱説明書に載っているので確認しましょう。

詳しいたたみ方については取扱説明書で確認してくださいと説明しましたが、ここでは、パナソニックのホットカーペット「DC-15NJ」のたたみ方を例に、基本のたたみ方をご紹介します。

• 電源コードを束ねる
• 操作部が左下に来るように置き、右側から縦に三つ折りする
• 操作部が下に来るように置き、中央に向かって上下縦方向に折りたたむ

なお、シーズンオフで収納する場合は、以下のリンクから正しい収納方法についてもチェックしてくださいね。

生活をしていると、家事や育児などに追われてホットカーペットの電源を入れたのを忘れてしまうときもあります。そのようなときにおすすめなのが、切タイマー機能です。セットしておけば2時間後や4時間後に自動で電源が切れるので、つけっぱなしになる心配もありません。

ただし、商品によって設定できる最長時間や間隔は異なります。使用シーンに合った設定ができるか購入前に確認しておくと安心です。

パナソニックのホットカーペットには、リコール製品があるのをご存知ですか？リコール製品を使い続けると事故や火災の原因にもなるため、古くから使用している方は一度確認しておくと安心です。

1つ目は、1992年から2005年までの期間に製造されたナショナル電気カーペット（ホットカーペ・ホッと畳）です。対象となる商品はこの中の一部ですので、温度コントローラーの裏側に記載されている品番を確認しましょう。対象となる製品の品番は「DR」または「EC」で始まります。

2つ目は、2002年から2008年までの期間に製造されたフローリング調電気カーペット「かんたん床暖」の一部機種です。

詳しい内容については、以下のリンクから直接確認してください。

• 温度が高い。
• 温度が上がらず、ランプは点滅していない。
• 温度が上がらず、「面積切換ランプ」が点滅している。
• 温度が上がらず、「切タイマーランプ」が点滅している。
• 温度が上がらず、「省エネランプ」が点滅している。
• 温度が上がらず、「面積切換ランプ」と「省エネランプ」が点滅している。

このうち、温度が高い場合にはダニ対策機能がONになっている可能性があります。また、温度が上がらない場合にはオートオフ機能や省エネモードが働いている可能性もあるので確認しましょう。

ホットカーペットの寿命がどのくらいなのかも、気になるところですよね。ホットカーペットの正しく使用した場合の寿命は、5～6年といわれています。人によっては6年以上使える場合もありますが、使い方があまりよくないと短くなる可能性もあります。

また、正しく使った場合でも使用頻度によって寿命は変わるため、寿命はあくまで目安と考えましょう。「スイッチを入れても温まりにくくなった」「異臭がする」といった症状が出たら、なるべく早めに修理の相談をするのがおすすめです。また、取扱説明書に点検のタイミングが記載されている場合もあるので、よく確認してください。

故障してしまったかもしれない場合は、公式サイトから修理相談をしてください。まずは、専用フォームから申し込みを行い、診断結果や見積もり金額の説明を受けます。診断や見積もりに同意する場合には、そのまま修理をお願いしましょう。電話での相談窓口も開設しているので、困ったときは活用してください。

お手入れの際は電源プラグを抜いてから行いましょう。ヒーター部分は水洗いできないので、タオルを水に浸して絞り表面を拭いていきます。裏面のホコリは掃除機で吸い取ります。このとき、台所用洗剤やアルコールは使用できません。

カバーは商品によって洗濯機で洗えるもの、手洗いなら丸洗いできるものなど、扱い方が異なるので取扱説明書を確認しながら行いましょう。

ダニ対策は毎月1回、加えてシーズンの始めと終わりに行うと効果的です。まずは、カバーの表面を内側にして折り、ヒーターで包みます。このとき、上から布団などを乗せておきましょう。電源を入れて「ダニ退治」モードに合わせ、暖房面積を全面にして通電します。

終わったら電源プラグを抜いて、ヒーターの裏面及びカバーの両面のホコリを掃除機で吸い取りましょう。

ホットカーペットは寒い時期のみ使用する製品のため、しまい方もとても大切です。まずは、しまう前にホットカーペットの状態を確認してください。ホットカーペットから粉が出てきたら劣化している可能性が高いので、買い替えも検討しましょう。また、熱線が均等に固定された位置にあるかも大切です。熱線がずれて重なっていると、その部分から火事になる恐れがあります。

次に、「ほこりを掃除機で吸う」「汚れを落とす」「陰干しをする」この3点をヒーターとカバーどちらも行ってください。以上の作業が終わったら、折りたたんで収納します。

ただし、折りたたむか巻くかなどのしまい方は、製品やメーカーによって異なる場合があります。パナソニックのホットカーペットは折りたたんで保管する製品が多いですが、収納する際は必ず取扱説明書で正しい保管方法を確認してください。

部屋を手軽に暖めるアイテムとしておすすめのホットカーペットですが、気になるのは電気代ですよね。ここでは、ホットカーペットの消費電力や省エネを意識して上手に使用するコツをご紹介します。

一般的なホットカーペットに多い消費電力は1畳が230W・2畳が480W・3畳が700Wといわれています。電気代は「消費電力÷1000×使用時間×1kWhあたりの電気料金」で算出されるので、これを基に1～3畳のホットカーペットにかかる電気代を見ていきましょう。

また、1kWhあたりの電気料金は全国家庭電気製品公正取引協議会「新電力料金目安単価」により27円として計算します。その結果、1時間使用したときにかかる電気代は1畳が約6円・2畳が約13円・3畳が約19円となりました。

このほかに、同じく冬場に活躍する暖房器具といえばこたつですよね。この方法で計算すると、こたつは1時間当たり約8円となり、2畳のホットカーペットよりは安くなります。

ホットカーペットにかかる電気代を知って「高い！」と感じた方もいますよね。しかし、賢く使えば電気代を抑えられます。たとえば、床とカーペットの間に断熱シートを敷くと、熱が逃げにくくなり消費電力が抑えられます。

また、省エネモードや切タイマーなどを活用して、必要な時間・必要な面積だけ暖めるのも効果的です。

結論からいうと、セット商品のカバーについては購入できません。パナソニックのホットカーペットは「カバー付き（セット商品）」と「カバーなし（本体のみ）」の2種類販売されています。カバーなしの場合は、別途カバーを用意しなければなりませんが、好みのカバーをかけられるといったメリットがあります。

パナソニックのホットカーペット（本体）に使えるカバーは以下のとおりです。

• パナソニックが単体で販売しているカバー
• ホットカーペット専用の市販のカバー

どちらの場合も、安全のためにホットカーペット（本体）よりも大きめのサイズを選びましょう。

取扱説明書は、パナソニックの公式サイトで確認できます。取扱説明書には使い方だけでなく、お手入れや収納の方法、使用上の注意点など使用にあたって大切な内容が記載されているので、なくした際は必ずネット上で確認してください。

また、以下のリンク先で手持ちのホットカーペットの品番を入力すれば、取扱説明書が見られます。

ホットカーペットのカタログは店舗などで手に入る場合がありますが、パナソニックの公式ホームページでホットカーペットの一覧が見られます。各シリーズごとにチェックできるため、欲しい商品が見つかりやすいです。詳しく見たい方は下記のリンクからジャンプしてください。

パナソニックのホットカーペットはサイズや色柄の種類が幅広く展開されており、自分の使用状況や好みにぴったりな1枚を見つけられます。記事の内容を参考にしながら正しくお手入れをし、これからやってくる寒い冬を少しでも快適に過ごしてくださいね。