バイオ式生ごみ処理機の特徴は？自作はできるの？おすすめ5選を紹介

毎日の生活の中で必ず発生する生ごみ。特に夏場は気温が高く、生ごみの匂いが気になりやすいですよね。そんな時に役立つのが生ごみ処理機です。生ごみ処理機は生ごみの量を減らしたり、生ごみのイヤな臭いを減らすことができる非常に便利なアイテムです。

中でもバイオ式の生ごみ処理機は消費電力が少なく、電気代がかかりにくいのでランニングコストを抑えたい方におすすめ。また、処理後の生ごみは有機肥料として家庭菜園や園芸に活用することができます。

そこで今回は、そんなバイオ式生ごみ処理器のおすすめ商品をご紹介していきます。また、「そもそも一人暮らしでも生ごみ処理機は必要なの？」「助成金があるって本当なの？」といった疑問についても詳しく解説していきますので、生ごみ処理機が気になっている方はぜひご覧になってみてください。

生ごみといえば、嫌な臭いやコバエやゴキブリなどの虫が発生などをさせる原因です。ですが、生ごみ処理機を使えば生ごみの量を減らしたり、肥料として生まれ変わらせることができます。いつもなら、捨ててしまう生ごみを有効活躍することが可能です。

生ごみ処理機は、大きく分けてバイオ式と乾燥式に分けられます。現在の主流は、生ごみを熱風を使って乾燥させてゴミの量を減らす乾燥式です。ですが、微生物を使って有機物を酸化分解して堆肥を作るバイオ式も根強い人気があります。また、両者の特徴を組み合わせたハイブリット式も存在します。

一人暮らしの部屋はキッチンとリビングが同スペースにあるワンルームの場合が多く、生ごみの置き場所や処理方法に困っている人も多いと思います。生ごみを放置しておくと嫌な臭いやゴキブリの恐怖も迫ってきます。

最近の生ごみ処理機はとてもコンパクトで静音式のタイプが多く、一人暮らしの狭い部屋でも十分使うことができます。また購入費用も2～3万円程度で買える安価なタイプもあるので、一人暮らしの人こそ生ごみ処理機の購入を検討しましょう。

近年ごみに関する問題は関心が高まっています。可燃ごみの過半数が生ごみといわれており、各自治体がごみの減量をどうすればいいか検討しています。その一つが、生ごみを堆肥に資源化できる生ごみ処理機の購入助成金です。

生ごみ処理機の購入助成金は多くの自治体で採用されており、購入金額の半分（上限2万円）を助成金として支給してくれるケースが多いです。この助成金を利用できれば、生ごみ処理機をお得に手に入れることができます。

生ごみ処理機の購入助成金については各自治体で上限や条件が異なります。場合によってはインターネットでの購入は認められず、自治体にあるお店で買うことが条件になっていることもありますので、注意が必要です。

実は、バイオ式の生ごみ処理機は自作することも可能です。いわゆるコンポストと呼ばれるものです。段ボールや腐らせた落ち葉や米ぬかなどの材料が必要となり、自作生ごみ処理機を置くスペースも必要となります。

生ごみ処理機を自作することは、結論からいうとおすすめできません。当然材料を集める費用もかかりますし、作り方を間違えると逆に大量の虫が発生してしまったりする可能性もあります。手間やかかる費用を考えれば、助成金が出る生ごみ処理機を購入する方がいいでしょう。

バイオ式生ごみ処理機の容量は、家族の人数・処分するごみのボリュームに合ったものがおすすめです。1人あたりの生ゴミ排出量は、1日につきおおよそ300g程度。バイオ式生ごみ処理機をファミリーで利用する場合は、家族の人数×300gで計算しましょう。

バイオ式の生ごみ処理機はバクテリアなど微生物によって生ごみを酸化分解させ、最終的に水と二酸化炭素まで分解します。乾燥式の生ごみ処理機は温風を使うため、消費電力が大きいタイプが多いです。

ですがバイオ式の生ごみ処理機は、内部をかくはんする電気しか使わないため、電気代が安いのが特徴です。中には、電気を全く使わない手動式のものもあります。

バイオ式の生ごみ処理機の最大の特徴は、生ごみを堆肥として使うことができるようになる点です。バイオ式で処理した生ごみは1次発酵が終わった堆肥となっており、1ヶ月程度で肥料として使えるようになります。家庭菜園など園芸をしている人には特におすすめです。

バイオ式の生ごみ処理機は温風を出すためのファンもなく、音が鳴るのは内部をかくはんするモーターのみです。その為、バイオ式の生ごみ処理機はとても静かなので近隣に迷惑をかけることなく、時間を気にせず夜間でも使用することができます。

バイオ式生ごみ処理機はべランドなど屋外にしか設置できないタイプのものが多く、キッチンで出たごみを捨てにいく手間がかかり、面倒に感じる人もいると思います。しかし、電気代も安く、外に置いても静音なので、堆肥が作れるメリットなどを考えると多少の不便は許容範囲といえるでしょう。

バイオ式の生ごみ処理機についておすすめ商品を確認してきました。バイオ式は生ごみを堆肥にできますが、園芸をしていない人にとっては堆肥は必要ないと思います。そんな人におすすめなのが、乾燥式の生ごみ処理機です。以下の記事もぜひ、参考にしてください。

生ごみの処理や臭いに困っている人は補助金も自治体から出る可能性が高いので、ぜひバイオ式生ごみ処理機の購入を検討してみてください。生ごみを入れるだけで、嫌な臭いや虫から解放されるのであれば高い買い物にはならないはずです。