IHクッキングヒーター2口タイプのおすすめ13選を紹介｜人気のニトリも！

電気抵抗の力でお鍋を温めるIHクッキングヒーター。オール電化を導入するご家庭が増える昨今、需要を高めている調理家電です。ガスコンロと違って火を使わないため火災のリスクが少なく、お子さんやご高齢者の方でも使いやすいのがポイント。そのうえトップが平面になっているため、汚れをサッとふき取りやすいのもメリットのひとつです。

そんなIHクッキングヒーター選びで重要なのがヒーターの数。1口～3口まで多彩なラインナップのクッキングヒーターがありますが、特に人気なのが2口です。

3口だと大型のビルドインタイプが多く取り付けが大変ですが、2口であれば据え置き型や卓上型のモデルも多く、選択肢が広がります。今回は、そんな2口のおすすめIHクッキングヒーターをご紹介します。ニトリの安いモデルもご紹介します。

ビルドイン型は、あらかじめキッチンに組み込んで設置するタイプのIHクッキングヒーターです。キッチンが一体化されるので、凹凸がなく掃除がしやすいのがポイント。設置後の見た目もいいので、スタイリッシュでオシャレになるのも魅力です。

外観の良さや人気の高さから、他のタイプよりも価格が高くなるのがデメリット。また、新たにビルトイン型を購入する際は、工事が必要になります。クッキングヒーターそのもの以外に、工事費用が発生するので、購入時は予算がオーバーしないよう注意が必要です。

据え置き型はキッチンのコンロ部分に設置して使用します。工事不要で置くだけで使用できるので、賃貸のお部屋で使用したい方におすすめです。また、ビルドイン型と比較してコンパクトサイズが多く、お手頃価格な傾向があります。

しかしビルドイン型よりは掃除しにくいのがデメリットです。キッチンの周辺に隙間ができるので、コンロ台の掃除も必要になります。200Vの商品が多いです。

卓上型のIHクッキングヒーターは、100Vのコンセントがあれば好きな場所で使用できるのでダイニングテーブルなどでも使用できます。焼肉や鍋料理など、大人数で囲いながら食事をしたい方におすすめです。またコンパクトなので一人暮らしの方にもいいでしょう。

しかし、卓上タイプのコンロは基本的に1口タイプです。大量に料理をしたい場合は少しずつ分けながら調理しなければいけません。また、同時進行で料理をしたい方には適しません。

IHクッキングヒーターを購入する前に自宅のアンペア契約を確認しておきましょう。契約しているアンペア数が小さいと、IHクッキングヒーターの使用中にブレーカーが落ちてしまう可能性があります。アンペア数は家電の消費電力（W）を電圧（V）で割って算出します。

たとえば30Aの契約をしている場合、1400Wの電子レンジと1400WのIHクッキングヒーターを100Vで使用すると合計28アンペアになります。30Aギリギリになるので、他の家電を使用しているとブレーカーが落ちてしまいます。ですので、購入前に自宅のアンペア契約を確認し、アンペア数が小さければ契約の見直しが必要になります。

IHクッキングヒーターには、通常の機能に加え調理機能が搭載されているモデルがあります。グリルとクイックラジエントヒーターは確認しておきましょう。

一般的なガスコンロには「魚焼きグリル」が搭載されています。そして、IHクッキングヒーターにも「ロースター」と呼ばれるグリル付きのモデルがあるのです。ロースターはガスコンロのグリル同様、庫内に搭載されたIHヒーターが加熱します。

また、ロースターにもタイプがあります。IHヒーターが上下の両面に設置されているタイプと片面に設置されているタイプです。両面に設置されているタイプは調理中に裏返す手間がかかりません。

クイックラジエントヒーターとは、プレート内部の渦巻き状のニクロム線を発熱させて鍋を加熱する調理器具です。火力が弱く熱効率が悪いですが、IHクッキングヒーターでは使用できないガラス鍋や土鍋、アルミ製の鍋などを使用することができます。

ただ、IHクッキングヒーターはプレート部分が熱くなる心配はありません。しかし、クイックラジエントヒーターはプレート部分が熱くなるので、火傷しないように注意が必要です。

IHクッキングヒーターの最大火力も確認しましょう。IHには、ガスコンロよりも強い火力に設定できるモデルがあります。実際に調理をするときに、強い火力が設定できるIHクッキングヒーターを選べば、効率よく料理をすることが可能です。

ちなみに、IHクッキングヒーターは電力で加熱するので「kW」で表記されます。これは消費電力が高ければ高いほど火力が強いということを意味します。設置タイプによって使用電力に差があるので、卓上型は火力が低くビルドイン型は火力が高いです。

IHクッキングヒーターの電圧の種類を確認しましょう。規定の関係で設置タイプにより電圧が定められています。ビルドイン型と据え置き型は200Vのモデルが多く、卓上型は100Vのみです。

200VのIHクッキングヒーターを選ぶ場合は、ご自宅のコンセント等の環境により設置工事が必要になる場合もあります。ビルドイン型だけではなく据え置き型でも工事が必要になることがあるので、購入時に確認しておきましょう。

火傷などの恐れが少なく、使い勝手がいいIHクッキングヒーター。今回は最も人気のある2口タイプの商品についてご紹介しました。ご紹介した内容を参考にお好みの2口IHクッキングヒーターを見つけてみてください。