6本ローラーのラミネーターおすすめ7選｜A3対応【アスカ・ナカバヤシなど】

お店のメニュー作りやポスター作り、カレンダーやカード作りにも活躍するラミネーター。お気に入りのポスターや写真、ブロマイドを長期保存するのにも役立ちます。そんなラミネーターを選ぶ上で重要なポイントが「ローラーの本数」です。

ラミネーターは内部のローラーが回転してフィルムを加熱・圧縮し送り出す仕組みになっており、このローラーの数が多ければ多いほど波打ちや反りが少なく、仕上がりがキレイになります。

今回紹介するのは6本ローラーのラミネータ―。2本や4本ローラーのラミネータ―よりも圧倒的にキレイに仕上がるうえ、安定して熱供給が行われるため大量のラミネート加工にもぴったりです。今回は6本ローラーの仕組みや4本との違い、おすすめラミネータ―を紹介していきます。

「ローラーの本数で仕上がりに違いが出るの？」と疑問に感じる方もいるでしょう。4本と6本の違いや仕組みを知ると、6本ローラーがきれいに仕上がる理由が分かりますよ。ここでは4本ローラーと6本ローラーの違いを解説していきます。

4本ローラーは上に2本、下に2本、計4本のローラーがフィルムを加熱、圧着してくれます。まず手前の上下2本のローラーが、加熱しながらフィルムを送り出します。そして後ろ側の上下2本のローラーが、熱を冷ましながらさらに圧着させていきます。

加熱兼圧着式の2本ローラーに比べると、4本ローラーの仕上がりは安定しているため「使用頻度はそこそこ、平均的なクオリティーで十分」という方におすすめです。価格は2本ローラーと比べると高くはなりますが、品質、コスト共にバランスの取れた商品です。　

6本ローラーのラミネーターは、上に3本、下に3本、計6本のローラーがフィルムを加熱、圧着していきます。一般的に手前の上下4本のローラーがフィルムを加熱・圧着。最後の上下2本のローラーがフィルムを冷やし、反りを防ぎながら送り出します。

6本ローラーのラミネーターは「大量のラミネート加工、仕上がり重視！」という方におすすめです。しかし4本ローラーよりも価格は高くなります。とはいえ、真ん中の加熱ローラーの前後に圧着ローラーがあるため、厚みのあるフィルムでもキレイに仕上げることができますよ！

ポスターやメニュー表など、比較的大きな用紙をラミネートしたいという方はA3対応のラミネーターを選びましょう。基本大は小を兼ねるので、A3であればA4にも対応しています。小さい用紙であれば圧着面が広がるため、反りが少なくなり、よりキレイに仕上げることが可能です。

しかしB5やハガキサイズがメインであれば、6本ローラーは高コスト。なぜならA3対応の加熱ローラーは、ローラー全体が熱くなります。しかしハガキサイズであれば、加熱面に触れる箇所はごくわずか。無駄な加熱部分が多くなります。とはいえA3対応であれば、万が一の場合も安心です。

フィルムの厚さはμ（ミクロン）で表示されています。ちなみに100ミクロンは0.1mmで一般的な厚さ。厚いフィルムになると、350ミクロンのものもありますが、専用ラミネーターが必要になります。

6本ラミネーターは基本的には、250ミクロンまでのフィルムに対応しています。しかし75ミクロンの薄いフィルムにも、問題なく対応していますのでご安心ください。

ウォームアップの時間とは、加熱ローラーが温まるまでの時間のこと。ほとんどの機種がランプの色でラミネート開始のOKサインを知らせてくれます。たとえば100ミクロンのフィルムの圧着準備ができるのに30秒、60秒などの記載がありますので確認しておきましょう。

スピードコントロール機能とは、ローラーの速さを調整できる機能のこと。ラミネート量が多い時にスピードを上げたり、フィルムと紙の圧着が弱い場合にはスピードを落とし、しっかり圧着させることができます。量や紙質で速度を変えられると、より効率的に作業できますよね。

「せっかく購入したのに仕上がりがイマイチ‥」となると、ガッカリですよね。効率や仕上がりにこだわるなら、6本ローラーのラミネーターがおすすめです。仕上がりは、売り上げにも影響する可能性があります！A3にも対応した6本ローラーで、作業の幅を広げてみるのはいかがですか？